レビューメディア「ジグソー」

歯間掃除も電動の時代に!?

更新: 2019/02/15

仕様確認

 Philips、現在2製品を展開しています。

 

1.エアーフロス - 歯間の汚れを手軽にケアしたい方に

・水と空気のジェット噴射

・1段階の強さ設定

2.エアーフロス ウルトラ - よりしっかり歯間の汚れをケアしたい方に

・最大99.9%の歯間の歯垢除去(1)

・60秒の使用で息さわやか(2)

・3段階の強さ設定が可能(3)

・高性能ワイドノズル付属(4)

・充電残量を表示可能(5)

 

 あと、付属品確認を兼ねて、内容物をご覧下さい。

 

 今回レビューするのは、2番の"エアーフロス ウルトラ"。価格comの実勢価格からいくと、差額が約8千円。2倍ほどありますが、果たしてその価格差の価値はあるのでしょうか!

更新: 2019/02/15
他社製品との比較

Philipsが勝るか

 先にお断りします。本視点の内容でPanasonic側は"展示機を見た直感的な感想"であり、実際に使った感想ではありません。悪しからず。

 

 上述した2メーカーでは、製品のコンセプトに大きな違いがあると考えられます。

 Panasonicは、大量の水で洗い流す。Philipsは、少量の水と空気で吹き飛ばす。

 このコンセプト差が如実に表れるのは仕様表で、Panasonic側はタンク容量が130~600ml、Philipsは10mlです。

 ここでひとつ疑問が。水分を摂取するときに、一度に口に含める量は多くても30~50mlではないでしょうか。エアーフロス ウルトラを使っている時、大体上歯で1回、下歯で1回と口内に貯まった水を捨てます。この時に口内に貯まる水は、せいぜい5mlくらいかと。その程度の水でも捨てたくなるのに、もっと大量の水で洗い流すというコンセプトは、いくら洗面所で使う前提とはいえ大変ではないかと考えてしまいます。

 

 また、先端のノズル角度が気になりました。Philipsはほぼ直角に曲がっているのに対して、Panasonicは例えるならピンセットのような130~150度と緩やかな角度になっています。この角度は、特に奥歯の隙間を掃除するのに最適な角度なのでしょうか?

 

 この辺りの比較から、手に取り手軽に軽量で、かつ的確に歯間の掃除ができる機種としては、Philipsに軍配が上がると考察いたしました。

更新: 2019/02/15
実用性

一般的な歯間掃除用品よりも、安心して使える!

・他の歯間ケア用品との違い 

 まず何よりも、糸ようじではなく、(デンタル)フロスの類いとして使える点です。

 人間どうしても歯茎が後退して歯間は生まれるものです。更に私のように銀歯等の詰め物をしていると、どれだけ治療時に精巧に作ってもらった物も、やがて歯肉と詰め物の境に段差や引っかかりが生まれます。そんな状態で糸ようじを使うと、歯から抜く時に一緒に詰め物を取ってしまう可能性があります。私も実際、一本それで取れた過去があります。

 この苦い経験から、以後糸ようじから糸部分のみの「フロス」を使っています(歯科医で歯間掃除するときも、これが使われます)。

 ただフロスも一長一短な部分はあります。糸の両端を指でつままないといけませんからね。今でこそ慣れましたが、口を大きく開けて指で挟んだ糸を通すというのは、ちょいちょい大変な作業でもあります。

 

 そこでこのエアーフロス ウルトラ。フロスのように詰め物を気にすることなく、フロスより手軽に歯間の掃除ができますし、気流と水流を使っての洗浄ですから、歯間の幅を気にすること無く利用できます。

 下手に太いフロスを使ってしまい歯間を広げてしまうかも…、歯間は気になるけど糸が入るほどの隙間があるか分からない…、といった方でも使うことができますね。

 

 また実際にそうであると素人で断言は出来ませんが、歯間掃除で糸を通したり、糸を引き抜いたりという行為は、多かれ少なかれ歯茎や歯肉に刺激を与えてしまいます。糸を歯間に降ろしたときに余計な力を掛けているかもしれません。そういった懸念も、エアーフロス ウルトラなら払拭できるのではないでしょうか!

更新: 2019/02/15
使用感

慣れるのに数日、想定外の弱点も?

