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リンさん
【プレミアムレビュー】人生2個目のSSD!Intel SSD 510 120GB【2011/08/21 更新】
『レビューインフィニティ第2弾「ロッコア星」ハイスペックパーツ豪華3点セットで 最高パフォーマンスのPCを作れ!』のプレミアムレビューに当選させて頂きました。 [image:mi_102799_1312979246_1017466115.jpg:l:Intel SSD 510 120GB] 選んで頂いたzigsow様、Intel様、関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。 ありがとうございました。 私自身SSDは2個目になります。 [zigsow:own_item:121876] 今回はロッコアで最高パフォーマンスのPCと言う事でSSD単体でのレビューはこちらに書き、 トータルパフォーマンスと言う面ではCPUのレビューに集約して書かせて頂きます。 宜しくお願いします。 ■ パッケージ紹介 [image:mi_102799_1312979637_2022199555.jpg:l:Intel SSD 510 120GBのパッケージ内容] ● SSD本体(Intel SSD 510 120GB) ● 3.5インチマウンタ ● ネジ 5本 ● ネジ 5本(マウントネジ) ● SATAケーブル(6G対応??) ● SATA電源-4Pin変換コネクター ● ドライバCD ● 簡易説明書 ● SPEED DEMONのシール ● 乾燥剤 [image:mi_102799_1312979823_1172507408.jpg:l:乾燥剤] 前回のプレミアムレビューのIntel SSD 310が茶箱だったので パッケージ品におぉ~っと感動しました。 青いケースにしっかりとした梱包がされています。[image:mi_102799_1312979925_1960965454.jpg:l:詰め方もカッコいい!] ■ 性能紹介 【比較対象】 ● Intel SSD 320 300GB [zigsow:own_item:121876] 【測定ソフト】 ● [link:Crystal Disk Mark:http%3a//zigsow.jp/cdm/] 【測定環境】 ● zigsowプレミアムレビューショットガンPC [zigsow:own_item:120610] こちらのチップセット(P67)直結のSATA 6.0Gbpsに繋いで測定。 【測定結果】 ● Intel SSD 320 300GB [image:mi_102799_1312980429_1373387604.png:l:Intel SSD 320 300GBのCDM] ● Intel SSD 510 120GB [image:mi_102799_1312980484_1104124471.png:l:Intel SSD 510 120GBのCDM] ☆ Readの結果が良好ですね。 他の人のベンチマークを見ても大体性能が発揮できていると感じます。 ただ、要所要所で320に負けているのが悔しいところです。 ■ 総括 コントローラICはMarvell製と言う事で、まだまだIntelの本気出してないよっ! って言うところですが、一般ユーザーからすると化け物みたいな速さです。 8/10現在の価格が、120GBで23,544円 250GBで47,199円です。 まだ実際にシステムドライブで使っておりませんので、 ロッコアがすべて組み合わさった時にレビューしたいと思います。 安いとは言えませんが、頑張って買えるならお奨めしたいSSDです! 【2011/08/21 更新】 ロッコアマザーを用いて速度計測を行いました。[image:mi_102799_1313903591_228691079.png:l:Intel 990X & Intel SSD 510] DX58SO2のMarvellチップSATA3に接続した時の結果です。 PCI-Express2.0のx1接続なので、SATA3の限界値(6Gbps)より低い 5Gbpsが最高値となります。 ロッコアのセットとしてはちょっと不向きな構成でしょうか。 ショットガンPCに接続した時の速度がSATA3(6Gbps)の本当の数値です。 (体感差は無いかもしれません)
garpさん
X58チップセットマザーボードへ導入が最適なSSDですね!
レビューインフィニティ第2弾「ロッコア星」 - ハイスペックパーツ豪華3点セットで最高パフォーマンスのPCを作れ! に選出して頂きました。 zigsowさま、Intelさま、レビュアーへの選出ありがとうございます。 今回は3点の最高峰パーツ 「インテル Core i7-990X プロセッサー エクストリーム・エディション」 「インテル デスクトップ・ボード DX58SO2」 「インテル SSD 510 120GB」 を使用して最高パフォーマンスのPC制作のレビューをさせていただきます。 レビューパーツ毎に掲載ページがあり、このページでは、「インテル SSD 510 120GB」の レビューを掲載させていただきます。 [image:mi_21795_1313843694_19835883.jpg:l:] ------ 「インテル Core i7-990X プロセッサー エクストリーム・エディション」は[link:こちら:http%3a//zigsow.jp/review/71/144134/] 「インテル デスクトップ・ボード DX58SO2」は[link:こちら:http%3a//zigsow.jp/review/71/144135/] ------ 今回のレビューでは、最高パフォーマンスマシン構築と言う事ですので、 ゲーミングPCとして、また、動画編集PCとして十分なスペックを持ち、 日常的に使用するメインマシンとして全てのシーンに対応できるPCを 作成するという位置づけで考えました。 レビュー用マシン構築に使うPCパーツと選定理由をご紹介します。 ------------------------------------------------------------- ------------------------------------------------------------- ☆CPU - Core i7-990X(レビューアイテム1) X58チップセットで動作する最上級CPUです。 