Windows Home Server 2011(以下WHS2011)は、家庭でも簡単に誰でもパソコンデータ専用のサーバを持つことができる身近なものです。 一家に1台ではなく、いまや1人に1台となってきたパソコンの、誰もが使えるデータの倉庫やそれぞれのパソコンの万が一のバックアップ先としてWHS2011は静かにしっかりとまとめて面倒をみてくれます。
では早速ですが、利用方法の一例を私個人の使い方で例えてみたいと思います。 構成は、常時接続のデスクトップ2台、母と奥様の実家に出向しているパソコンが2台、これら4台のパソコンの管理をWHS2011で行います。 このほかに「地デジチューナー搭載による24時間起動の録画サーバ」や「iTunes Mediaフォルダ」としてどのパソコンからも音楽やミュージックビデオをiTunesで使えるようにします。 さらに、パソコンを変更しても保存データを利用するための「iPhone4のバックアップ先」、各パソコンを設定して同一フォルダにファイルを保存する「デジカメ等の自動読み取りの保存先」のほか「動画の一括保存に活用」するため、Windows7の搭載されたパソコンにデバイスを接続したときの自動再生・保存、インターネットからダウンロードした画像やファイルの保存先などごく当たり前のようにサーバの共有フォルダを活用します。
また、「それぞれのパソコン専用個人設定データの倉庫」「色々なソフトのインストール.exeの保存先」という様々なことを1つのサーバにまとめることで、各自のパソコンが入れ替わろうともデータが共有されているので「無駄な引越し」や「どこのパソコンにファイルを置いたっけ???」といったことから解放されるのです。 そして、普段はあまり意識していない「ファイルのバックアップ」も個別に設定管理することなく自動で静かに軽やかに一括保存してくれるので安心です。 バックアップ中に端末として使っているパソコンが重くなったりすることや煩わしい個別のバックアップメンテンスも必要ないのがうれしいです。では早速導入してみましょう。
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