レビューメディア「ジグソー」

見えない空気を高品質に!

2016.3.13追記

一次締め切りから2週間、最初の1週間は次女の部屋に。

「WINIAスポウォッシャー」のお陰で大学二次試験追い込み中も、インフルエンザや風邪にも

ならず済みました。

また、志望校に合格できたのも「WINIAスポウォッシャー」で高品質な空気を吸って、スッキリ

した頭で学習できたお陰かな~

その後は長女が部屋で使っていました。

花粉やハウスダクトによる鼻炎には効果が有るらしく、ハッキリと「鼻が楽だ~」と

喜んでいます。

長女は3月末で大学に戻りますが、「WINIAスポウォッシャー」も持って帰って部屋に

置くことになりました。

去年は花粉のせいで大変だったらしく、この春はこれで乗り切るそうです(^^ゞ

 

さて、娘が部屋で使うとなると、気になるのは電気代です。

消費電力はカタログでは7Whと非常に低くなっていたので、実際に測定してみました。

 

まず、「加湿空気清浄」モード

なんと「0」Wh!

私の使っている電力計では

最小測定が5Whなので、それ以下は「0」と表示されるようです(^^ゞ

ファンは回っているし、LEDも光っていますが、消費電力は極めて低いようです。

 

次に、「イオン加湿空気清浄」モード

こちらは「6」Wh

カタログ値の7Whとほぼ同じ結果になりました。

この結果からイオン発生に少し多めの電力が必要なようですが、いずれのモードでも

消費電力は低く、電気代を気にすることなく使えそうです。

更新: 2016/05/28
準備編

期待させるデザインです。

それでは、まず開梱から、
ブラウンの箱のデザインは良く、高級感があります。


また、箱を開けてもダンボール丸見えでは無く、金色の厚紙で仕切ってあり
購入時の満足感を更に高める雰囲気はお洒落ですね~

中身を取り出すと

画像上段左から、下タンク部(フィルター入り)・FAN部・スタンド
下段左から、シガーソケットケーブル・ACアダプタ・ケーブル処理小物類


ACアダプタは100V-240VAN対応品で、出力は12Vの1.0A


MADE IN CHINAですが、菱形のPSEマークが付いているので第三者機関による
電気用品安全法の認証を得ているようです。


車に載せて使うことも標準的らしく、シガーソケットケーブルも付属しています。


取扱説明書は全て日本語です。

 

 

さて、これから準備です。
下のタンク部分にはフィルター(緑色の部分)が入っていて、そこに水を入れます。


上部にはファンとイオン発生ユニットが収まっているらしく、電源ケーブルはここに

刺して接続します。下のタンク部分とのロック/解除用のマークも見えます。


上部と下部を合わせて、準備完了。


天面に見えるのがタッチセンサー式のスイッチです。

状態表示もお洒落で、


まず、「スタンバイ状態」では電源マークが白く点灯


「加湿空気清浄」モード時は電源マークは緑になり、周りのリングが回転しながら光ります。


「イオン加湿空気清浄」モードでは電源マークは青になり、周りのリングはゆっくりと点滅します。


凝った演出で見た目のリラックス効果も有りそうです。

更新: 2016/02/28
WINIAスポウォッシャー の活用術考案 ~自宅編~ PREMIUM REVIEW

花粉症に効きそうです。

まず「WINIAスポウォッシャー」加湿性能ですが、一般的な「加熱式」や「超音波式」

ではなく、空気の流れを利用して、自然加湿する方式です。
フィルターには抗菌(細菌の繁殖抑制)や汚染防止機能があり、加湿される水分は衛生的

だそうです。

清浄機能ですが、ファンにより対流した空気を吸い込む際、除菌された水を含んだ抗菌

フィルターを通ることで、洗浄される仕組みです。
「イオン加湿空気洗浄」モードではイオン発生ユニットからマイナスイオンを放出し
ニオイや有害物質も抑えるらしいです。
この辺の説明は、メーカーのHPより価格.comのPR企画記事のほうが詳しく載っています(^^ゞ