6コア12スレッドの圧倒的な処理性能と、オーバークロックに 柔軟な対応が可能な倍率ロックフリー機能が特徴です。 ☆マザーボード - DX58SO2(レビューアイテム2) Intel製マザーボードの中で、X58チップセットに対応した 2世代目のモデルになります。 1世代目のDX58SOは愛用しますが、こちらのモデルから、 ・メモリスロットの増加 4スロット ⇒ 6スロット ・SATA3対応 外部チップの追加 ・USB3.0対応 外部チップの追加 の3点が大きな変更点で、最新の他社製モデルに引けを取らない構成です。 ・メモリ - SanMax Elpida DDR3-1333 12GB(4GBx3枚組)SET CL9 x2SET メモリは相性問題が中々発生しにくいSanMaxメモリの中でも、 Elpidaチップを搭載した物が一番好みに合ってます。 オーバークロックモデルではないですが、安心安定のモデルなので、 トラブルが発生してほしくないメインマシンに積極的に採用です!! 64bitOS採用で、メモリの最大容量の縛りが緩くなった事から、 最大搭載枚数まで増設し、大容量メモリを必要とするソフトが あった場合でも問題ないように配慮しました。 ・グラフィックカード - MSI N590GTX-P3D3GD5 現時点で最強のパフォーマンスを有するグラフィックカードと言えば ゲームとの相性を考えてNVIDIAのGTX 590が最高峰モデルですね♪ このカードならば、たいていのゲームで最高設定でも快適に動きます!! ☆システムドライブ - SSD 510 120GB(レビューアイテム3) 今回のレビュー品のSSDです。 SSDはシステムドライブとして利用する場合、もちろん速度も 重要ですが、安定性も重要です。 様々なソフトを入れても十分な容量となる120GBあれば ストレスのないシステムが組めそうだと思います ・データドライブ - WD30EZRX x4台 録画データなどを扱ううえで大容量HDDは必須です。 今後の事も考えて、現時点で最大の容量である3TBのHDDを 4台搭載する事により、今後も継続的に安心して使用できる マシンを目指しました。 ・光学ドライブ - LG電子 BH10NS38 Blu-rayディスクにまで対応しているドライブの内、 再生ソフトが3Dに対応していて、手に入りやすいドライブを選びました。 BDXLに対応する必要がない場合は、この価格帯のモデルで十分です。 ドライブにこだわりのある方は、ケースが許す限りパイオニア製を 選ばれるのが良いと思います。 ・ケース - CORSAIR CC800DW 至高のケースといっても差し支えがない、ハイエンド志向のケースです。 水冷化完全対応を売りにしているケースです。 一番の特徴はその組み込みのしやすさです。ここまで組み立てやすいケースも 非常にまれだと思います。 前面からアクセスできるホットスワップベイがあり、HDD交換もラクラクです。 今回は、最高のケースに仕上げるために、追加ファンとして、 信頼できるメーカーであるNoctuaの12cmファンを追加で3個搭載しました。 ・電源 - SilverStone SST-ST1200-G 最高スペックのマシンを構築するのであれば、安定動作の効率のよい電源を という思想のもと、1200Wモデルの80+ゴールド対応のモデルと言う事で選択しました。 このモデルであれば、GTX 590を動かすのに不足は有りませんし、 単純計算で実際の最大ピークの電力使用時が600W程度とすると、ちょうどこのモデルの 一番変換効率が良い帯域で使用できると考えて選んでいます。 もちろん、今後、パーツの拡張により、さらに電力が必要になった場合でも、 シングルレーン100Aの強力な底力が問題なくサポートしてくれます。 ・CPUクーラー - PROLIMA TECH GENESIS 安定動作を求める際に、出来るだけ効率のよい冷却をと考えた場合、 CPU付属のクーラーでも動作はするのですが、サイドフロータイプだった為、 CPU周辺の冷却が多少不足気味ではないかと想定しました。 このクーラーならば、サイドフローかつトップフローなので、CPU周りや メモリを冷却しつつ安定動作を提供してくれる事を想定し導入しました。 FANには同社製のBLUE VORTEX14を搭載しました。 ・OS - Windows 7 Ultimate 64bit版 最新OSの中で一番上位のエディションです。 最強マシンを構築する為には、一番柔軟性の高いこのエディションを選びました。 ------------------------------------------------------------- ------------------------------------------------------------- 上記の構成でマシンを構築していますが、いかがでしょうか? 多分に趣味も反映した構成ではありますが、安定性を重視した構成で検討しています。 最強はスペックだけではなく、組み立て後の運用やメンテナンス、今後さらに 拡張する事も含めて使い勝手の良い構成で組み立てています。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ☆☆☆☆☆第1幕 : Intel SSD 510 120GBの基礎スペック計測 ☆☆☆☆☆ Intel SSD 510シリーズは、SATA3対応の最新のSSDのジャンルに分類されます。 今回レビューさせていただくSSDは、SSD 510シリーズの120GB版のSSDである 「SSDSC2MH120A2K5」です。 [image:mi_21795_1313843694_19835883.jpg:l:] 発売当初のプロダクトコードは「SSDSC2MH120A2C」でしたので、 ファームアップデート等の仕様変更による差でしょうね。 [image:mi_21795_1313843700_882172709.jpg:l:] 付属物はこのSSDだけ買えば増設可能という仕様になっています。 ----内容物---- SSD本体 x1 マニュアル x1 ガイドCD x1 3.5インチマウンタ x1 ペリフェラル→SATA変換ケーブル x1 SATA3対応SATAケーブル x1 ステッカー x1 --------------- 初めてSSDを導入する方でも問題なく導入できるように ケーブルやマウンタ一式を付けてくれるのはとてもありがたいです。 さっそくレビューマシンに組み込んで計測してみましょう。 データドライブとしてSATA2環境で利用した場合の測定結果はこのようになります。 [image:mi_21795_1313843706_1434854091.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843710_220401604.jpg:l:] ランダム計測も0Fill計測の場合でも、計測結果に大きな差は有りませんね。 どの様な状況でも、一定の性能を出せると言う証拠だと思います。 さらに、SATA3ポートに接続した場合には、下記の通り速度がアップします!! [image:mi_21795_1313843714_1841339667.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843719_402534038.jpg:l:] シーケンシャルリードで約100MB/sの速度UPが大きいですね。 リード系はほぼ変わりないか、大幅UPとなっていますが、 ライト系はSATA3にしてもほとんど変わりないですね。 4Kが落ち込んでいるのが気になりますが、ここはMarvellチップセットの性能か ドライバ相性でこのような結果になっていると推測されます。 リード系の公称値には届いていませんが、シーケンシャルライト等が ほぼ公称値に近い値を出せているので、この環境にあったSSDであると言えると思います。 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ☆☆☆☆☆第2幕 : システムディスクとして利用した場合の測定結果 ☆☆☆☆☆ マシンインストールの際には、SATA3ポートの場合、Marvellのドライバが OSのディスクに入っていないので、SATA2ポートに接続してインストールしました。 まずは、SATA2環境でシステム(OS)ディスクとして使用した場合の計測結果です。 [image:mi_21795_1313843724_10990124.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843729_203547120.jpg:l:] ランダムで計測した場合でも、0Fillでの連続データで計測した場合でも 大きく差のない結果となっていますね。 唯一シーケンシャルの書き込みが0Fillの際に10MB/sアップしていますが、 誤差の範疇といってよいと思います。 ドライバをインストールしてMarvellのSATA3環境に接続した場合の 測定結果は下記の通りです。 [image:mi_21795_1313843736_1063861190.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843740_331341868.jpg:l:] SATA3環境へ移行するとシーケンシャルリード等の読み込みの速度UPが大きいですね。 逆にライト系は大きくは変わっていないという印象です。 リードがアップしてライトが変わらずという状況で、公称値のライトの 値には近い値が出ているので、Marvell環境ではライトはほぼ全開に 性能が発揮できている模様ですね。 逆に、リードに関しては、若干のUPはある物の、公称値からは まだ低い値となっているので、ネイティブなSATA3環境でないと 速度が発揮できないようですね。 ただ、公称値から速度が・・・とは言っていますが、実際にOSをインストールし、 実働させて見た限りでは、とても快適で、少なくともX58チップセット環境への システムディスクとして導入するSSDとしては、最適だと言えますね。 なお、OSディスクとして利用する場合には、Intel製の Solid-State Drive ToolBoxというツールを使用して、 システムをチェックしておくとSSDの寿命にかかわる書き込み回数について、 システム側の細かい書き込みを抑制して延命できたりします。 [image:mi_21795_1313843745_2084975577.jpg:l:] システムディスクの利用ポートがMarvellのポートかつ使用ドライバが Marvell製と言う状態の場合は、下記のようにエラーがでてチューニング出来ません。 [image:mi_21795_1313843749_259633937.jpg:l:] ドライバがIntel製のポートか、Windows純正の場合は、問題なく設定できます。 [image:mi_21795_1313843753_1286441996.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843756_380401559.jpg:l:] Superfetch/Prefetchの個所は是非ともWindows側の機能を無効化するように 設定したい項目ですね! システムディスクの場合、さらに定期的にメンテナンスをするように設定する 項目が出てきますので、継続的にSSDの性能を維持できるように設定を 行った方が良いと思います。 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ☆☆☆☆☆第3幕 : RAIDを構築して高速化してみた場合 ☆☆☆☆☆ SATA3環境で本当の性能が発揮できるSSDと言う事が計測結果から分かりましたが、 RAIDを構築してみた場合はどの様なスペックを発揮するSSDであるか確認してみました。 DX58SO2のMarvellチップのSATA3ポートはRAID 0構築が出来るので、こちらで RAID 0を構築してみます。 [image:mi_21795_1313843760_2095861147.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843764_1765109071.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843768_462916551.jpg:l:] Stripe Sizeが32Kか64Kしか選べないのが厳しいですね。 高速なディスクなのでもう少し大きな値(128Kぐらい)で設定したいです。 速度を計測してみると・・・ [image:mi_21795_1313843773_1051888343.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843777_762965771.jpg:l:] ランダム計測、0Fill計測ともに、シーケンシャル、512K、4KQD32は微増、 4Kが減と言うところですね。 