地上・BSデジタル放送対応デジタルハイビジョンチューナー「HVT-BTL」

「HVT-BTL」は地上・BSデジタル放送対応のデジタルハイビジョンチューナーです。
今あるアナログテレビを無駄にせず、そのままお使いいただけるほか、PC用ディスプレイをTVとして活用できる「アナログRGB端子」や、「HDMI端子」「D端子」「S端子」「コンポジット端子」といった豊富な搭載端子を搭載。お使いのテレビ環境に合わせて接続が可能です。
また、セットアップについても、画面上で必要な操作を確認しながらかんたんに行うことができます。
PC用のディスプレイや2台目TVを地デジ化する際に最適な「HVT-BTL」をぜひお試しください。
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今使っているアナログテレビで地上・BSデジタルが観られる!

「HVT-BTL」はアナログテレビやパソコン用ディスプレイと組み合わせられる地上・BSデジタルハイビジョンチューナーだ。 出力端子は HDMI端子、D端子(D1/D2/D3/D4)、S端子、コンポジット端子、アナログRGB端子と豊富に搭載しており、接続したい機器に合わせて選ぶことができる。
「HVT-BTL」のセットアップは非常に簡単だ。 本体にB-CASカードを挿し込み、あとはアンテナとテレビもしくはディスプレイをケーブルでつないで、電源をつなぐだけである。

設定も簡単!操作も楽々!

「HVT-BTL」の初期設定は画面の指示に従って進めていくだけだ。 大きな文字表示で必要操作を画面上で説明してくれるため、操作に不慣れな人でも扱いやすいだろう。
また、「HVT-BTL」は番組視聴する際のサポート機能も充実している。 例えば「EPG(電子番組表)」は新聞のテレビ欄を見るような感覚で 1週間先までの番組をチェックできる。
気になる番組があったら「視聴予約」機能が便利だ。 設定しておけば予約した時刻に自動起動して(電源が待機状態である必要がある)そのチャンネルを表示してくれるため、見たい番組を見逃すことはない。
添付のリモコンはチャンネル変更や番組表の表示といった「HVT-BTL」の操作だけでなくテレビの電源のON/OFFや音量調節といったテレビの操作もできるため、これ一つでほとんどの操作をすることができる。 操作感も非常に軽快だ。
「HVT-BTL」は単なる地デジチューナーではなく、番組を視聴する上での利便性を高めるための機能が盛り込まれている。 アナログTVを使っている方やパソコンのディスプレイをTVにしたい方はぜひ注目して欲しい。

シンプルで置く場所を選ばず設置も接続も簡単

今回のレビューでは、製品そのものの使い勝手や試用インプレッションはもちろんだが、アナログテレビへ試用したケースも多く、地デジ化によって使用できなくなる旧型テレビを引き続き利用できる手立てとして有用な機器であることも実証された格好になった。
シンプルなデザインで外寸がW236mm×D152mm×H53mmと手ごろなサイズであることから各レビューアー共に設置場所を選ぶことはなかったが、本体が比較的軽いため「TV台やAVラックに設置した時にケーブルの弾力や重さで簡単にずれてしまう」のが気になるという意見や「赤外線受光部だけを別ユニットとしてTV付近に設置できれば見た目もすっきり」するという声が上がった。操作系に関わる意見では「万が一リモコンを破損、紛失した場合に操作が出来なくなる」ために本体にも操作ボタンがあった方がいいとするレビューアーも。機器との接続では、基本的な接続ではアンテナ入・出力、音声端子(赤、白)映像端子(黄色)と電源をつなげるだけという簡単さで高評価を得たが、背面の接続コネクタ関連で気になった点として「アンテナ端子、HDMI端子それぞれの間隔が狭く干渉して挿しにくい」とのレポートも見られた。
AV機器やPC周りの電源確保に苦慮することを各レビューアーが実体験していることもあってか、「マルチ電源タップを利用している場合、付属品のACアダプターが大きくて隣のコンセントが利用できなくなる~中略~本体に電源を内蔵してくれればスッキリする」と実用性を重視したコメントも興味深かった。

