脱着の多い作業で使うにはとても重宝します。
この「ALMIGHTY LSⅡ 22L」はメインテーマとして掲げたホールド感のさらなるUPと安心感がとても実感出来るワークシューズとしてあのスポーツシューズメーカーとしても超一流のミズノから発売されました。私自身、社内や屋外での作業が多々あり、今回は時期的にも少々微妙ではありましたが、降雪地域で試せるならと応募しましたが、残念ながら入手出来たのが少々遅く、降雪地域での作業時に試すことは叶いませんでした。
しかし、今回は都合良く高所作業がありましたので、その際に梯子を登る際に感じた事についても書かせて頂きます。
★ 以下2021/4/18追記
メーカーであるミズノの商品ページを見てみると「軽量でかつクッション性をアップしたLS初代モデルの後継品」と説明文が記載されています。
初代LSは履いたことが無いので比較のしようが無いのですが、VSと比較してもクッション性は良くなりました、かといって柔らかすぎる訳では無くそれ自体が、安心感の増加へとつながっているイメージです。
重量はと言われると履いて区別できるほどの差は実感できないと思います。
もちろん、ウォーキングシューズとひかくするとどうしてもつま先保護カップ等の安全装備がある分思いかなって感じです。
★ここまで。
まず、最初にこの「ALMIGHTY LSⅡ 22L」を手にしてその、軽さと造りの良さに改めて感動しました。流石に、普段履きのスニーカー(ウォーキング・シューズ)と比較するとその重さは重く感じますが、逆にその重さゆえの安心感が増しており、3本のマジックテープでしっかりと足をホールドする感覚がとても良い感じです。
しかも、マジックテープは状況に応じた締付を簡単に調節できるため、靴の中で足が遊んでしまい転倒・墜落と言った「ヒヤリ・ハット」も防ぐことが出来ます。
【外観】
高所作業時に安全性確保に欠かせないのは、このマジックテープによるホールド感と「ワークシューズ」としては「踏み抜き強度」として表現される靴底の丈夫さです。梯子等のステップが細い丸棒を踏む際に靴底が柔らかい場合は、疲労や"足つり"の原因になってしまうことがあります。・・・経験のある方は良く理解できる話かと思いますが。
【靴底】
この靴底の厚さ(硬さ)はとても重要な要素です。そして、滑りについては靴底のパターンが決め手の一つになります。そのパターンは言うなればタイヤのトレッドパターンの様な物です。
以前にレビューしている下記製品の靴底の形状に比較すると一目瞭然です。確かに床での滑り性も考慮されますが、このパターンは屋外作業時のコンクリートスラブ上やアスファルト上での滑り性能(摩擦力)は格段に良いと感じます。
靴底のパターン比較をした靴は「ALMIGHTY LSⅡ 22L」と4種です。
左からダンロップモータスポーツウォーキングシューズ、ALMIGHTY LSⅡ 22L、ALMIGHTY TD 11L、オールマイティVS、ALMIGHTY ES 31Lの合計5足
【靴底パターン比較①】
オールマイティVSとの靴底比較です。(左側はオールマイティVSです。)
ブロックの大きさと形状の違いがよく分かります。
オールマイティVSの横方向の溝が多く大きなブロックパターンに比べALMIGHTY LSⅡ22Lは小ブロック斜めの溝が多用されています。
【靴底パターン比較②】
左はALMIGHTY TD 11Lです。
ALMIGHTY TD 11Lは少し細く、横幅がある私の足だと少し横方向がきついです。
形的には、ALMIGHTY TD 11Lはマラソンシューズのようです。
一方、ALMIGHTY LSⅡ 22Lはワークシューズとして横幅もあるので、長時間履いても疲れないのがとても良いと感じます。
左はALMIGHTY TD 11L、細各小さなパターンが多く少々不規則な並びで、それに比べALMIGHTY LSⅡ22Lは整然としたパターンです。
TD 11Lはかかと部分が少し細く、ALMIGHTY LSⅡ22Lは広く、この幅の違いがホールド感や長時間作業時の疲労感の違いに現れるのかも知れません。
【靴底パターン比較③】
左はALMIGHTY ES31L、形状は似ていますが靴紐(ゴム式)で締付の調整には少し時間が掛かります。
