日本車と同じように小柄だけれど高性能というのをウリに、欧米で愛されている自動車メーカーといえばフォルクスワーゲン社だろう。世界で最も売れた車であるビートルを始め、ゴルフやポロなどの大衆車の他にトゥアレグなどの高級SUVなどを手掛ける同社は、グループ企業としてアウディやランボルギーニ、ベントレーなど名だたるブランドを傘下に収めている。近年は映画へのタイアップへも積極的で、ヒット作の中にその姿をしばしば目にする事ができる。
たとえばマット・デイモンのいまや代表作となった「ジェイソン・ボーン」シリーズの第3作「ボーン・アルティメイタム」では、フォルクスワーゲンの車がさまざまなシーンで登場。ゴルフGTやトゥアレグなどが颯爽と街の中を駆け巡り、カーチェイスを繰り広げる様は迫力も満点。中でもハデなアクションの末にボコボコになりながらも走り続けたトゥアレグは、フォルクスワーゲン製の車の頑強さを示すのに十分な活躍を見せた。ちなみに六本木ヒルズで行われたプレミアではそのトゥアレグも展示され話題を呼んだ。ジグソーユーザーのゴルフは3代目と6代目だ。
もう一つユニークなところをあげれば、マイク・マイヤーズが制作・主演した1999年公開のオシャレでサイケな映画「オースティン・パワーズ・デラックス」でのタイアップ。劇中では主人公のオースティン・パワーズが奪われた『モジョ(男性的魅力の源)』を取り戻すために1960年代にタイムスリップするのだが、そのタイムマシンとして登場するのがサイケにペイントされたフォルクスワーゲン・ニュービートル・カブリオレ。ハチャメチャだけど、脳天気でPOPなストーリーに七色のビートルはしっかりハマっている。





