さっそく商品が到着、少し触ってみた感じ色々試したり調べたりということが必要なようだ。のんびりやっていこうと思う。ということでまずは商品到着のご報告とレビュー開始のお知らせということで投稿。よろしくお願いします。
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始めに
レビューはiPhone5S iOS7.04でのもの
まず大きな誤解をしていたのだが、このコントローラはiPhone5s上のすべてのゲームを操作できるわけではない。リストされた対応ゲームを操作できる機器であって汎用のコントローラではないということ。よく考えてみればわかりそうなものだが、私はなぜかストIIやヴァーチャ・ファイターも操作できると勝手に思い込んでいた。今後対応ゲームが増えることを期待したい。
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2月追記
App Storeをlogitechで検索していたら対応アプリのカタログ・アプリを見つけた。logitech社の公式なのかどうかはわからない。対応ゲームは徐々に増えつつあるようだ。
最初にお約束の開封しての内容確認から
画像上がパッケージ・中央が本体、下部が同梱の付属品。下部左の水色の充電用ケーブル・L字型のアダプターが「ヘッドセット延長ケーブル」、下部中央にiPod touch用アダプター(ゴムシート)、右側に保証書/取説等。
A. iPod touch用アダプター
iPod touchでの使用の場合はこのiPod touch用アダプターを下の画像のように本体に敷くそうだ
B. ヘッドセット延長ケーブル
工夫されているなと感心したのがヘッドセット延長ケーブル。この柔軟なL字型のアダプタがよく考えられてあり、本体をホールドしたときに手の邪魔になることがない。
これを本体に差し込むとこのようになる
これが丁度いい具合に手のひらの中にすっぽりとおさまる。同梱されていたこのアダプタの説明書というか注意書きと思われる図についてはちょっとクスリとしてしまったことがあったのだが、それはテーマからははずれてしまうので後ほど。
C. 着脱
上から斜めに差込んではめる。気になるlightninngコネクタまわりだが
無理矢理はめこむという感触は全くなく非常にスムース。それもそのはず本体から飛び出たコネクタ部分の根元に若干の柔軟さがあり上側に少し傾けられるようになっている。30ピン時代からの気の利いたドックコネクタなどで用いられていた工夫だと思う
はずすときはコントローラ表面・iPhoneの電源スイッチのあるあたりのツメを開けてコントローラ背面・iPhoneのカメラ用にあけられた窓からカメラ周辺のiPhone本体を少し押してやれば簡単にはずれる。後で気づいたが着脱時にこのツメをいじる必要はなく、背面から押し出してやるだけで簡単にはずせる。この「ツメ」はG550装着時iPhoneの電源スイッチ操作用のようだ。ツメを開きホールドするとiPhoneの電源スイッチ長押しになりiPhoneの電源を落とせる。
本体背面側
カメラ窓は大きく開けられている
D. 充電/モバイルバッテリーとして
コントローラに内蔵のバッテリー容量は1500 mAhなのでフル充電まではできそうにない。あくまでゲームで消費される分の補助といったことなのだろう。lightningではなく付属のMicroUSBケーブルを接続し、コントローラにはめこまれたiPhoneを充電できる。
コントローラの十字キー側下部
ここにMicroUSBを接続
コントローラ左側面にはiPhoneへの給電オン/オフスイッチがある。
G550経由でのiPhone本体充電はこの給電スイッチをオンにする。
USBをiPhone付属のACアダプターにつないで通常の充電を行った場合10%から100%までおよそ二時間半かかった。ACアダプターからlightningケーブルでの充電とほぼ同じということになる。なおiPhoneの充電がが90%を超えたあたりで「このアクセサリーはお使いのiPhoneに対応していません」のアラートが出た。勿論iOSと対応機器によくある「言ってみただけ~」アラートでG550は普通に使える。まあ、充電完了のお知らせのかわりだと思えばいいのでは?と納得しておいた。
