ALMIGHTY ES31L (ブラック×ホワイト) です。
●きっかけ
この8月20日からミズノのワーキングシューズで、初のゴム紐タイプが発売されると聞いて、とても興味を持っていました。
モデル名は、ALMIGHTY ES31L。
アッパー(靴の、足の甲を覆う部分)には、人工皮革ではなくニット風メッシュを採用。
通気性が良く、靴の内部が蒸れにくいという。
また、ゴム紐タイプなので着脱し易い特長があり、靴の脱ぎ履きには出来るだけ手間を掛けたくない自分には最適なデザイン。
自分は数年前に脳出血を患った関係で右手右足の運動神経に後遺症が残っており、出来るだけ靴の着脱には手間を掛けたくないのが本音。
(紐靴は、紐が解ければ結び直す必要が…)
昔からの「革靴」で毎回紐を結ぶことなんか考えると、蹴っ飛ばしたくなります。
そんな中、偶然にもzigsowで本製品のプレミアムレビューの募集があり、応募したところ幸運にもレビュアーに選出されたと言う訳です。
本当にラッキーだった訳で、「希望のモデル」をも指定した通りだったのです!
ところで、恥ずかしいことに今まで自分は「3,000~4,000円クラス」の安価な靴しか履いた事がありません。
(日本保安用品協会の合格証明票)
思うに、こんなにメジャーなメーカーの高級品の靴は今までに履いた事はないので、否が応にも期待に胸が膨らみます。
●ファーストインプレッション
それでは、到着した商品の簡単な紹介とファーストインプレッションを書いて置きましょう。
ちなみに、自分の担当は3種類のカラーバリエーションの中の「ブラック×ホワイト」。
派手さは無い物の、落ち着いた飽きの来ないデザイン。
これなら、堂々と職場に履いて行かれます。
(もちろん、他のカラーでも職場に履いて行けない事は無い!)
想像していたよりもしっかりとした造りの靴です。
でも、「如何にも安全靴!」と言った「ゴツい感じ」ではなく、意外と「スリム」で「かっこいい形の靴」です。
重さは、メーカー発表で335g(26.0cm片方)。
自分の靴は26.5cmなので、重量に大差は無いものと思われます。
そもそも、一般的な普通のスニーカーの重さは、平均で片足350g~400g(25.0~26.0cm)と言われています。
だから、「本製品が如何に軽いか?」が想像できます。
靴底は厚過ぎず薄過ぎず、滑り止めの効果は強力。
アッパーはニット風メッシュなので軽くて通気性も良さそうです。
(スペアの黄色いゴム紐が付属)
「靴紐」は毎回履く度に結ぶのではなく、最初から工場でセットしてあります。
だから、履いたり脱いだりする度に外す必要はありません。
今までは、「靴紐」のレザーシューズを履いていました。
「靴紐」は脱ぎ履きに毎回紐を結び直す必要があり、とても手間が掛かります。
本製品の場合はとても楽で、「靴ベラ」も使わがずに人差し指一本を使って履いています。
本製品にはスペアゴム紐(黄色)が1本付いて来ます。
なお、スペアの他に新しい「ゴム紐」が必要になった場合は「100円ショップ」や「ネット通販」で安価で簡単に手に入ります。
リアルのお店なら「手芸洋品店」で「ヘアー用ゴム」と言えば分かります。
女性の「シュシュ」などの「髪留め」を作る時に使います。
太さ2.0mm前後の「丸ゴム」が、「白」、「黒」、「赤」を始め様々な色の物が手に入ります。
でも、色を気にしなければ、付属の「スペア」でだいたいは間に合ってしまうと思います。
以上をまとめると、本製品の「第一印象」は、
①想像していたよりもはるかに丈夫そうで、それでいてスリムでカッコよい。
②靴底の造りから想像するに、スリップに依る転倒の危険性も低く安全に歩行出来そうに感じる。
③何よりも、履いたり脱いだりするのが楽そうで、通気性も良く履いていても疲れないだろうと思う。
これが、正直な感想です。
それでは、早速、明日の通勤に履いてみようと思います。
「明日」が待ち遠しいです。
●早速、出勤に履いて行きました!