これは2台つなげてRAID 0を構築して本来の速度を出す環境が Marvellのチップセットでは無理だったと言う事でしょうね。 これは、RAIDするチップではなく、あくまで単体のSSDを1本繋げる事を 目的とした方が良さそうですね。 では、外部ハードとして、専用のRAIDカードを導入した場合は どこまで性能が出せるのでしょうか。 今回は、SATA3にネイティブに対応したHigh Point社製のRocketRAID 2720を 用意しました。 が、残念ながら、RAIDカードとDX58SO2に相性問題が発生し、動作させる事が出来なかったので、 代わりに、Rampage III ExtremeにCore i7 980Xを搭載した環境で計測してみました。 [image:mi_21795_1313843781_1395244297.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843785_1258969839.jpg:l:] ストライピングのセクターサイズが512Bしか選べないのが このカードの難点ですね。 接続ドライブ台数によって変わるみたいですが、今回2台なのでこの構成です。 データディスクとしての利用で測定してみました。 [image:mi_21795_1313843790_702675955.jpg:l:] [image:mi_21795_1313843794_1245270382.jpg:l:] シーケンシャルは素直にほぼ2倍の速度が出ています!! 4Kは無理でしたが、それ以外のライトは素直に倍の速度が出ているのが 感動的ですね~!! リードは、4K、4KQD32が下がってしまったのは残念ですが、 シーケンシャルリードは圧倒的ですね。 おそらく落ち込んだところはドライブのフォーマット時の設定で もっと改善できると思うので、構築する際には、多少の調整を検討要です!! (今後の検討課題として取り組みます!) このSSDはRAID構築時でも素直に速度が反映される、良いSSDですね。 どんな環境でも使えるSSDだと思います。 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ★★★★★ 総括 ★★★★★ レビューを読了いただき、ありがとうございます。 「インテル SSD 510 120GB」は、どの様な場合でも一定の速度を 発揮できるオールマイティータイプのSSDである事がわかりました。 速度に特化したSSDではなく、汎用性の高いSSDは、初導入の方でも 安心してお勧めできますね!! SSD用のツールも専用の物が提供されているのもポイントです♪ 安心して高速化が図れるSSDとして、システムドライブへの導入は このSSDにお任せです。 特にX58チップセットでネイティブにSATA3をサポートしていない環境でも 十分なスペックが発揮できる点はハイエンドユーザーとしては 非常に魅力的です。 RAIDを構築しても素直に速度が出るSSDなので、RAIDカード側のスペックが 良ければ、かなり性能を伸ばせると思います。 今回のレビューであるzigsowプレミアムレビュー 「レビューインフィニティ第2弾「ロッコア星」」 のメインページは 以下のアドレスです。 他のzigsowユーザーの方の切り口が違うレビューが掲載されていますので、 ぜひぜひご覧になって下さい!! http://zigsow.jp/com/intel/review/infinity02/ ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
つくもさん
Intel SSD510 120GB プレミアムレビュー
ジグソープレミアムレビュー レビューインフィニティ第2弾「ロッコア星」レビューアーへご選出頂き、まことにありがとうございます。では、Intel SSD 510 120GBのレビューをさせて頂きます! [image:mi_21618_1313295076_295206937.jpg:l:Intel SSD510 120GB] Intel SSD 510シリーズは、SATA6Gbpsに対応するMLCのSSDである。 ロッコア企画ではIntel最強トリオとして、このSSDがセットでついてきた。 X25-MシリーズはIntel自社開発のメモリーコントローラーが搭載されており、シーケンシャルリードとランダム性能で人気を博していたが、本製品はどんなSSDに仕上がっているのか。レビューしてみたいと思う。 [ スペック ] ・転送速度 Read:450MB/s、Write:210MB/s ・Random 4k IOPS Read:20000IOPS、Write:5000 ・インタフェース SATA 6.0Gbps [ PC構成 ] 検証構成1 CPU :Intel Core i7-990X Extreme Edition CPUクーラー :TrueBlack 120 マザーボード :Intel DX58SO2 メモリー :G.Skill F3-16000CL6T-6GBPID VGA :EVGA GTX580 CALL OF DUTY BLACK OPS SSD :Intel SSD 510 120GB 電源 :Silver Stone SST-ST1000-P OS :Windows 7 Enterprise SP1 64bit ケース :CoolerMaster Test Bench V1.0 検証構成2 CPU :Intel Core i7-2600K #6 CPUクーラー :TrueBlack 120 マザーボード :MaximusIV GENE-Z メモリー :Carsair CMT6GX3M3A2000C8 VGA :なし SSD :Intel SSD 510 120GB Crucial C300 64GB 電源 :Silver Stone SST-ST1000-P OS :Windows 7 Enterprise SP1 64bit ケース :CoolerMaster Test Bench V1.0 [ 速度比較 ] はじめに「Intel DX58SO2」によるシステムで検証を開始した SATA2.0とSATA6GbpsにてCrystalMarkを用いて速度比較を行なってみた。 [image:mi_21618_1313293959_1619660936.jpg:l:Intel SSD510 SATA2.0接続] [image:mi_21618_1313294001_339529520.jpg:l:Intel SSD510 SATA3.0接続] CrystalMarkの測定結果では、「Intel DX58SO2」のSATA6Gbpsに接続した場合に全体的に速度が遅くなるという結果となった。 [zigsow:own_item:144138] 「Intel DX58SO2」のレビューの時にC300 64GBにて検証を行なったが、そちらの場合は、ランダムとライト速度が遅いもののシーケンシャルリードは速度が出ていたと思う。 [image:mi_21618_1313294063_1695613324.jpg:l:C300 64GB SATA3.0接続] ※このテストの時はCrystalDiskMarkの1000MBで検証しておりました。 SSDでは、HDDと違い読み書きの容量で速度差が出ることはほとんどないので、比較として掲載しました。 次は、「Intel DX58SO2」システムでのHD Tuneでの計測結果だ。 SATA2.0とSATA6Gbps接続の比較では、全体的に後者の方が高い値となっている。 しかし、それでも公称値には程遠い結果となった。 [image:mi_21618_1313294223_1324758937.jpg:l: DX58SO2_Intel SSD510 SATA2.0接続] [image:mi_21618_1313294257_487800993.jpg:l:DX58SO2_Intel SSD510 SATA3.0接続] C300もIntel510も採用されているメモリーコントローラーはMarvell製のコントローラーのはずだ。 僕の私見だが、今回の測定の結果から「Intel SSD510」と「Intel DX58SO2」は、相性が悪いのではないかと思う。 では、次に比較用にZ68とCore i7 2600Kを用いた検証結果だ。 「Intel DX58SO2」と「MaximusIV GENE-Z」にて比較してみたいと思う。 [image:mi_21618_1313294001_339529520.jpg:l: DX58SO2 Intel SSD510 SATA3.0接続] [image:mi_21618_1313294388_663724539.jpg:l:R4GZ Intel SSD510 SATA3.0接続] MaximusIV GENE-Z(以下M4GZ)を用いてZ68環境でSATA6Gbps接続のテストを試してみた。 比較結果は、M4GZの方が圧倒的に速いという結果に、さらにM4GZでも公称値の速度に達していないことがわかる。 理由は不明だがIntel 510シリーズは環境依存度が高いのではないかと推測する。 次は、M4G-Zを用いてC300との速度比較を行なった。 [image:mi_21618_1313294388_663724539.jpg:l:M4GZ Intel SSD510 SATA3.0接続] [image:mi_21618_1313294471_632428529.jpg:l:M4GZ C300 SATA3.0接続] 結果、シーケンシャルライトの値は圧倒的ではあるが、ランダムはかなり落ち込むということになった。 とはいえ、C300とIntel510が体感でわかるほど差があるかと言うとはっきりいってないと言える。 ★総評★ 環境に対する依存度で、速度に差がかなりでるSSDという印象だ。今後のファームウェアで改善を期待したい所だ。 最新のZ68環境では概ね速度性能に問題はないだろうか。 加えて、ランダムの速度が遅いというデータもあるが、システム用としてOSを組み込んだ場合に、体感レベルで遅いと感じることはなかったことをお知らせする。 また、プチフリーズなども発生することはなかった。 まとめると Z68環境があり、SATA6Gbps環境のある人ならば、性能面、安定性、メーカーの信頼度を考慮すると有力な選択肢になるのではないかと思う。 本製品は容量も120GBと十分であり、ゲームやさまざなデータを入れても不足することはないだろう。
和屋さん
これを見たあなたは手に入れるしかない。
zigsow運営事務局様。intel様。 このたびは、レビューインフィニティ第2弾、「ロッコア星」- ハイスペックパーツ豪華3点セットで最高パフォーマンスのPCを作れ! のレビューに選出頂きまして、誠にありがとうございます。 早速、そのパワーを確認すべくレビューを行います。 さて、それでは今回はその一つ、Intel SSD 510 120GBのレビューだ。 Intel SSD 510は、6GbpsSATA対応の最新のSSDであり、6Gbpsの転送速度を存分に生かせる、3Gbps以上の実効速度に期待がかかる。 その他のレビューは、以下を参照して欲しい。 [zigsow:own_item:144128] [zigsow:own_item:144129] ●仕様 ・型番 SSDSC2MH120A2K5 ・NANDタイプ 34nm/MLC ・公称スピード 6Gb/s リード450 MB/s / ライト210 MB/s 3Gb/s リード265 MB/s / ライト200 MB/s ・Random 4KB Read/Write リード20K IOPS / ライト8K IOPS ・サイズ 2.5 inch SATA ●パッケージ構成 今回届いたのはIntel純正のリテールパッケージでワクワクさせられる。 [image:mi_19504_1313934831_1332870515.jpg:l:TOP.jpg] 中には、SSD本体と2.5型→3.5型変換マウンタ、電源変換ケーブル、ステッカー、マニュアル、CD-ROM、ネジ類が入っている。 [image:mi_19504_1313934851_525869904.jpg:l:IMG_0115.jpg] 今回、SSD本体はシャンパンゴールド。際立つ高級感にちょっと驚く。非常に所有欲を満たしてくれるのではないだろうか。 [image:mi_19504_1313934935_1783598270.jpg:l:SSD] また、今までのIntel SSDとは異なり、薄い本体にスペーサーという外観から9.5mm厚の本体になっている。 大抵のデスクトップですぐ取り付けられるような付属品構成になっており、非常に好感が持てる。 ●実際のパフォーマンスはどうか? 今回のロッコア構成、DX58SO2との構成で使用する。 接続されるチップはICHではなく、Marvellのチップになる。残念ながら、インターフェースは6Gbps以下の、PCI-E x1 GEN2(5Gbps)になるため、ボトルネックが予想される。 