どうやら最近のバッテリーはあまり頻繁にフル充電してはいけないらしい。そうすると4Sまでの日ごろの使い方---朝ドック・スピーカーからiPhoneを取り出して一日使用---寝る前にドックにはめ翌朝までにフル充電---はあまりよろしくないということになる。確かにここ最近使用開始して二年ちょっとになる4Sのバッテリーの持ちが極端に悪くなった。5Sに機種変更する前後にそういった記事をみかけてからは、5Sの充電を帰宅後夕刻から就寝時までに済ませるようにした。まだ5Sが新しいせいか充電は早く済みバッテリーの進化もあってなのか以前は日課だった充電が二日に一回程度になった。
G550をフル充電して単体でiPhoneを充電する場合6割ほどまで充電できる。モバイルバッテリーのような使い方というわけにはいかないが緊急時には充分だと思う。また「ゲームで消費される分の補助」としても適切であろう。いい大人が外で何時間も携帯ゲームとにらめっこしていたら他所の人から白い目で見られる(今回ちょっと一回そういうヤヴァい場面があった)。
これで実際に使用する準備ができた。ここからは実際遊んでみようと思う。上にも書いたが汎用コントローラと勘違いしていた私は、手持ちのゲームが操作できず少々とまどった。応募の時点でこのG550で試してみたいと挙げたのは
格闘ゲーム各種
ストリートファイターIV volt
SF vs 鉄拳
SoulCalibur
KOF-i
UMK3
MVC2
EA MMA
UFC undisputed
RPG各種
聖剣伝説2
FF シリーズ
レースゲーム
リッジレーサー
等など。当然ほとんどが無反応。そこで改めて対応ゲーム表を見直してみると、いくつか以前ダウンロードしたり購入したものがあることがわかった。とりあえず
Asphalt 8: Airborne
PAC-MAN
は既にiPhone5sにインストールされている。遊んでみたかったKOF-iは
KOF-i 2012
が対応。セール中なのか値下げがあったのか以前見たときの半額の400円で現在売られている。ということでこれを新規購入。またゲーム内課金はあるが基本無料で遊べるゲームもリストにある。そういった物の中からとりあえず
Fast & Furious 6: The Game(日本語タイトル:ワイルドスピード・ユーロミッション)
Galaxy on Fire 2™ HD
を新たにDL。昔友人の甥っ子と大騒ぎしながら遊んだソニックもいい機会だから購入しようと思ったのだが、なぜか日本のITSではリストにあるSonic the Hedgehog 2が開かないのがちょっと残念。とりあえずレース/パズル・アクション/シューティング/格闘ゲームと各ジャンルで5つもあればいっぱいいっぱいだろうということで、これらでしばらくロジクール G550 パワーシェル コントローラを使っていきたい。それらを通して最終的に3つのテーマのレビューをまとめる予定。
iPhoneとゲームとの古くて新しいつきあい方
まず初日に大きく変わったこととして・・・ケースを変えた(w
あたりまえだがiPhoneをG550にはめこむ際にケースをはずす必要がある。「ケースなんか使わない」という裸族の方々は別であろうが、大体のiPhoneユーザーはケースと保護フィルムを使われていると思う。私も使っている。そして通常は一度ケースを装着したら何か理由がない限りはずさない。
ハード/セミ・ハードのケースは取り外しが結構面倒くさい。そこでiPhone5sを購入した日の帰り道で寄って「とりあえず」で購入した100均ショップのソフト・タイプのケースが復活となった。
これならばみかんの皮をむくように簡単にはずせとりつけも簡単だ。ソフト・ケースの常で毎日のように取り外しをしているとビローンと伸びてきてしまうことが予想されるが、なにしろ100円なので全然気にならない。
外出するときはこのケースをかけ部屋に戻ったらパコっとG550を装着することにしてみる。そういえばこの結構持ちやすい100均ケースをなんで使わなくなったのかといったら・・・底辺の窓が小さくlightning-30Pin変換アダプターが装着できないからであった。小さいくせに3000円くらいするというApple純正の例のアレである。他社製のものなら数百円なのだが、そういったものは充電はできても今までのDockスピーカーiP27が鳴らせない。
BluetoothスピーカーTS500に加え最近AirPlay対応スピーカーDENON COCOON DSD-300Kを購入したので、このあたりは特に問題はない。しばらくは100均ソフト・ケースに頑張ってもらいながら着脱が簡単なハード・ケースを物色しようと思う。
確実にゲームで遊ぶ時間が増えた
確かにこれまでもiPhoneで多くのゲームをDLし触ってはいたのだがせいぜい一回ほんの数分、本当にちょっと時間ができたときの暇つぶしでしかなかった。今までiPhoneは場所を問わずweb閲覧や各webサービス(SNSなど)を利用するという実用的な目的と高機能な携帯音楽プレイヤーとしての利用が大半だった。