早速、今日の出勤に履いて行きました。
それでは、本製品を履いて出掛けるとしましょう。
初めて履いた時、履き慣らした靴と違い「ややキツくて履き難い感じ」がしました。
しかし、「初めて」なので仕方がありません。
履き慣れるにつれ「すんなり」と履ける様になる筈です。
靴のサイズは、今まで履いていた靴は「26cm」だったのですが、ピッタリ過ぎて「ややキツイ」と感じていたので本製品は「26.5cm」にしました。
(サイズ「26.5cm」でジャストフィットでした!)
履いてしまうととても良く足にフィットして、靴の中で足が躍ると言う様な事はありませんでした。
想像していたよりもとても軽く感じられました。
(分かりにくいですが、階段の下りです)
玄関を出ると直ぐに階段(下り)がありまして…。
今は「夏場」なので問題はありませんが、冬場は良く転びます。
(「階段がポロい」とか突っ込まないで下さい!)
当然、前に転ぶと「骨折」もの…。
だから、危なくなると頑張らずに早めに後ろに引っ繰り返る事にしています。
今日も、無事に何事もなく降りる事が出来ました。
通勤の車に乗り込みます。
(画像から感じる以上に大きな段差です)
車の乗り降りも、靴が良く足にフィットしているので支障は無く楽に出来ました。
(よそ行き…、普段は「ガニマタ」です)
座るのは残念ながら「助手席」なので、「運転時の感想」は書けません。
およそ30分ほどで会社に到着。
自分は始業時間ギリギリに出勤するのが嫌いなので、始業30分前には持ち場に着く様にしています。
時間が早いので「正面玄関」ではなく「裏口」から入ります。
「正面玄関」も「裏口」も、「風塵防止」や「防寒対策」のために一見無駄なドアを複数通過します。
(なぜか、マットが捲れ上って足に纏わり付く…)
会社に付くと「エレベーター」で1階から3階まで行きます。
各階のエレベーター前には青っぽい色の「クリーニングマット」が敷いてあって、良く躓いて転んでいる人を見掛けます。
気を付けて、ゆっくりとエレベーターを乗り降りして無事に3階に到着。
ちょっと間が悪かったか、始業時間までまだ少しあるので床の清掃が始まったようです。
「終わるまで待つ」と言うほどの事もないので、なるべくごちゃごちゃしていないところを選びながら跨いで通過。
もちろん、清掃作業員さんには明るく「おはようございま~す!」の挨拶は欠かせません。
(防火シャッターの降りてくる所? 廊下は滑りそうな所がたくさん!)
部屋の中の床は、全面ESD連結マット(静電マット)仕様になっています。
これは、カメラやPC、モニターなどの電子機器を多く扱っているので「静電気対策」の為です。
慣れないと「タイル仕様の床」などより摩擦があって歩き辛いかも知れませんが、慣れれば問題はありません。
また、マットは床を歩く人の靴音が響かないので部屋が静かです。
それらとは関係ないのですが、部屋の中には至る所に段差や滑りそうな所があります。
それにしても、この靴だと躓いたり滑ったりはしません。
(線から手前に30cmほどで5~6cmの下り坂になっている!)
部屋の入口には段差があり、お客さんなど初めての人はたいてい躓きます。
ちょっと見ただけでは「斜面になっている」とは気が付きません。
たぶん、社屋の「旧館」と「新館」を繋ぐ時に露呈した設計上の問題を強引に修正した名残だろうと思います。
「上り」よりも「下り」の方が危険。
今は「出勤」なので「上り」です。
「帰り」はより注意が必要です。
自分も今までに二度ほど躓いていますが、朝から転ぶ訳には行きません。
もっとも、就業中は何度も部屋を出入りするので「段差がある」と言うのはまず忘れません。
落ち着いて、ゆっくりと歩いたので無事通過。
(自分の仕事用デスクを裏側から写したもの)
(手前の3:4モニターから奥のスリムPCまでが自分の領土、と結構広い!)
でも、席に着く早々、若手部員の手により自分のデスクのすぐ近くにLANケーブルが一本敷設されました…。
何かのテストの様で、「ほぼ半日」はずっとこのまま…。
でも、これはいつもの事、気にしない事にします。
(突然、出現したLANケーブルに依る配線)
色々と難関もありましたが、本製品のお陰で全く支障なく通勤出来、仕事にも一日中集中出来ました。
●ニュース・スタジオにも入ってみた!
