目の付けどころが違う!
ジュラロン工業株式会社が販売しているハルスコープは、大阪大学フォトニクスセンターとの共同企画で誕生したレンズです。
なんと、スマートフォンに貼るだけで手軽に40倍までの拡大撮影ができるレンズとなっています!
40倍というと、顕微鏡レベルの倍率であり、精密機械の細かな部位を手軽に撮影できるのが魅力的です。
また、スマートフォンに貼り付けることができるという点も魅力的です。
昨今のスマートフォンのカメラ性能は格段に向上しています。
そのカメラ機能を更に発展させることができるハルスコープは、一般ユーザーだけでなく仕事でも使用できるものとなっています!
必要最小限なパッケージング
ハルスコープのパッケージングは、必要最小限な構成となっています。
ハルスコープ本体とレンズ保護用のカバー、そして説明書のみとなっています。
最近は、取扱説明書やアプリなどはすべてインターネット経由でダウンロード可能ですので、無駄を排除している印象が強いですね。
説明書には、QRコードがついているので、アプリのダウンロードも容易に行なえます。
但し、後述するキャリブレーションを行う必要があるので、必ず捨てないように保管しましょうね。
コンパクトで持ち運びに困らない!
ハルスコープはレンズというジャンルですが、実にコンパクトで持ち運びに困りません。
サイズ的にスマートフォンのレンズに少しはみ出す程度のサイズ感ですし、蓋も付属しているのでダメージから予防することができます。
長期間使用しない場合でも、キャップをしておけば安心ですし、キャップ側にストラップを付ける穴が開いているので、ストラップを付けておけば持ち運びも簡単です。
重量に関しても非常に軽く、逆になくしそうで心配なほどです!
実際に貼り付けてみたのですが、高性能ゲルシートを採用していることにより、間違って貼ってしまっても修正しやすいのが特徴です。
実際に5回貼って剥がす動作をしたのですが、粘着力は全く落ちること無く使用することができました。
今回はiPhone6sに取り付けたのですが、手帳型スマホケースには流石に貼り付けることはできませんでしたが、カバー無しの状態ではピタッと密着して多少の衝撃では剥がれることはありませんでした。
キャリブレーションも簡単!
ハルスコープを貼り付けた後に、アプリのダウンロードを行います。
説明書に配置されたQRコードから、アプリのダウンロードページにアクセスして、アプリをインストールしてください。
アプリの容量は小さいので、あっという間にインストールが完了します。
その後、アプリを立ち上げて、キャリブレーションを実施します。
キャリブレーションとは、ハルスコープのアプリで寸法計測ができるのですが、正しい寸法となるように校正する機能です。
もし寸法計測をしない場合でも、設定は簡単に行えるので行っておくことをおすすめします。
アプリを立ち上げたら、設定からキャリブレーション機能を立ち上げます。
あとは、用意されているキャリブレーション用マークに接写して撮影するだけで完了します。
四角にピントが合うと、四隅が赤く光るのでそのまま撮影ボタンを押すだけです!
あまりの簡単さに驚いてしまいました。
基板を撮影!きれいに撮影できる!
早速、実際に精密機械の撮影を行ってみました!
今回は、不良となった基板の半田付け部分の撮影を行いました。
まずは、普通のデジタルカメラで撮影した画像がこちらです。
次に、ハルスコープで撮影した画像がこちらです。
最小倍率での撮影ですが、半田付け状態がはっきり見て取れますとね!
撚り線の状態も見て取れますし、撮影日などのインデックスも付けることが可能です。
次に、最大倍率で撮影を行いました!
照明付きでグリッド線を付けて撮影しました。
結合部分もしっかり写っていますし、ピントも合っていますよね!
グリッド線で大まかなサイズもチェックできますので、本当にこれはお仕事で使用できる感じですね!
ハルスコープのアプリでは、明るさやコントラスト、グリッド線の挿入も容易に行なえます。
また、アプリの機能として撮影した画像をSNSに投稿できる機能もあります。
例えば、仕事仲間に容易に情報を展開できるので、非常に便利な機能ですね!
リーズナブルなのに仕事でも使える!
ハルスコープは、リーズナブルな価格設定ながら、最大40倍まで撮影できる素晴らしいレンズです!
スマートフォンのアプリで手軽に操作できますし、画像の調整も簡単に行なえます。
実際に使用しても、その使いやすさは際立っていますし、仕事でも使えるレベルにある商品です。
是非一度使用して、その使い勝手の良さを実感してほしいものです。
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