ちなみに、これはすべてのMarvellチップ搭載マザーに言えることのため、フルに6Gbpsを生かしたい場合、別途インターフェースボードを調達する必要がある。 余談だが、最新のIntel 6シリーズチップセット環境の場合、2ポートのネイティブ6GbpsSATAがあるため、速度は存分に生かされる。 では早速パフォーマンスをはかってみよう。 [image:mi_19504_1313935041_1396623822.jpg:l:Marvell] このように3Gbpsは軽く超えたスピードが確認できた。 ●3GbpsのSSDとの比較 以前300GBタイプで選出頂いた時のデータを使用する。 [image:mi_19504_1313935102_719846000.jpg:l:SSD320] ●これが実力か? そう、先ほどMarvellチップに接続した場合、ボトルネックがあるのではないかと書いたが、公称値からは大きくリードパフォーマンスを落としている。 これで収めるには少々片手落ちだ。 ショットガンPCはIntel6シリーズチップセットを搭載している。これはネイティブ6Gbpsを2ポート搭載しているので、ここに搭載してフルパフォーマンスを見てみよう。 [image:mi_19504_1313935182_1183229800.jpg:l:SSD510] OSをインストールしているため少々パフォーマンスが公称値に届かないが、400MB/sを超えているのが分かる。 スコアを見ると、全般的にMarvellチップ搭載時に比べるとアップしているのが分かる。 これだけあれば、非常に快適である。 [image:mi_19504_1313935297_1124663068.jpg:l:Score] エクスペリアインデックススコアは惜しくも7.8だが、これだけのスピードがあるなら、もはや敵無し。快適なOS環境を堪能できる。 ロッコアのパートナーにふさわしいストレージだろう。 出来れば、別途6Gbsをフルに生かせるインターフェースを用意して、堪能していきたい。 ●Tips 通常、チップセット以外のインターフェースに接続する場合、一部機能が使えないなど、デメリットが出ることがある。 今回、気付いたことを日記で公開したところおものだちから非常に役に立つ情報を得ることが出来たのでご紹介したい。 私が日記で公開した内容は、Marvellチップのドライバを当てず、マイクロソフトの標準AHCIドライバのままでいること、だ。 なぜなら、この状態だとSSDには今や必須の機能となったTrimが使用できるほか、Intel SSD ToolBoxが使用できるからだ。 IntelサイトよりダウンロードしたMarvellのドライバでは、いずれも使用できない。 [image:mi_19504_1313936769_960893447.jpg:l:ToolBOX] ところが、おものだちより新しい情報が入った。Ver1.0.0.1051以降のMarvellドライバを使用すればTrimに対応しているとのことだ。 これで、Marvellチップドライバを当てていても安心してSSDを使用することが出来る。 現在IntelサイトでダウンロードできるドライバはVer1.0.0.1047で古いため、ネットで探してこよう。 以上、SSDのレビューご拝読ありがとうございました!
Nao-Rさん
もう、これはレーシングカーだ!?
この度はレビューインフィニティ第5段「スマート彗星」に選出して頂きましたことを zigsow事務局様並びにintel様にお礼申し上げます。 [image:mi_103329_1315770295_1948790596.png:l:] [image:mi_103329_1315766859_814088703.jpg:l:SSD510 250GB] & [image:mi_103329_1315500387_1257550671.jpg:m: i5-2405S] 「スマート彗星」飛来!! [image:mi_103329_1315767020_566484152.jpg:l:] 片手で持てる! コンパクト省エネ(高性能)PCが完成 使用したパーツ類や 組み立てに関しては [zigsow:own_item:147137] こちらを参照いただければ幸いです [image:mi_103329_1315499646_1626101202.jpg:l:] いきなり、ベンチマーク! [image:mi_103329_1315767101_1119070653.jpg:l:おおお! グレート!!] [image:mi_103329_1315767205_1008027275.png:l:驚愕! アクセスタイム 0.2ms] 3.5インチの HDDが乗用車ならば、2.5インチHDDは軽自動車(?) HDDx2台 RAID 0 はライトチューニングスポーツカー HDDx4台 RAID 0 ならばチューンドスポーツカー・・・ が、こいつは もう(市販)レーシングマシンだ、そのレスポンス異次元 参考比較に、チューンドスポーツカー 1 [image:mi_103329_1315767428_1109981549.jpg:m:7200rpm HDDx4] チューンドスポーツカー 2 [image:mi_103329_1315767461_498461945.png:m:10000rpm HDDx4] 長いストレートだけならついて行けそうだが、中低速コーナーが連続すると 全くついて行けない、話にならない、唯一の利点は大容量の燃料タンクだけか!?... ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ SSD510 250GB (外装)パッケージ [image:mi_103329_1315767650_206538343.jpg:m:] パッケージ内容 [image:mi_103329_1315767750_754735370.jpg:l:チーム名 「SPEED DEMON」] 軽量化が図られた シャンパンゴールドのボディが美しく光る[image:mi_103329_1315767916_1471565258.jpg:l:低発熱 & 低消費電力、・・・ 無騒音] ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ intel では初めてとなる SATA3 に対応したSSD その性能は各所で取り上げられ、もう推して知るべしと言ったところではあるが SATA3 の策定は 2009年、コントローラチップとして実際に製品として登場したのは 2010年(Marvell)というからその歴史はまだ浅く、intel では Sandy Bridge向け チップセット 6Xシリーズで初めてSATS3を実装(2011年1月)した、であるから 今が旬!