となりにいつもテディベア


テディベア 2004年限定品
(zigsowユーザーのみ閲覧可能)

ネコ(zigsowユーザーのみ閲覧可能)

テディベアの中で最も有名で、長い歴史を誇るのがドイツの「シュタイフ社」のテディ・ベア。創業者はマルガレーテ・シュタイフという女性。幼い頃に小児麻痺を患った彼女は半身が麻痺してしまうが、母は編み物を学ばせ、彼女は洋裁で生計を立てる。ある日彼女は、甥と姪にフェルトで作ったゾウの針刺しを贈るのだが、これが街で話題になり、「シュタイフ社」の前身である「フェルト・トイ・カンパニー」を創業することになる。その後、アートスクールを卒業した甥のリヒャルトが事業に参加。1903年に彼が考案した糸のジョイントで手足が動く熊のぬいぐるみを発売すると、ニューヨークの玩具卸売業者の目にとまり、「シュタイフ社」のぬいぐるみはアメリカで人気を集める。

「シュタイフ社」のテディベアの特徴は品質と安全にこだわった素材と、大量生産ではなく一体ずつ職人が丁寧に作り上げる手作りの優しさ。同じ型のぬいぐるみでも、微妙にその表情が違って見えるところが愛好家にとってはまた魅力なのだろう。トレードマークは左耳に付けられたボタンとタグ。1903年にアメリカで大流行した際に、あまりに類似品が出回ったために付けられたのが最初だとか。「ボタン イン イヤー」と呼ばれるこの左耳のボタンは、今では「シュタイフ社」を表すトレードマークとして、テディベア以外の他の動物のぬいぐるみにも付けられている。

「シュタイフ社」と比べると後発だが、イギリスのぬいぐるみメーカー「メリーソート社」のテディベア・チーキーも人気が高い。チーキーという名前はエリザベス女王が「なまいき(チーキー)なコね」と言ったのが由来だとか。こちらも一体一体が手作り。「シュタイフ社」のテディベアに比べると、よりデフォルメされたクマちゃんといった感じだが、ぷっくりと丸い耳が何とも愛らしい。ジグソーユーザーのもちものはパンキンヘッドというシリーズ。頭の上にパンク風の逆立った髪が生えているのが特徴だ。

ドイツとイギリスにはこのほかにも「ヨハンナ・ハイダ社」(独)や「ディーンズ社」(英)、「ゲブリューダ・ビング社」(独)など有名なテディベアメーカーが存在するが、狩猟や開拓によって本物の熊がすでに絶滅してしまった両国で、こうしたメーカーが誕生したのは何とも皮肉な巡り合わせだ。1926年にはイギリスのアラン・A・ミルンが「クマのプーさん」を発表。プーさんのモデルとなったのは、実は彼が持っていたテディベアだ。その後、ディズニーによってアニメ化され、その人形も世界中で爆発的に売れた。


ANCESTOR OF CHEEKY STARDUST
(zigsowユーザーのみ閲覧可能)

MicroMini Antique Copper
(zigsowユーザーのみ閲覧可能)

pooh
(くすくすさんのもちもの)