簡単に対象室内のリモコンを統合できるiRemocon
今回、Apple WatchとのIRM-03WLAとの使用感にフォーカスして
いろいろいじってみました。
設置条件
・寝室で、使用しています。メインで使用しているリモコンで操作可能なアイテムは、下記です。
テレビ:パナソニック
エアコン:ナショナル
照明:NEC
(カスタム)扇風機:ダイソン
これ、ダイソンのリモコンです。プリセットされている訳がなく、学習させ動くようにしました! 海外製品でも問題なかったです。
登録は、アプリから学習モードに切り替え、IRM-03WLAに向かって操作を送信するだけ。
操作デバイスは、Apple Watch 42mm / iPhone 6 / iPad Retinaをメインで使用しています。
端的には、
夏場/冬場など、”部屋に入る前”に室温を整えたい
などのニーズに、ものすごくマッチします。
IRM-03WLAに搭載されている
センサー機能
温度、湿度、照度を画面ですぐに確認でき、室内、外出先
から室内の環境を確認することが可能になりました。
が肝です。
これ、外出先からの通信デバイスの肝となるiPhoneからのセンサー確認画面。
これは、Apple Watchでも iPhoneでも、 iPadでもネットワーク情報が引き出せる環境にいれば
情報を確認できます。
温度、湿度、照度をApple Watchの小さな画面でも確認できるのは、
非常に使い勝手が良いです。
気軽に使おう&使って便利と感じることができる機能的には小さいかもしれませんが、
このアイテムの大きなアドバンテージに感じました。
相反する点では、温度、湿度、照度以外の操作を行った際、
フィードバックがないため、遠地にいる場合に操作を行うことをためらうことに繋がります。一番のデメリット。
単純操作の登録までは簡単です。
Wi-Fiの環境さえ、整っていれば、IRM-03WLAの設置は、比較的簡単です。
(ネットワークの知識は持っていた方が、ベター)
設定/設置方法の概略は、下記が基本となります。
IRM-03WLAをネットワーク上に設定、
のちにiRemocon Wi-Fiをダウンロードして、
各種機能(エアコンなど)のメーカー動作指定を登録。
基本機能は、これだけでApple Watchでリモコン関連機器を動かせるようになります。
なので、凝った使い方をしない前提であれば、これだけで生活の快適さが上がります。
※いずれにせよ、Apple Watchの画面が小さいので、機能は少々限定的になるので・・・
iPadに比べ、Apple Watchでは、6つのボタンのみの表示になります。(上の小さい丸がApple Watchのインターフェース)
自室で、周囲にiPhoneやiPadがある環境の中では、Apple Watchで操作することはしようとしないので、別段、個人的には問題ない感覚です。
事前設定に関しては、準備として割り切って、設定する必要があります。
・主要メーカーのリモコンは、各社スタンダードなリモコンのプリセットが入っており、それに従う程度であれば、ちゃっちゃと使えるようになるのが便利な点。
後述のカスタマイズまで始めると、終わりが見えません。
リモコンを探すアクションが不要になるのはアドバンテージ!
室内にいて、Apple Watchから家電を操作するのは、地味に気分的な未来感が増します。
さらに、外出からセンサー機能を用いて、エアコンが動いていることを確認できると、実用性があることで、さらに未来感が増します。
が、知らない人が、操作しているのを見て、
どう思うかを想像すると恥ずかしさはあります。
使用感で、一番便利と感じたことは、
外部ネットワークからの接続よりも、IRM-03WLAと同ネットワーク内にいる状態でのリモコン操作。
たとえば、玄関などWi-Fi環境の中に入った段階で、
IRM-03WLAからの環境センサー機能をチェック。
室温がよろしくなければ、速攻エアコンをオン。
これだけで夏の場合、室温が仮に快適でなくても
「暑い!部屋に入るのがいや!」という感覚が薄まります。
無論、ちょっと時間をおいて、部屋に入るのがベスト。
夏なので、他機能には扇風機を設定!!
室内を快適にでき、IRM-03WLAの恩恵を受けることができています。
プレミアム機能を使うと、外出先から
自室内の温度を調べて、エアコンを付けるなどの操作が可能。
十中八九「熱中症」エリアにあるので、帰宅前にエアコンONは儀式的になってます。
音声入力も設定可能、ひらがなで登録できるものの、恥ずかしいので、ほぼ使いません。
普通の会話とのバッティングを避けるため、キーワードの条件が
「ひらがな」「半角ピリオド」(音節区切り)「長音記号」で
できるだけ長い文字数で入力の必要あり。
GPS連動操作は、設定エリアに入るとリモコン送信ができるという機能なのですが、送信許可を求められるので、私は使う用途をあまり見出せませんでした。
・誤送信を防ぐための仕様としては正しいのですが、送信確認のメッセージを承諾したのちの送信になります。
外部から(IRM-03WLAと同Wi-Fi環境ではない場合)のアクセスの場合、確認が走ります。
自動にして、誤りがあると
事故に繋がるとはいえ、ちょっとコンセプトに反しているので、外部からのアクセスは確認というアクションが必要なのは、念頭に入れる必要があります。
※追記です※
送信許可を求めない設定も可能でした!