ココ

これらの性能ですが、コンパクトな製品ですし、水の容量も150mLと限られていますので、

過大な期待は出来ません。

 

それでは自宅で使ってみます。まずは、洋室6畳の私の部屋で。

私の住んでいる福井は雪国であり、冬は温度が低いのに加え、使った日は雨模様
だったので湿度も高い状態でした。この環境では効果が分かりにくいかな~
パソコンの横に「WINIAスポウォッシャー」をセットして、パソコン使用中の状態で
使用してみました。


効果を数字で表すため、加湿状態は温度・湿度機能の付いた目覚まし時計で測定

これに加え、清浄機能機能は職場から借りたパーティクルカウンタを使います。
この機器は空気中の微細な粉塵の数を測定し、大気中のクリーン度を測定するものです。

 

測定出来る粉塵の大きさは3種類、0.3μm以上、0.5μm以上、5.0μm以上です。
最近話題となった「PM2.5」とは、粒径2.5μmのサイズを示すので、0.3μmを測定できる
機器なので精度は高いと思います。
空気清浄度の目安として、少し前は1立方フィートあたりの空気に粒径0.5μm以上の塵埃が
いくつあるかの数字で表しました。
しかし、最近はISO基準で表すようになり、昨年話題になったTBSドラマ「下町ロケット」で
登場した「佃製作所のクリーンルール」はクラス5だそうです。
このクラス5は1立方メートルの体積中に0.1μmの塵埃が100,000個以下となり、以前の

表現だと「クラス100」に該当します。

 

さすがに「クラス100」は半導体製造などのハイクラス製造工程に限られていて、私が

10年ほど前、この測定器を使っていた頃は「クラス1,000」のクリーンルームでした(^^ゞ
ちなみに、空気がキレイと感じる森林や海上でもクラス10,000程度と言われています。

 

この測定器の動作は動画をご覧ください。

1分間空気を吸い取るので、ポンプ動作音がうるさいです(^^ゞ
測定器が旧規格対応品なので、これから後の表示は1立方フィート(1辺約30cm)あたりの
塵埃の数になります。

 

さて、まずは「WINIAスポウォッシャー」稼働前の環境を測定。

温度・湿度とクリーン度

思ったよりきれいかな~

 

「WINIAスポウォッシャー」を「イオン加湿空気清浄」モードで動かし、

約1時間後に測定。

さらに1時間後

若干温度が上昇しましたが、湿度には下がっています(T_T)


エ~ィ面倒だ!「WINIAスポウォッシャー」から排出される付近の空気を吸い込み直接測定!

 

どうせならと、夜電源を切らずに動かしておき、翌日朝に再度測定してみました。

 

 数値的な考察は後回しにして、我が娘たちに実際に使用してもらいました。

 

まず、和室8畳の次女の部屋で
大学受験中!あと数日で二次試験!となると、普通は神経質になっている頃でしょうが
さすが我が娘は脳天気!喜んで実験台になりました(^^ゞ

1日使った感想を聞くと、
・お肌にいい感じ~♪
・空気がきれいになった気がする~♪
だそうです( ̄▽ ̄;)
レビューを終えたら3月の合格発表まで、この部屋が居場所になります。
「WINIAスポウォッシャー」のお陰で、風邪やインフルエンザの予防になるでしょう(^^ゞ

 

次は、和室10畳に居る長女に使ってもらいました。
大学の春休みで帰省している長女ですが、次女の受験の邪魔にならないよう、この春だけは
別の部屋へ追いやってます(^^ゞ
小さいときからアレルギー鼻炎の持ち主で、空気には我が家で一番敏感!

こちらの感想は、
・効果は有りそうだけど、時間が短くてハッキリと分からない。
・もう少し暖かくなって、花粉の時期だと違いが分かると思う
でした。
う~ん(-ω-;)ウーンそうか~、もうしばらく使ってみて感想を聞くことにします(^^ゞ

更新: 2016/02/28
WINIAスポウォッシャー の活用術考案 ~持ち出し編~ PREMIUM REVIEW

加湿より清浄機能に期待!