それ以前によく考えてみれば随分自室にあるコンシューマ・ゲーム機は既に3世代も4世代も前のもの(ドリームキャストとサターン、SFCまである 笑)そしてそれらで遊ぶことをしなくなって随分経つ。PCゲームもかつてDiablo IIを散々遊び倒した以外、あまり興味を持てない。
インターネットを利用する以前にはそれこそSFCでドラクエやFFに人並みに夢中になっていた。バーチャ・ファイターにはまった頃は夜な夜などこからともなく集まってくる謎のサラリーマン・学生・職人風のちょっとヤンキーの入ったお兄ちゃん方に混ざってゲーセンで並び、当時住んでいた界隈で最強だっ銀行員(という噂だった)のアキラに「十年早いんだよお!」と言われては大喜びしていた。多くの人同様使った100円玉をトータルしたら中古の自家用車一台くらいは優に買える金額はいっていたと思う。
テレビ・ゲーム/ビデオ・ゲームから縁遠くなったことには色々理由があるが、私のような「昔は**でよく遊んでたな~」という人はかなり多いのではないだろうか?バーチャ・ファイターで散財した過去を持つ人も随分いることだろう(笑)。
バーチャに夢中ではあったが、つきあいもあっていわゆる2D格闘ゲームもチョロチョロと触ってはいた。勿論超のつくド下手ではあったが一応「キャンセル技」とか「コンボ」などは覚えたりしてそこそこ人の相手ができるようにはなっていた。
当時「うひゃひゃ、オレにはきっついわ~」と笑いながら遊んでいたSNKの2D格闘ゲームであるKOF-i 2012を今回G550で遊んでみて格闘ゲームの練習する楽しみというものを思い出した。ある程度練習しないと・技を知らないとはまりこまないが、上手下手に限らずほぼ確実にその努力の成果は出る。ゲーセンでの対人戦やそこでの見知らぬ人とのちょっとした会話には「この技が使えるようになった・あの技を防げるようになった・前より少し強くなった(気がする)」という独特の楽しみがあった。
まだオンライン対戦に手を出すほどの勇気はないが、G550で遊んでいて、というか練習していて随分前に忘れていたあの不思議な感覚が少し蘇ってきた。かつてのゲームをiOS版として復刻したりアレンジを加えて発売するソフト会社の思う壺という気がしないでもない。
(^_^;)
もはやゲームの古典とも言っていいパックマンもよくやっている。webのあちこちで言われていたりzigsowでの他のレビュアーの「hideさん」も指摘なさっているように、曲がりたいときに曲がれない!ということが私もよくある。これについてG550の十字キーの反応が悪いという声がほとんどだが、私個人に関して言えば自分の下手さ・もしくはコントローラへの慣れが大きいように思える。なにせ直接画面タッチで操作してもうまく曲がれないことがあるからだ(爆)。特にG550で遊ぶ場合は画面が横になるのであの迷路が相対的に小さな画面になる。曲がるタイミングがシビアだ。。。
そういえば昔クラスメートにパックマンの攻略を一面ずつ方眼紙にルートを書いて暗記してた奴がいたっけ。中学・高校のガキンチョのときってなんだかんだでみんな色々忙しいようでそんなヒマも充分あったんだなあと思ったり。
というわけで私にとってiPhoneのゲーム機としての存在は、いわば手持ちぶさたのとき手書きドローソフトで落書きして遊ぶことと大して変わりがない程度の小さなものだったがG550とこのレビューによって突如大きくなった。
充電機能とサウンド出力
あれこれ「よくできてるな」と思うのだが、一番感心させられたのは同じく上で書いたL字型の「ヘッドセット延長ケーブル」。これが本当にいい具合にカーブしており、柔軟な素材もあってホールドの邪魔にならず快適だ。
iPhoneを横にして両手で持つとスピーカーを手で覆ってしまって、せっかくのゲームのサウンドが台無しということがよくあると思う。G550を装着するとこれがまず防げる。レースゲームなどでは未対応のものでもG550を装着してプレイしたほうがサウンドが楽しめる。ただこの場合女性など手の小さな方は肝心の操作が難しくなってしまうおそれがあるが・・・。
ヘッドセット延長ケーブルには勿論ヘッドセットをつないでもいいし、外部スピーカーをつないでもいい。サウンドは別ルートでBluetoothスピーカーから出すということも勿論アリだが、それこそ1000円未満で買える安物のPCスピーカーでも迫力と臨場感が出る。このあたりはこのレビューという機会を与えてもらったことで、実際に自宅で試して気づくことができたことだと思う。
*横道