・外観

 手軽にと記載しましたが、実際製品を見てみると意外に大きいです。私は同メーカーの電動歯ブラシを使っていまして、折角なので並べてみました。

 ノズルが斜めになっているにも関わらず、高さはほぼ同じ。更に水タンクがある分、横の図では握り手が歯ブラシより太くなっています。とはいえ、例えるなら自転車の握り手のようなものなので、握りにくいことはありません。

 

・使い方

 では、いよいよ実際の使い方なのですが!

 すいません、写真はありません…。理由は色々あるのですが、長文になるので巻末に備考として記載します。ですので、いつものレビュー通り文章で表現していきます。

 

 といっても、使い方は極めてシンプル。本体横の口を開けて、適量の水を投入。フタを閉めたら本体下部の電源ボタンをポチッ。後は歯間に当てて、上部のスイッチを押せばOK! 

 手に持った感じは写真にできましたので、こちらに!

 ガッシリと握る感じですねー。

 

・おすすめは3回噴射!

 実用性に書いたとおりフロスより手軽に使える反面という部分で、糸で物理的に歯間の歯垢を除去するのに比べて、水流は幾ばくか除去力が弱くなります。

 

 ならば、1回の洗浄で弱いなら3回の洗浄にすれば強くなる!という三本の矢精神で綺麗な歯間に!

 

 という精神論はさておき、約2週間の実地の中で、最初の方は1回、途中で2回、最近は3回と回数を変えながら歯間洗浄を行った後、これまで使ってきたフロスで更に掃除することで、残った歯垢の確認を行いました。

 初期の方は使い方に慣れてない部分もあったとは思いますが、結果的に3回噴射時にはパッケージ記載にもある「最大99.9%の歯垢除去力」をおよそ実現できたと実感しました。また、噴射回数を増やすことによる洗浄関係のデメリットも今のところ特に分からないため、ならば多いに越したことはない、というところでも、3回噴射をお勧めします

 

 ただ、1点だけ。3回噴射の場合口内にそれなりに水が貯まります。私は上前歯から左奥、前歯に戻って右奥、下前歯から左奥、戻って右奥、と4回にわけ、それぞれ口内の水を捨てます。体感的には、それくらいしっかり水がでているという感じですね。

 

・エアーフロスシリーズの検索上位に「血だらけ」が出るけど…

 結論:はい、出る場合もあります。私の場合は、これまで歯間が狭いかなと考えてほとんど歯間掃除をしていなかった上歯右半分で初日に1回、3回洗浄にしたところ1日おきくらい?で出血はしているようです。

 ただ、痛みを伴って出血しているわけではないこと。出血はすぐに止まること。説明書にも出血する場合が書かれていることを考えると、歯茎自体が弱っていたり歯周病の気があるのかもしれません。回数を重ねると出血しなくなる旨も書かれていますので、長期的に使用してまだ出血するようであれば、使用はやめるかもしれません。

 ただ、これまでフロスで掃除をしていたその他の歯間や歯茎では出血は一切していませんので、多分慣れの問題だと思います。

 

・デメリット紹介!

 これは完全に、使用しないと分からない部分だと思います。

 

 まず、前の方の歯を掃除するときに、商品パッケージのように歯を見せながら歯間に当ててボタン、やらない方がいいです。安い方は分かりませんが、特にこのウルトラでは水流がワイドに飛散しますので、歯間の左右に当たった水流が跳ね返って、洗面所や鏡がベシャベシャに!

 そのため私は、唇の裏側で隠すようにして使っています。

 

 上の事例は何回か使うと慣れるのでまだ良い方です。2週間使っていまだ慣れないもう一つの難題…。

 それは、使っていると口内の水がノズルを伝って本体をびしょ濡れにする!ことです。

 前から奥の歯に向かって順繰りに歯間洗浄を進めるにつれ、段々と口内に貯まっていく噴射水。それが段々とタイミングでノズルを伝ってしたたり、ボタンや握り手を水浸しにしてしまうのです。

 これがまた、全体を掃除している中で1回ならいいのですが、私の場合3回噴射で、4回に分けたうち4回全てで発生します。先ほど3回噴射の項で、洗浄関係のデメリットは無いと書きましたが、まさか洗浄以外だとこんなデメリットが…。布などでふいてしまえばいいんですが、実はこのエアーフロス ウルトラ、丸洗い不可なんです。仮に不可の理由がどこかから水が浸入するからということであれば、この水垂れでそこに入らないか、そこだけが心配ですね…。

 

 以上から、商品としては優れたものである一方、一抹の不安を抱えるデメリットから、星を算出しました!