持ち出し編として「WINIAスポウォッシャー」を車に載せてみました。


お休みの日に次女の大学受験会場の下見として、愛車でお出かけです。

 

大切な試験前ですので、車の中も加湿&空気清浄です!
まず、片道(行き)は「WINIAスポウォッシャー」動作させず、通常通りエアコンを使用し、

外気導入26.0℃のAUTO設定で運転。

 

目的地到着まで約30分、そこで車内の温度・湿度は21.4℃・44%

 

用事を済ませ、運転席中央のカップホルダーに置いた「WINIAスポウォッシャー」を

稼働させながら帰宅。

 

自宅到着まで約30分、温度・湿度は25.1℃・31%

 

う~ん 湿度は下がり、加湿機能は期待外れです。
湿度が大幅に下がったことから、エアコンの能力に加湿効果が追いついていないようです。

 

じゃあ、加湿機能も空気清浄機能も密閉空間なら効果的と考え、別の車で測定してみました。
もう一台の愛車は2シーター!なので空間は限られてます(^^ゞ

 

運転席右のカップホルダーにセット

 

実際の運転を想定し、温度・湿度に加えクリーン度の変化を測定します。
まずは、出発時にエンジンを掛け、エアコンと送風はOFFの設定で、測定器を運転席前に

置いて計測

 

クリーン度の結果は

 

粉塵数は部屋より多くなっています。
これは粉塵の一番の発生元は人間で、叩けばホコリ・・・いや、動けがホコリが出ます(^^ゞ

狭い車内で設置やカメラ撮影でゴソゴソした影響でしょう(^^ゞ

 

そこから、しばらく走ること約20分、効果を測定してみました。


こちらもあまり変化が無いような・・・

更新: 2016/03/15
残念なところ

もうチョット親切に

使う前や、しばらく使ってから感じたチョット残念なところとして、構造的に一言。

 

電源は上部に接続し、ケーブルがダラリと垂れるわけでスタイリッシュさに欠けます。

 

一応スタンドが付属していて、U字の溝が設けてあるのですが、この用途が分かりません。
本体外形とスタンド内径はピッタリで、収めてしまうとケーブルを通す空間が有りません
U溝からスタンド下にケーブルを通すと

 

スタンド底部はフラットで、ケーブルを挟むので不安定になります。

 

ケーブルの引き回しも考えたスタンド形状にしてほしいものです。

と、ここまで偉そうに書いたところで、別の方(atsuo@tokyoさん)のレビューで正しい

ケーブル処理方法を知りました(^_^;)

 

ケーブルをスタンド内に沿わせてクルリと

 

U溝から出せば

説明書に書いて欲しいな~(^^ゞ

 

次に、水を入れる限度を示す表示ですが、本体には「MAX」の表示だけなので、

1本ラインを引けば上限がより分かりやすくなると思います。

表面がマット処理のため、水位が見えにくいので一部でもクリアな部分があればな~

 

また、上部とのはめ込みも位置も分かりにくく、合わせる位置に縦1本ラインがあれば
より使いやすくなるのだが・・・


使いやすさとスタイリッシュを両立するデザインが出来ないのかな~?

販売価格は2万円を超え、決して安価な商品ではありません。
細部にまでコダワる商品なら、もう少しブラッシュUpして頂きたいものです。

更新: 2016/03/13
WINIAスポウォッシャー のまとめ PREMIUM REVIEW

まとめ

まず、性能面から

小型・コンパクトサイズなので、広い部屋での効果は期待できないし、使用する周辺環境の

温度・湿度変化に対応するのも難しい。

限られた時間で使った限り、湿度計の数値では加湿効果を実感できなかった。

 

でも、清浄機能は確かなようです。

自宅の部屋や狭い空間(軽トラ車内)で測定した数値を詳しく見ると、

やはり湿度変化は出ていないが、クリーン度で5μm以上の粉塵が大きく減少していて
効果がハッキリ表れています!