といったインターフェース HDDでも SATA3対応を謳うモノがあるが、その速度は遠く及ばすSATA(1) をやっと 突破した程度、SATA2 の上限にも達していない、... 簡単に言ってしまえば、SATA3 はハイエンドなSSD の為のモノ intelですらSSD用SATA3対応コントローラは製品化がされておらず、このSSD510 シリーズではMarvell製のコントローラを採用している点もうなずけるところ まぁ~細かい事は抜きに、HDDとは明らかに異次元の速さがあるのは確かだ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○SSD使用で考慮するべきポイント OSにVista(64bit)、 メモリに2GB(1Gx2) しか用意しなかった、が、SSDを快適に使う ならば、SATA3が策定された年に発売された Windows7(出来ればSP1)以降の OS が必要、Vista は SATA3 を知らないOSだ 一応対処療法として DOS/V PowerReport に公開されているので Vistaの方は参 照されたし http://www.dosv.jp/other/0903/15.htm メモリ、これは昔からだがなるべく大きく...当たり前と言えば当たり前でしょう DD3メモリが安いうちにOS共々検討した方が良さそう ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 最後に チーム「SPEED DEMON」(Gold)正規会員へ招待された事は、とても幸運でした あらためてお礼を申し上げたいと思います。
ryo157さん
SATA6Gb/s対応のインテルSSD♪
この度はレビューインフィニティ第2弾はロッコア星」に選出して頂き、Zigsow様、インテル様、大変ありがとうございます。 待望のSATA6Gb/sということで、試させてもらいたいと思います。[image:mi_21857_1285166843_1581112519.jpg:l:]―仕様・外観― SATA6Gb/sに対応したMLCタイプのSSD。 34nmプロセス技術で製造されたNANDフラッシュメモリーを使用。 サイズは2.5インチ。 手触りがザラザラした感じで、滑り止めみたいになっています。 素手で扱うなら良いですが、静電気防止手袋などでは扱いづらいかもしれません。 2.5インチサイズなので、ケースに設置する際は3.5インチベイに設置できるよう付属のアダプタを使用する必要があります。(画像3参照) 同じくSATA6Gb/sに対応している「Crucial Technology SATA3対応 Real SSD C300 128GB CTFDDAC128MAG-1G1」にはアダプタが付いていないので、本機の方は追加投資なしでケースに設置できるので良いと思います。[image:mi_21857_1285166843_1581112519.jpg:l:]―性能―[image:mi_21857_1313921567_1717722148.jpg:l:SATA6Gb/s接続時][image:mi_21857_1313921573_1893151709.jpg:l:SATA3Gb/s接続時]やはりSATA6Gb/s対応コネクタに接続しないと性能は発揮できないですね。 SATA6Gb/s接続時の性能は申し分なし。 前述の「Crucial Technology SATA3対応 Real SSD C300 128GB CTFDDAC128MAG-1G1」と比べると負けてるところはないし、Write性能は圧勝ですね。[zigsow:own_item:95403] [image:mi_21857_1313921579_1690270158.jpg:l:SATA6Gb/s接続時(OSインストール後)]OSインストール後のスコアはRead性能が下がっているものの、Write性能は落ちてないので良いと思います。 ちなみにOS(Windows7 Ultimate 64bit 日本語 DSP版)のインストール時間は12分程度と短時間で済みました。[zigsow:own_item:94382] OSでの使用感は非常にスムーズで、ストレスを感じることはないですね。[image:mi_21857_1285166843_1581112519.jpg:l:]―総論― 性能面は全く不満はないし、付属品も一通り揃っているのに他社製品に比べると価格もそれほど高くないので、導入しやすいと思います。 発売時期こそ「Real SSD」に出遅れた感はあるものの、これから買うのなら断然本機の方が良いと思います。[image:mi_21857_1285166843_1581112519.jpg:l:]―相性問題?―(2011.9.28追記) 先日、マザーボードを「インテル® デスクトップ・ボード DX58SO2」から「ASUS P6X58D Premium」へ変更してから、このSSDにOSなどをインストールしていたらブルースクリーン&スタートアップ修復の連続で使い物にならない状況が発生しました。 ※「Crucial Technology SATA3対応 Real SSD C300 128GB CTFDDAC128MAG-1G1」を接続した場合は問題なし。 相性問題かとも思ったんですが、「ASUS P6X58D Premium」のドライバ関係は2011年3月以降アップデートされておらず、逆に「インテル® デスクトップ・ボード DX58SO2」は9月1日にもアップデートが公開されるなど更新が頻繁なので、ドライバが古いために発生しているのかも知れません。 古めのマザーボードでドライバ関係の更新があまりない場合は、最新のドライバを別のところから持ってきてインストールするなど対策をした方が良いかもしれません。[zigsow:own_item:144150][zigsow:own_item:82057][image:mi_21857_1285166843_1581112519.jpg:l:]
miraさん
intel最強トリオ:ストレージ担当の真価や如何に
