ガラパゴスの何がわるいっ!?
~ケータイ文化を彩った名機たち~

i-mode誕生の衝撃


SO502i(zigsowユーザーのもちもの)

SO503i(makibisiさんのもちもの)

1999年2月、NTTドコモは携帯電話からのインターネット接続サービス「i-mode」と電子メールサービスをスタートする。メールやWebサイトの閲覧ができるだけでなく、端末から銀行振込やチケット予約などもできる当時としては画期的なサービスであった。着メロや待受画像のダウンロードは若者たちの間で話題となり、サービス開始から1年間で「i-mode」対応機種は560万台を売り上げ、2000年8月には「i-mode」が1000万台を突破するなど爆発的な人気を集める。その後、99年12月にデジタルホングループの流れをくむJ-PHONEが「J-スカイ(現在のYahoo!ケータイ)」、2000年の4月にはIDOが「EZアクセス(現在のEZweb)」とそれぞれ独自のインターネット接続サービスを開始する。写真の2機種は「くるくるピッピ」というキャッチフレーズで話題を集めた、ジョグダイヤル付きのSONYの機種。その独特の操作方法にファンも多い。そして2001年に発売された503iシリーズ以降、NTTドコモは「iアプリ」サービスをスタート。i-modeサイトからゲームやソフトをダウンロードし楽しむことができた。こうしたデジタルコンテンツへの課金はキャリアが回収を代行。電話料金と共に一括して支払うことができ非常に便利だったが、それと同時に知らず知らずの内にパケット通信料がかさみ請求額が数十万を超えるというケースが多発した。いわゆる「パケ死」だ。こうした状況が社会問題化したことに対応し、2003年にauがEZフラットを導入するのを皮切りに各社はパケット定額サービスを導入していく。

 


N505is(zigsowユーザーのもちもの)

インターネット接続サービスの他に、携帯電話人気に拍車を掛けたのが写メール機能だ。2000年に登場したJ-PHONEの「J-SH04」は、世界で初めてデジタルカメラを搭載した携帯端末。縦128×横96ピクセル、11万画素のカメラは高性能とは言えなかったが、撮影した画像をメールに添付して送れる手軽さがウケてヒット商品となる。写真はNECの「N505iS」は「i-mode」端末初のメガピクセルカメラを搭載した機種。130万画素CCDカメラの他、人物の顔写真を編集できるフェイス機能や長時間録音も可能なボイスレコーダー機能などユニークな機能を備えていた。