パッケージのヘッドセット延長ケーブルと同じ箇所に同梱されていた何かの説明の図らしきものが印刷されたこの紙片。これが私のある記憶を呼び起こし笑いのツボをちょっと押した。
はて?なにも説明書きがないがこれは何を意味して・・・・?裏側を見るとこう
う~む。道路標識のような斜め線があるところを見ると何かを「ダメ!」と禁じているに違いない。しかし・・・ぶっちゃけわけわからん(この時点で水色のL字型のパーツがヘッドセット延長ケーブルだとはまだ知らなかった)。
よくわかんないけどマニュアル見てみたらわかるかな?と考え直し内容物のてらしなおしを再開。一通り確認したところでさっきの謎の図を思い出した。そうかあれはきっとヘッドセット延長ケーブルの・・・ということでもう一度よく図を見直して今度は解読。
ヘッドセット延長ケーブルをつけたまま本体の装着しちゃイカ~ンという図だったのか!!!なるほど!ってかこれパッケージ開けた直後一目で理解できる人いないって(笑)
そこで唐突に思い出したのが宇宙探査機のパイオニアやヴォイジャーに積まれたという地球外知的生命体へのメッセージ、それも特にカール・セーガン原案/作という図。
もう今は結構有名な話だとは思うが、言語研究/コミュニケーション研究の分野から「意味わかんねーし。たとえ誰かそれ拾っても解読不能」と物凄い不評だったというか非難をうけたという。
学生時代講義のとき教授が何かの話のついでにこのセーガンによる「人類からのメッセージ」の話を出した。その教授は名前を出せば結構知られた研究者の方だったのだが・・・
いわく
「いや~あれね。仲間内でも誰一人意味するところがわかんなかったんですわ。そんだけじゃなく私らの先生たちも解読は不可能だって言ってました。
大体人間というものを知らなかったら、どっちが上だか下だかもわかんないでしょ。セーガンさんはちゃんとわかるようになってるって言ってたけど地球人の言語研究の専門家たちが束になってかかってもわかんなかったのに、宇宙人の皆さんにどうしろって言うんでしょうね~?
たとえ見つけても何がなんだかわかんないだろうし、なんらかのメッセージだって気づいても何が記されてるのかわかんなくて混乱するでしょうねー。知的生命体だからって視覚や触覚だけが外部との情報伝達の手段とは限らないでしょう?もしかしたらあるSF小説みたいに味覚使うかもしれない。
でもまあ・・・ロマンですよ、国家予算を堂々と冗談につぎ込むって。あわよくば未知の宇宙人さん達までひっかけてやろうなんて本当にすごいですよ」
((((((^_^;)
ボイジャーに積まれた金のレコード盤なんかさらにわけわかんないだろうなとCD全盛の時代を過ぎアナログ・レコードが遠い思い出になった21世紀の地球上でふと思ったりする。
対応ソフトとキーの改良
しかし少なくとも「このゲームは素でおもしろいですけど、コントローラのG550にも対応してますよ」とか「G550はあの人気ゲームが遊べます」となればどちらにも悪い話ではないはずだ。ユーザーにとっても同じだ。
各キーの操作性の悪さということについて前述したようにほうぼうで指摘されているし、キータッチの悪く言えば「チャチさ」は、操作性の良し悪しが自分の「下手さ」からくるのかもしれないと思う私でさえも感じる。コンシューマ・ゲーム機の付属コントローラに近いくらいの感触までいければ理想的だと思う。ファミコンが大ヒットし世界中の家庭にゲーム機がやってきて既に30年近いと思う。人々が使いやすいと感じるコントローラ製造のノウハウや技術は世界各地の工場に転がっているはずだ。あのL字型ヘッドセット延長ケーブルという気の利いた小物を製品化できるロジクールさんなら本気になればできると信じている。
iOS用のゲーム・コントローラは画面にはりつけるゴムパッドのような超アナログな「アイディア商品」みたいなものも含めて結構な種類が出ているが、いまだにこれという人気機種は存在していないように思う。メーカーさんに一番期待するのは、このG550を一代限りの製品として完結させず二世代目三世代目と改良を重ねていってほしいということである。
ということで長々とした駄文でしたがレビューとさせていただきました。
キウイさん
2014/08/26
koolpawさん
2014/09/10
私もこの前家電量販店でこの製品が随分手ごろな値段で店頭販売されてるの見ました。この値段ならすぐ売れちゃうだろうな~というくらい安かったのですが、結構山積みに(w。
地道に対応ゲームは増えてはいるのですがもっと有名どころがドカンとこないと厳しいかもですね。この製品に類似したものやこの後継機も出ないし、この分野は・・・なのかなあ?
ディバラさん
2018/01/10