マニュアルより
http://i-remocon.com/hp/help2_wifiios/manual/apply/apply_8.html
「操作の実行時に確認する」が「オフ」の場合
設定したエリアを通過すると、OSの通知エリアに操作の実行が行われた事を知らせる通知が表示されます。
iRemocon Wi-Fiアプリのアイコンには、未確認の通知数が表示されます。(アプリを起動することで確認済みとなります)
この通知が表示された時点で、設定していた動作が既に行われたことになります。
<GPS機能使用条件>
「GPS連動機能を設定する」はプレミアム会員の登録をしていただくことで利用できる有償サービス(iRemocon for フレッツ、iRemocon ゼロスタートプランご契約者様を除く)です。
この機能はGPSを利用して、設定したエリアへの出入りを検知することで、指定した家電の操作を自動的に行うことができます。
このページではGPS連動機能の設定方法について説明します。
温度、湿度、照度を確認できる製品であれば、このやり方でも、
万一の時に安心できそうです。
…オーディオ再生とかは、音量などが測れないので、少々キビイシイかと。
夏季冬季の室内環境確認の用途が非常に重宝
環境センサー機能が、非常に有用な役割を果たします。
温度、湿度、照度のみなのですが、日常生活には十分です。
特に温度のモニタリング
これができるのが、夏の暑さ対策の快適さに非常に良いポイントになりました。
ただし、この条件で確認できる空調系と照明系のみの判断。
ということで、欲を言えば、
他家電の動作状況をモニタリングする機能は欲しいです。
テレビ、オーディオなども問題なく行けるので、例えば音のセンサーや
消費電力(確認できるコンセントが必要そうですが)や、モニタリング用のWebカムとか
室内の様子をしっかり確認できるようであれば、例えばペットがいるご家庭などは、心強いアイテムになるはず。
※ネットワークが途切れた場合などの100%動作の保証は、できない性格の製品なので、割り切る必要はありますが。
あと、Apple Watchはもちろんですが、それ以外のデバイスでもON/Off時間のログ管理ができると良いように感じました。
例えば、リモコンによってはON/Offの信号が同じ場合もあるので、「今、ON/Offのどちらの可能性が高いか」くらいは、知る方法があると良いと感じました。
基本、私の使い方だと、帰宅直前にまとめて操作することが中心になっており、そのような使い方であれば、今の機能で快適な使い方ができています。
インターフェースは、表示領域が広いほど多機能となる
要は、Apple Watch << iPhone <<<<<< iPad といった感じで
画面表示領域が広いほど、多機能リモコンの役目を果たします。
ただ、必要最低限をApple Watchに割り当てるだけで、
自室にいない際、リモコン操作はこなせるので、なんら問題ありません。
となると、自室で使う場合は、iPhoneではなくiPadでリモコン操作を行うことになるため、
iPhoneはApple Watchの通信デバイス的な微妙な立ち位置に
オリジナルリモコンのカスタマイズが可能です。
オリジナルリモコン画面の作成
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Web上の「UIデザイナー」ツールを利用することにより、誰でも簡単に
自分だけのオリジナルリモコンが作成できます。
また、UIデザイナー上から、マクロボタンも作成することができます。
マクロボタンには複数のボタンと実行間隔を登録することができ、1個のマクロボタンを押すことで登録したボタンを順番に自動実行することが可能です。
例>
「シアターモード」というボタンをマクロボタンで登録し、登録したボタンを押すと「スクリーン降下」→「照明OFF」→「プロジェクターON」→「DVD再生」などを自動で実行。
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トリガーがリモコンの信号発信のみなので、
マクロというには、大げさな気がしますが、
リモコンの連続性を機能として持たせることができます。
この登録をこだわり始めると際限ないので、結局は簡単な操作を行わせるまでで
カスタマイズを行うことはないと個人的には感じました。
早い話、凝った運用をしないとした場合となりますが、
Apple Watchでも標準で12個の信号を制御することができます。
それだけで、足りる運用をすれば、十分便利です。
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