ついに登場! これが研究課題「Windows® 8」だ!

Windows® 8

Windows® 7の市販開始(2009年10月)から3年。これまで以上に幅広いデバイスに対応したWindows® 8がついにリリースされた。

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特長の一つでもある新しいインターフェースには、直感的に画面を動かす楽しみを盛り込んだ「Modern UI」を採用、液晶画面上に直接触ることのできるタッチデバイスでこれまでのOSの概念がさらに発展したものになった。

さらに、多くのユーザーの間で話題になっていた「高速起動」では、これまでに比べてシステム起動時間が大幅に短縮されているほか、プロセッサーのアイドル時の消費電力制御やアプリケーションの電力効率を向上させることで、高速応答性と実用性を達成している。

また、複数の外部ストレージを一つにまとめて大きな仮想ディスクとして扱うことのできる「ストレージプール」、1時間に1回(デフォルトの場合)変更のあったファイルを保存することで誤って削除したファイルを復元できる「ファイル履歴」、USBメモリやUSB外付けストレージなどのデバイスからパソコンを起動させることのできる「Windows To Go」(Enterpriseエディションのみ)など、これまでにはなかった革新的な便利機能が追加されているのだ。

さて、当タナカズハカセ®研究所では、ビギナーからヘビーユーザーまでを対象に特別講義を用意した。講義のラストでは更なる単位取得(COOL!)を目指す研究員(レビューアー)の募集も予定しているので、お楽しみに。では、パソコンの未来を予知させるWindows® 8をよく知って、充実したWindowsライフを手に入れようではないか! 

ビギナー編

  • スタート画面

    Windows® 8は、各々単色で分けられたタイル型の矩形(くけい)が並ぶ「Modern UI」が採用され、これまでの「スタート」メニューがスタート画面に置き換えられている。「タイル」には、ブラウザやメールなどよく使うアプリケーションなどが表記されピン留めされているので、使いたい「タイル」をタップするのだ。「スタート」画面へのアクセスは、画面の右端からスワイプ。「スタートチャーム」をタップするか、マウスであればポインターを右上の端に持っていくことで「スタートチャーム」が現れてクリックできる。キーボードの「Windowsキー」を押して「スタートチャーム」に移動することも可能だ。

    ※チャーム/各種設定や検索などを行うことのできるメニューバーのこと

  • アプリケーションの起動方法

    アプリケーションを起動させたい時には、「スタート」画面にピン留めされている「タイル」をタップするだけ。「タイル」として表示されていないアプリケーションは、「スタート」画面の上下に現れる「アプリバー」から選択すればよい。また、「スタート」画面やアプリバーに現れない、これまで使っていたアプリケーションを起動したい時には、「タイル」の中にある「デスクトップ」を利用する。Windows® 8での「デスクトップ」は、従来のアプリケーション実行環境のことで、Windows® 7とは意味が異なるので理解しておきたい。デスクトップアプリの起動を簡略化する場合にはピン留めを活用しよう。「デスクトップ」内の「タスクバー」で動作中のアプリケーションを右クリックし「タスクバーにピン留めする」を選択すれば「タスクバー」に登録される。これで「タスクバー」は、Windows® 7での「スタートメニュー」の代わりとして使うことができるのだ。

  • タスクを切り替える

    「Modern UI」では、一つのアプリケーションが画面全体に表示されるので、「ウィンドウの選択」をすることができない。この場合にはタスクの切り替えを行う必要があるのだ。

    1. 画面の左上をタップ(マウスカーソルを合わせる)
    2. これまで使っていたアプリケーションがサムネイルで表示されるのでタップで切り替え
    3. サムネイルが表示されても切り替えたいアプリケーションが表示されない場合には、そのままの状態で下へスワイプ(カーソルを下げる)すると、起動しているアプリケーションが表示されてタップ(クリック)で切り替えられる

    「Modern UI」では、デスクトップが一つのアプリケーションとして認識されているので、その中で動作しているデスクトップアプリには直接移動することができない。この場合にはショートカットキー「Alt」+「Tab」を使用すると、「Modern UI」「デスクトップ」の両方で起動しているすべてのアプリケーションを表示することが可能なのだ。

  • アプリケーションの終了と中断

    アプリケーションを終了する場合、「デスクトップアプリ」なら従来と同じようにウィンドウ右上の×印をクリックするか「タスクバー」で該当アプリのアイコンを右クリックして「ウィンドウを閉じる」を選択する。これに対して 「Modern UI」で使用する「Windows ストアアプリ」では、「終了」のボタンやメニューはなく、次のような操作を行うことで他のアプリケーションに切り替えればよい。

    1. アプリケーションの上端にマウスカーソルを合わせると手のひらアイコンに変わる
    2. 右ボタンを押しながらカーソルを一気に画面下端まで移動。アニメーション表示で画面が縮小し半透明化したらボタンを離す

    「Windows ストアアプリ」では明示的な「終了」操作を必要としない作りになっている。これまでは複数のアプリケーションを同時に起動することができたが、その分メモリやプロセッサーの使用量が増えたままになっていた。ユーザーが気を配ってアプリケーションを「終了」しないと、動作が遅くなったり電力の消費が増えたりしていたのだ。「Windows ストアアプリ」では、アプリケーションの管理をOSで自動的に行う仕組みが用意されているので、このような問題をユーザーが気にすることなくアプリケーションを使い続けられるようになっているのだ。

  • シャットダウン

    これまでは「スタートメニュー」にある「シャットダウン」でパソコンを終了していたが、Windows® 8では「チャーム」の中にある「設定」アイコンをクリックして「電源」から「シャットダウン」を選択して終了を行うのだ。

    1. 画面の右端から左に向かってスワイプすると「チャーム」が出現
    2. 「電源」アイコンをタップ(クリック)すると「シャットダウン」が現れるので選択

    「電源」メニューには「シャットダウン」「再起動」(もしくは「更新してシャットダウン」)が既に表示されるようになっているが、任意で「スリープ」「休止状態」などのオプションも追加することも可能だ。パソコンの「シャットダウン」を行うことは、電源を節約することにもなる上、作業内容の保存、セキュリティの向上にもなるので、すべての作業が終わったらこまめな「シャットダウン」を心がけたい。

多くのジグソーユーザーがWindows® 8体験版をレビュー ここではそのいくつかをピックアップして紹介だ!

ジグソーでは、Windows® 8体験版をいち早く試用した研究員(ジグソーユーザー)が数々の研究成果(レビュー)を発表している。高速起動モードの速さに驚愕したファーストインプレッションをはじめ、アプリケーションとの相性やアプリ開発の可能性を検証した者、インテル® SSDを外部ストレージに使って「Windows To Go」を実験したものほか様々。3年ぶりに発表された新しいOSに期待する、誰もが考え試してみたいテーマを実践、自由な発想と思いのままに書き綴ったレビューなど秀逸なものばかりだ。ここでは数ある研究成果(レビュー)の中からいくつかを抜粋して紹介。この後ジグソーでスタートする特別研究(プレミアムレビュー)応募の際の参考にしてほしい。

話題の Windows® 8 の力はまだまだ未知数!?あなたも Windows® 8 を試してみてくれ!

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