また、表面が布系です。
ALMIGHTY ES 31LのパターンはオールマイティVSに近い(ほぼ同じ)パターンです。
【靴底パターン比較④】
こちらは、普段履きのウォーキングシューズです。
左はダンロップモータスポーツウォーキングシューズです。
同じサイズですが、何となく小さく見えます、そこがつま先保護機能があるワークシューズと一般靴の大きな違いでしょうか。
ダンロップモータスポーツウォーキングシューズはかなり靴底が減っています。
履き始めて未だ4ヶ月余りなのですが、靴底の強度は低いですね。
その分、ワークシューズよりは格段に軽いのですが・・・耐久性としてはワークシューズに軍配が上がります。
安心感の増加は作業性に大きく寄与します。
ホールド感による安心感の増加は作業性に大きく寄与してくれますので、現場作業の時短につながり、効率の良い仕事が出来ます。正に「ワークシューズ」としての「ALMIGHTY LSⅡ 22L」は優秀な相棒と言った感じです。
まず、ファストインプレッションで述べている靴底の秀逸性(パターンと踏み抜き強度)とホールド感が増した事による高所作業の安心感はとても素晴らしい物があります。高所作業時に発生する事故で多いのは昇降中の墜落事故が有ります、なかでもステップの踏み外しも原因の一つとして挙げられそれは、靴底の滑りが起因する踏み外しによるものもあります。当然昇降時は3点支持が鉄則ですがその3点支持の最下部が靴底になるんです。実際に、高所への昇降時では滑りも無く、だからと言って硬すぎない靴底の働きはとても良かった途感じました。・・・写真が無いのが残念です。
【硬過ぎない靴底①】
硬すぎないのでこんな姿勢でも大丈夫です。
【硬すぎない靴底②】
参考までに、脚立に上る際の足下を撮影してみました。
【脚立昇降時①】
【脚立昇降時②】
体重が掛かっている状態でも靴底の変形は少ないのが分かります。
これが、ステップの細い丸棒の梯子に登った際には足の疲れに大きく影響します。
やはりALMIGHTY LSⅡ22Lの靴底は秀逸だと思います。
作業時の「ALMIGHTY LSⅡ 22L」使用感について書いてきましたが、ワークシューズとしても優秀ですが、普段使いでもとても楽々こなしてしまいます。そこに寄与しているのは何と言っても締付を簡単に調節できるマジックテープです。
【普段使い】
この「ALMIGHTY LSⅡ 22L」はジーパンにも似合います。履き心地も良いので普段使いも全然熟してくれます。そして更に
そうですよね、車のブレーキペダル、アクセルペダルを踏む際に滑らないことは安全運転の重要な要素になります。この「ALMIGHTY LSⅡ 22L」は車の運転でさえも安心感を与えてくれます。
仕事もプライベートも無難に熟してくれる「オールマイティ LSⅡ 22L」
今回、このミズノの「ALMIGHTY LSⅡ 22L」のレビューを行い、感じた事はメーカーであるミズノ様のワークシューズが着実に進化している事、そしてそれは使用する私たち働く者の安心・安全に大きく貢献する物だった事です。
安心・安全って簡単に言ってしまうとそれまでなのですが、心理的な部分が仕事に占める割合は建設業界で働く人たちに取って非常に大きな部分であり、そこを避けていて良い仕事は出来ないと言っても過言ではありません。
近年、若者の建設業離れも言われて久しいですが、こう言った身につける物がこの業界の魅力となり、業界への若者の定着促進につながることを願わずにはいられません。
最近のミズノ様の商品開発が益々進み、ワークシューズの新たなる魅力を沢山引き出して抱けることを切に願うばかりです。
そして、願わくば仕事でもプライベートでも一つの靴でこなせるワークシューズとしてこのオールマイティシリーズが定着する事を期待します。
最後に、このALMIGHTY LSⅡ 22Lに付いていた商品タグと認定合格証明票、そして取扱説明書です。
【商品タグ】
【型式認定合格証明票 表/裏】
【取扱説明書】
最後までお読み頂きありがとうございました。m(_ _)m
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