レビューメディア「ジグソー」

ビミョーな耐性かな?

本命はこのシリーズじゃなく、Caymanなのは明白なんですが…
つい、魔がさして?本日突撃しちゃいました(^^;

海外のサイトではCore 1.2GHzで廻ってるデータもありました。
が、かなり改造してクーラーも社外品を使ってのデータだそうです。
まぁ、そこまでは廻らないだろうとは思いつつ、初期物の高耐性に期待しての突撃です。

まずは付属品から。
DSC06152.JPG
DSC06152.JPG

特に豪華ということも無く、普通の内容物です。

6850は各社オリジナルデザインですが、6870は各社リファレンスのみとなってますね(現状では)
DSC06156.JPG
DSC06156.JPG


黒/赤のツートンが個人的にはお気に入りです。
DSC06154.JPG
DSC06154.JPG


端子はDVI-I/DVI-D/Mini Displayportx2/HDMIと豊富です。
この辺は最近のRadeonらしいトコですね。
DSC06155.JPG
DSC06155.JPG



検証に用いたマシンの構成です。

【CPU】 Intel Core i7-980X Extreme Edition LotNo: 3013A472
【MB】 ASUS RAMPAGE Ⅲ EXTREME: BIOS 0901
【MEM】 SanMax SMD-6G88NP-16F(HYPER)-T (2GBx3)
【CPUクーラー】 Corsair CWCH70
【VGA】 eVGA GeForce GTX460 SuperClocked(1GB)
【HDD】 Crucial REAL SSD 64GB×2(RAID 0)、 Hitachi HDT721010SLA360
【Case】 ANTEC DF-85
【PSU】  Corsair CMPSU-1000HX
【Sound】  OnBoard
【KeyBoard】FILCO Majestouch Mini FKB100F/NB
【Mouse】 CoolerMaster SENTINEL ADVANCE-Sports
【OS】 Windows7 HomePremium 64bit

まずは定格でのベンチのスコアから。

●3DMark06 22570 3DMarks
SM2.0 Score 8664
HDR/SM3.0 Score 10218
CPU Score 7235
2010y10m23d_181151622.jpg
2010y10m23d_181151622.jpg


CPU、GPU定格としては、なかなかのスコアかと思います。
これは期待出来そうかな?と感じました。

●CINEBENCH 11.5
2010y10m23d_211015437.jpg
2010y10m23d_211015437.jpg


OpenCLは最近のRadeonの方がGeForceより速い感じですね。

●FF14 Low
2010y10m23d_183804892.jpg
2010y10m23d_183804892.jpg

これは明らかにnVIDIAより速いです。
定格でこれならOCしたらどうなるんだろ?と更に期待が高まります♪

それでは軽くOCしての検証です。

●3DMark Vantage
P19369
GPU Score 17092
CPU Score 32261

2010y10m23d_192307296.jpg
2010y10m23d_192307296.jpg



CPU定格、GPU 970/1200MHzです。
石が定格ですから、2万は超えれませんでしたが、AMD(ATIの名前は無くなるので)としてはPhysXが効かない割には、そこそこのスコアかと。

●3DMark06
CPU 4.0GHz
GPU 965/1180MHzの設定で 26075 3DMarkでした。
2010y10m23d_203000752.jpg
2010y10m23d_203000752.jpg


ん~!?思ったより伸びませんねぇ…
海外のサイトのデータを見ても、メモリの伸びが感じられないSSが多く見られます。
自分の固体もメモリ1200MHzまで上げると、途端に不安定になります。
仕方なくメモリを下げて完走するポイントを探りました。
特に06では伸びが悪いと感じました。

ドライバーで変わる可能性もありますが、イマイチな手応えでした。

●FF14 Low
CPU 4.0GHz GPU 965/1200MHzで8342でした。
一枚でこのスコアなら満足出来ますね。

2010y10m23d_200646564.jpg
2010y10m23d_200646564.jpg



●3DMark Vantage
CPU 4.0GHz GPU 980/1200MHz
P20070
2010y10m23d_205457086.jpg
2010y10m23d_205457086.jpg


06よりは廻りましたが、スコアはそれほど伸びませんでした。

★とりあえず現時点での感想。

最初は「これは期待できそうだなぁ!」と喜んでましたが、実際はOCの伸びしろは少ないと感じました。
定格でCore900MHzですから、せめて1GHzは逝けると思ってたんですが…
techPowerUP!や3DGuruを見てもCore940位のSSが多いのも納得せざるを得ない感じですね。
最もドライバーが熟成されれば、廻り方も変わって来るとは思いますが。

温度に関しては、GTX460 Hawkに比べると明らかに高いですね。
460はSLIにして地デジ観ながらでも35~38℃位に収まります(室温26℃位)
HD6870は単機でも40℃近くになります。

ベンチ後の温度の下がり方も、Hawkの方が圧倒的に速いですね。

ファンの音も、手動で100%にすると、とんでもない音になります。
とても夜中にベンチする気にはなれません。

GTX460が全体的に良く出来てると感じてただけに、かなり残念な手応えですね(今のトコは)

もう暫くは手探りで検証する必要がありそうです。
  • 購入金額

    25,770円

  • 購入日

    2010年10月23日

  • 購入場所

    faith

27人がこのレビューをCOOLしました!