操作性の向上と録画機能、接続機器の拡張性が望まれる

使用した感想では、番組表の見やすさが高評価。特に文字が大きく読みやすい点には複数の賛同意見があり「高齢でも使いやすい」と好評。しかしその分画面スペースに余裕がなくなり一度に4局分、時間軸も3時間分しか表示されないのが不便との意見も。この点に関しては、文字の大きさや表示範囲をカスタムできるようにすれば使い勝手向上につながるとの前向きな提案もあった。直接手に触れる機会が一番多いリモコン操作系については「番組表の切り替えののみが離れたチャンネル1、2ボタンは慣れが必要。操作が上下左右のカーソルキーと決定ボタンに集約されているのは違和感を感じる」「戻るボタンで一つ一つメニュー階層を後戻りしないとテレビ画面に戻れないのはかなり面倒」と使い勝手での改善が望まれる点を指摘する声もあった。
機能の特徴の一つでもある番組予約に関しては便利だとする声もあったが「IR出力アダプタを用意してテレビ電源を連動させたり、アナログビデオデッキとの予約連動ができれば使い勝手が飛躍的に向上する」とする意見の背景には、VHSビデオデッキや地上アナログ専用のHDD/DVDレコーダーを現役として使用しているユーザーが多数いることは容易に予想でき、これらの機器をこれからも有用に使用できる環境が必要であることも浮き彫りとなった。「HVT-BTL」では録画機能がないため拡張性も含め考慮してのことであるが「外付けハードディスクによる録画機能は欲しい」というのが各レビューアーの共通の感想であるようだ。

ポジティブな意見

  • S端子、AVコンポジット端子、地デジ・BSデジタルハイビジョンチューナーとしてD1/D2/D3/D4に対応したHDMI、D端子が搭載されているほか、PCモニター接続のアナログVGAがあるが、アナログテレビ用としては非常に贅沢な仕様。
  • 数分で初期設定が完了。テレビを見ることに特化した機能に絞られていて、今までのテレビと同様に使える点が素晴らしいと思う。
  • 本体は落ち着いたデザインで周りのインテリアを邪魔することなく設置できて好感。
  • 説明書が冊子ではなくA2判×3枚にまとまっていて、文字が大きく知りたい項目が一目瞭然でわかりやすい。床に広げて作業できるのもいい。
  • リモコンがシンプルで実家の母親でも迷わず使えそう。
  • DVDレコーダーに比べると起動が早い。
  • チャンネル切り替えが早く、アナログテレビと同じ感覚で操作できるのがいい。
  • 映像ノイズがない。電波状況の良くない場所であってこそ効果は望めるのかも。

ネガティブな意見

  • 番組詳細、番組表表示時に視聴しているチャンネルの音声が消えてしまう。
  • 他の番組表を見ようと矢印キーで移動するのに時間が掛かる。特にページの書き換えには時間が掛かりストレスを感じる。
  • チャンネル表示が映像の邪魔をするので、枠背景は青色ではなく半透明のグレーにするなどの工夫を。
  • スカパーは同一名義、同一住所であれば2契約目から契約チャンネルが半額で受信できるため、リビングと自分の部屋、寝室など様々なところで視聴する場合に便利。CS110°非対応なのはもったいない。
  • パソコン用モニターでDVI端子を使う場合の説明がない。HDMI端子をDVIに変換すればいいと知っていれば問題はないが、知らない場合には困るのかも。
  • 画像解像度がマッチしていないのかアナログRGBだと少し画像がぼやけるようだ。製品の不具合ではなく52万画素以下という制限のせいなのかもったいない。

TIPS!

「GV-USB2」を使って「HVT-BLT」を接続するとテレビ視聴と録画できるようになる

「GV-USB2」を使ってパソコンに「HVT-BLT」を接続するだけでテレビ視聴と録画ができるようになるがアナログ出力となるので、ハイビジョン画質ではないが「録画した番組を一度見たら消去する」という使い方ならかなり実用的。HDMI端子からモニター接続すればパソコンで録画しながら同時にモニターでハイビジョン画質での視聴も可能。予約録画をする時には「HVT-BTL」と「GV-USB2」の両方で予約設定をする必要があるが、従来のビデオデッキで予約するよりも簡単。アナログではあるが元々はデジタル映像なのでゴーストやノイズがほとんどなくVHSビデオに比べるとはるかに高画質である。SONY液晶テレビ「BRAVIA」では2画面表示ができるので、テレビ本体の映像と「HVT-BTL」の映像を同時に見ることができる。
お問い合わせ先: ジグソー運営事務局(admin@zigsow.jp

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