ちなみに、我が部室にくっ付くように隣接しているスタジオにも入ってみました。
自分は現在ニュースのスタッフではないのでほとんどスタジオには入りませんが、もしも入るとなるとなると大変です。
直径が「6cm」以上もありそうな複数本のカメラケーブルが走っています。
本番中は、スタジオ一杯に全てのカメラが動き回ります。
試しにケーブルを跨いでみましたが、特に大きな問題はありませんでした。
会社からの「帰り」は、ルートを単に「逆」に辿るだけなのでレポートは大幅に割愛しますが、一つだけ書いて置きます。
出掛ける時に「履き難い」と感じましたが、家に帰った時に同様に「脱ぎ難い」と感じました。
もちろん、「靴のサイズの選択」は細心の注意を払っているので、間違ってはいません。
これは自分にとっては見逃せない重要なポイントですが、しばらく使用して靴が足に馴染めばどちらも解消されるものと思われます。
焦らずに落ち着いて、のんびりと脱ぎ履きする事にしています。
●使用感想まとめ
それで、本製品の使用感想をまとめると次の様になります。
①今まで履いたどの靴よりも丈夫。職場でも移動時に机の脚などに足をぶつける事があるのですが、足がスムースに動くのでぶつける事が少なくなった。また、この靴だと多少ぶつけても足は痛くならない。
②履き始めてまだ一度もスリップなどで転倒しそうになるなどのアクシデントには遭遇していない。
③履いたり脱いだりには今の所少し手間取っています。しかし、しばらく履き慣らせば解決するものと思う。
とにかく、この靴と足のフィット感はとても安心出来る。これからも毎日の通勤に使い続けたい。
脱ぎ履きしやすいゴム紐タイプの本製品の履き心地は、「これ以上の製品ない」と言い切っても良いくらい素晴らしい。
とにかく、紐を履く時にいちいち結ばなくて良いし、紐が解けるなんて事が無いのが良い。
運動神経にハンデのある自分にとって、日々の生活がとても楽しくなる安全靴だと思います。
●追記(しばらく履いてみて)9/9
今日の通勤でおよそ2週間になります。
2週間と言っても土日の休みの日にはたいていは靴を全く履きません。
だから、「実質10日間ほど」でしょうか?
それでも、靴を履く時の「履き難さ」は随分と無くなって来ました。
これなら、いつも履いていたレザーの靴と余り変わりありません。
なお、「靴を脱ぐ時」の脱ぎ難さも随分と解消されて来ましたが、まだ少し時間が掛かりそうです。
●ちょっとした「雨の日」でも大丈夫!(9/11、12)
(「今降って来たばかりの雨」としてはかなり酷い)
決して「推奨されること」ではないのですが、「本製品を履いて仕事に出掛けたら、帰りにちょっとした雨に降られた」と言う話。
「テストしようか?」なんて全く思っていませんでしたが、思いもよらず豪雨に「遭遇」してしまいました。
もちろん、朝から分かっていれば「それなりの対策」を講じたと思うのですが…。
前の日の「天気予報」でも「降っても夜、一時…」としか情報が無く…。
それで、「雨傘」も「レインコート」も持たず靴も替えずに出勤してしまいました。
結果的に、帰りに車に乗るまでは何とも無かったのですが、走り出し家に着く数分前からかなり激しい雨に…。
家の玄関に着き、車から降りて階段を上りドアを開けこの画像を撮影するまでの間。
(途中で写真撮影が出来るほどの心の余裕はありません!)
「合計ほんの45秒ほど」ではありますが、少し小降りになって来たとは言えまともに濡れました。
家に入った時、脱いだ靴を見るとほとんど汚れも水滴も確認できませんでした。
(雨の日の翌朝)
したがって、靴は特に汚れや水滴を拭う事もなしに翌日の朝までノーケアー。
画像は翌日朝に撮影したものですが、特に内側が湿っているなどと言うことはありませんでした。
そんな訳で、決してお薦めは出来ませんが「少しの雨なら平気!」とは言えそうです。
CLWさん
2019/09/16
テレビ局なんですね。
hachiさん
2019/09/16
CLWさんも、お疲れ様でした。
もう、現場は早々に引退して「管理業務」です。
とーさんさん
2019/09/17
履き脱ぎのストレス軽減は 体にいいですよね。
hachiさん
2019/09/17
そうなんですよね。
ものすごく「ストレス軽減」になってます。