部屋では半分以下、車内では1/5に減り、環境が違ってもほぼ一定の数値まで下がっています。

 

この恩恵を実感できるのは「花粉症」に困っている方だと思います。

花粉症の原因となるスギ花粉は20から40μmの大きさで、ヒノキの花粉の大きさは30から40μm、
他の大気中の粉塵では、中国大陸から飛んでくる黄砂の大きさは約4μm・PM2.5は2.5μm以下
今回の測定で5μmレンジの減少が大きいことから、「WINIAスポウォッシャー」の洗浄能力は
粒径の大きい粉塵に効果的と感じました。

 

本体から吸い込んだ空気が加湿フィルターを通る際に、少し大きめの粉塵をキレイに除去して、

上部から放出していると思います。

もう少し専門的に検証すれば、これからの季節に悩む人が多い「花粉症対策」や「PM2.5対応」と

謳い、製品の魅力をアピールできると思いました。

 

「WINIAスポウォッシャー」は使う人の脇に置く想定で、限られた空間ですが確実に空気を

クリーンにします。

ぜひ花粉症の人は試していただきたい商品だと感じました。

 

2016.3.13追記

・デザイン最優先だが・・・

 使い勝手の面では、デザイン優先の商品コンセプトが影響して、決して使いやすいとは

 言えないのが残念です。

 準備や後片付け・掃除をもっとテストしていれば、すぐ気が付くようなチョット足りない

 ところが数多くあります。

 ユーザーフレンドリーになるような工夫が望まれます。

・取扱説明書

 他のレビューアからも指摘があるように、取扱説明書についても、表現方法や画像の

 使い方を見直して欲しいところです。

 また、メーカーサイトにもっと詳しいマニュアルをUpするなど、購入後のフォローも

 充実させて欲しい。

・効果について

 レビュー期間の約1か月使用しましたが、加湿機能より清浄機能のほうが効果が実感

 できました。

 毎年花粉症で悩んでいる我が長女の感想なので、信ぴょう性は高いと思います。

 見えない「きれいな空気」をいかに見える形で表現するか?

 メーカーのHPでも動画でPRしていますが、

 アクリルで区切られた狭い空間なんて 日常生活ではありえませんからね~

 実際に使用するオフィスのデスク脇や、車載、自宅のMyRoom、などでアピールして欲しいです。

 

最後に、辛口レビューとなってしまいましたが、商品自体のコンセプトは多くの人に受け入れられ、

効果も高いことは実感できました。

あと少しユーザー目線での商品開発・PRなどが後回しになっているように感じ、残念です。

 

今回レビューの機会を与えていただいた、株式会社永山様、ZIGSOW様に感謝申し上げます。

また、拙いレビューを読んで頂いた方にお礼を申し上げ、レビューを終えたいと思います。

ありがとうございました。

コメント (4)

  • atsuo@tokyoさん

    2016/02/28

    レビューお疲れ様でした。

    パーティクル カウンタでの結果でやっぱり確実に空気がキレイになっているのですね(^^

    車内での湿度変化に関しては、自宅及び軽トラの表だと気温が低すぎて湿度が既に飽和状態になっていて変化が無いような気がします。気化式の宿命ですね。

    またエルグランドでの場合、当方でエアコンをかけ無人で計測した場合に温度が上がっている状態ではどんどん湿度が下がっていき、温度が安定してきてから湿度が上がり始めました。

    このタイミングが 30分を過ぎてからの湿度上昇でしたので、ぜひもう少し時間経過でのパーティクル カウンタの詳細な結果を見てみたいです(^^
  • 自由さん

    2016/02/28

    atsuo@tokyoさんへ
     ありがとうございます。
     季節や周辺環境に勝るほどの効果を望むのは酷かな~
     パーティクルカウンタは元職場からの借り物なので、
     もう返さないと・・・時間切れで申し訳ありませんm(__)m
  • hachiさん

    2016/02/29

    終わったので、ゆっくり読ませて貰いました。
    「GIFのアイデア」は同じだったんですね!
    やつぱり、「色が難しい」ですよね。
    マニュアルの指摘も、みんなさんが…。

    お疲れ様でした。
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