FRONTIERのPCは32bit/64bitのセレクタブルリカバリディスクが付属している。 この点に注目をして、各ベンチマークを走らせたときの性能の違いを見てみた。結果からみると、ベンチマーク数値の変化の幅としては-3.2~+6.2%となっているが、ほとんどのスコアは32bit/64bit間に大きな変化はない。ソフトの互換が取れているのであれば、メモリ搭載量の上限などを考慮すると積極的に32bitOSを選ぶ理由は見当たらない。しかし、Home Premiumではメモリの搭載量の上限がOSで16GBと制限されてしまうため、多少の上積みになるが上限が192GBとなるProfessionalを選択したい。ただし、チップセットレベルでは最大32GBのメモリをサポートしているが、メーカーとしては16GBまでのテストにとどまっているため注意しなければならない。16GB以上メモリを積むときは製品情報のを確認をしてからのほうが良さそう。いざというときのXPモードなども使用でき、サポート期間も他エディションと比較すると長いためお勧めだ。