テンキーが備わっているので、外付けのキーボードも不要だ。一般的なテンキーでは、数字キーの右に配置される“+”“?”キーを上側に配置することで、テンキーの幅をコンパクトにまとめ、15インチサイズにうまく収めている。小さくなりがちな“Enter”キーや“Shift”キーもしっかりとした大きさが確保されており、キー全体の配列にも違和感がない。キーピッチは約19ミリと広めで、ストロークは約2.4ミリ。押し込みが軽く、スムーズに打てる。
トラックパッドの表面はザラザラ、というよりも粒々とした感触で、しっかりとした摩擦がある。このボディーサイズならもう少し大きくてもいい気がするが、手の位置をほとんど動かさずに、指先でちょんちょんと操作できるから、かえって作業効率がいいかもしれない。
ディスプレーは光沢タイプだがギラギラ感はないので、写真をレタッチするにも、文章を編集するにもちょうどいいバランスだ。また、数時間使っていてもパームレストが熱くならず、これなら過酷な入稿作業にも耐えてくれそうだ。
日常的に持ち歩くには少々かさばるが、社内のミーティングくらいなら問題なく持ち運べる。構成は自由にカスタマイズ可能だ。もし私が買うなら、1万3000円プラスしてメモリーを8ギガバイト、光学ドライブにブルーレイを選択するだろう。オフィスソフトの『キングソフト オフィス 2012』も3000円で追加でき、コスパはかなり高い。自宅用マシンとしても使い勝手がよさそうだ。
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