更新: 2019/02/15
総評

やはりウルトラだな!

 デメリットも多少あることながら、フロスや糸ようじからエアーフロスシリーズに乗り換える事柄に、「洗浄力」を求めるはずですから、しっかりと歯垢除去のできる性能を持つ物、つまり「ウルトラ」を選ぶべきだなと考えます。

 

 なお、最初に記載しておいたエアーフロス ウルトラの売り文句を総評していくと…(仕様確認に振った番号と連携しています)

(1)3回噴射でほぼ達成される!

(2)息はよく分かりませんが、口臭の原因となる歯の汚れ、舌の汚れ、胃と小腸の汚れのうち、歯の汚れには貢献できるかと!

(3)むしろ3回噴射にしよう!

(4)ワイドノズルで、歯と歯肉の間も掃除しやすい!

(5)むしろ「ウルトラ」無しは残量確認できないのか!標準仕様かと思った…。

 あって当然の機能からあることで良くなる機能まで、網羅している印象でした!

 

 そういえば、どこに書くか迷ったので総評に書きます。

 「フロスを使った時より歯間の空気の流れが悪い気がする」と思う部分があるかもしれません。もしその場合は、まずはもう1回吹きつけてみて下さい。角度等でうまく洗浄できなかった場合があります。

 また、フロスを使った場合に比べて歯肉や歯茎への影響が少ない(と思う)ので、フロスを使った時に比べてそれらの変化が少ないので、空気の流れを悪く感じるかもしれません。(つまりフロス等の糸を使うと、歯間掃除の際に歯肉や歯茎を掃除の力で押し下げてしまい、結果それらが戻るまでの間、歯間が広がって空気の通りが良いように感じる)

 空気の流れが悪いと感じて、洗浄後にフロスを何回か使ってみましたが、新しく歯垢が取れない場合もありましたので、そう考察しました。そう考えていくと、現存する歯間ケア用品の中で(つまようじ、糸ようじ、(デンタル)フロス、エアーフロスシリーズ)、最も優しい製品とも言えるかもしれません!

更新: 2019/02/15

備考と、運営さんへと、気になる人への返信

・実使用写真の不掲載について

1.オーラルケア関係の実用時写真はどうしても身体の一部分を拡大しなければなりません。今回だと歯に当てている写真等でしょうか。実はこのレビュー応募時にも書いたのですが、28本の歯(上1本の親知らずは抜歯、残3本は埋没)は全て何らかの治療をしているのです。なので、とてもお目にかけられる状態ではないということです。

2.当方一人暮らしなので、誰かに撮ってもらうができません。片手で製品を持って構えている状態でもう片手で写真…は、特にレビューに載せられるように綺麗に撮影するのは無理と判断しました。

 

・運営の方へ

1.この度は、レビュワー選出ありがとうございました。

2.選出志望時に書きました「エアーフロス ウルトラで何か動かしてみる」という部分なのですが、本レビューの文字数が既に4,000文字を越えており、これ以上の内容を詰め込むのは得策ではないと考え、中止したく考えております。或いはそれも選定理由に重要な比重があるようでしたら、更に書かせて頂きますのでご一報下さい。申し訳ありません。

 

・1/24現在、気になっている方へ

1.歯並びが悪い方ほど、良いかもしれません。フロスだと歯並びに合わせて入れるのが難しい等でも、エアーフロス ウルトラなら角度を合わせるだけですから。

2.痛くないです。変に安いフロスを使って糸の形状が悪くて歯肉を痛めてしまうことも考えると、安全快適に使えますよ!

3.感触はなんというか、歯を通過して舌に風が当たるのを楽しむ感じですかね!

4.本製品が初めてのエアーフロスシリーズなので、比較は…。すいません。

更新: 2019/02/15
追記

ちょっとした小技発見

 2019/2/15 少々文面の手直しついでに、見つけた小技をここでひっそりと紹介します。

 

 なんと、エアーフロス ウルトラと同社の電動歯ブラシ、同じ充電器で充電できます!(円柱に差し込むタイプの電動歯ブラシなら、です)

 昨日電動歯ブラシの充電が切れかけまして。うちの洗面台、コンセントが一つしかないんですよね。今はエアーフロス ウルトラの充電台が刺さっていて、面倒だなー抜き換えるのと思ったときに、ふと思いついたので差し込んだら、充電できるではありませんか!

 

 置き場所次第ですが、充電に使うコンセントが節約できるなら、この小技は使えるかもしれませんねっ

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