この度はレビューインフィニティ 第2弾ロッコア星ということで、ハイエンドパーツのレビューをする機会をいただきありがとうございます。 zigsow様、intel様には感謝するばかりです。 レビューインフィニティ第2弾:ロッコア星は、LGA1366のハイエンドCPU Core i7-990X ExtremeEditionを中心としたハイエンドパーツ三点セットで、"intel純正パーツ"な超高速PCをつくるというもの。 まずはSSDについてレビューしたいと思う。 ● 製 品 概 要 , 外 見 今回レビューするSSDは、intel SSD510 120GB。 X25-MをはじめintelのSSDは高速なのが売りだが、この製品はSATA3に対応したことでさらに高速化している。 SATA2の上限が3Gbps = 300MB/s(ストレージの転送では10bit = 1Byteで計算されるため)だったのに対し、SATA3では6Gbps = 600MB/sまで対応、よりSSDの高速化がはかれるようになった。 SATA3のインターフェースをチップセット段階で持つマザーボードは最新世代だけだが、今回レビューするマザーボード DX58SO2の様にチップセットとは別チップでSATA3に対応している物も多い。 [zigsow:own_item:128213] マシンガンレビュー2ndの印象から茶箱かつ付属品も最低限でくるのかと思ったが、綺麗な化粧箱だった。[image:mi_15216_1313506925_1952038812.jpg:l:化粧箱]SSD本体と茶箱仕様にも入っていたSPEED DEAMONシールに加え、*取説 *SATAケーブル *ペリフェラル→SATA電源変換ケーブル *2.5インチ用ビス *3.5インチ用ビス *2.5インチ→3.5インチリテンションボードと、デスクトップPCで使う場合必要な物がすべて揃っている。[image:mi_15216_1313513603_1740983747.jpg:l:付属品一覧] 見た目もintel SSD320や以前の製品とは大きく違っている。[image:mi_15216_1313591442_1803347488.jpg:l:510 with 320]以前までの製品は通常の2.5インチサイズより少し薄く本体上部にスペーサーを噛ませて厚みを確保していたのだが、SSD510では本体厚で通常サイズになっている。[image:mi_15216_1313591466_1838977236.jpg:l:厚さ差]表面と比べて裏の処理が粗かったSSD320とは違い、全体が金色で裏面も綺麗だ。[image:mi_15216_1313602211_1203853293.jpg:l:処理の違い] ●速 度 検 証 三点セットのCPU Core i7 990Xとマザーボード DX58SO2他パーツを組み合わせたマシンで検証を行った。 AHCIモード、アローケーションユニットサイズはWindows7デフォルトの4096byteだ。 まずはDX58SO2のMarvellチップSATA3に接続した時の結果。チップ自体はPCI-Express2.0のx1接続なので、SATA3の限界値6Gbpsより低い5Gbpsが最高値となる。[image:mi_15216_1313598192_180035579.jpg:l:SSD510 SATA3 1000MB]SATA2の上限をしっかり超え、300MB/s超のシーケンシャルリードが出ている。 カタログスペックや一般のベンチマーク結果では430MB/sほど出ているが、今回は5Gbps接続のSATA3チップというのが多少なり引っかかっているのだろう。 そのMarvellのSATA3チップとこのSSDの相性が、よくないのかもしれない。 従来のintel製SSDがintelのコントローラを使っているのに対し、このSSDはCorsairやPLEXTORのSSDにも搭載されているMavellのコントローラを使っているので、同じMarvell同士相性がいい様にも何と無く思えるのだが…。 同じPCのSATA2(こちらはサウスブリッジ、ICH10R)に接続した結果。[image:mi_15216_1313599015_1497604333.png:l:SATA2接続]シーケンシャル、及びランダム512kの読み込みがボトルネックにあっている様にスコアが下がる。 4kの結果には差がなく、AHCIのコントローラが変わってもNCQ-ネイティブコマンドキューイングの挙動にあまり変化は認められない。 またSATA2接続時でも、Windows7及びブラウザ等の起動速度はSATA3時と比べて遅いと感じられなかった。 シーケンシャル性能も重要であるが、ランダム性能も重要という現れなのだろう。 参考までに、同上の環境で先日プレミアムレビューを行ったintel SSD320 300GBを接続、ベンチマークを行ってみた。[image:mi_15216_1313599825_779630670.png:l:intel SSD320 300GB]シーケンシャルライト、512kのランダムリードでは大きく引けをとるモノの、すべての書き込み性能、更にNCQの効いている4kリードではSSD510を大きく引き離している。intel製コントローラの本領発揮、と言ったところだろうか。 ●ま と め やはりSATA2製品を大きく引き離す速度が大きなポイントだ。 チップセットでSATA3対応をしているZ68等のマザーボードではコンスタントに400MB/sを超えている様なので、今回の様な速度低下を起こさず速度を体験できるだろう。 ただ私としては、intelのSATA3対応最上位モデルとしながら過去製品のSSD320等にランダムリード/ライト性能が劣っているのが見過ごせない。 次製品でintel純正のコントローラを搭載し、シーケンシャル、ランダムともに過去製品を圧倒するSSDを作っていただきたいと思う。 余談ではあるが、SATA3ポートに接続した際ドライバ周りと思われるトラブルに遭遇し何度も何度もOSのインストールを繰り返す始末であった。 適切な助言を頂き問題はなんとかクリアできたが、経験豊富な方でしかたどり着かない解決方法だとも感じた。 おそらくSSDではなくSATA3ポート もっと言えばマザーボード側の問題なので、マザーボードのレビューでその問題点については記述したい。
Vossさん
俺様専用Y●utube 最強ストリーミング・サーバをつくる
[image:mi_106839_1315670636_640488120.png:l:] CPU側では、これらを利用したハードウェアとその処理性能について検証したが、こちらではSSD自体の性能についてと、WHS2011で行った「ムービー・ストリーミング・サーバ」のソフト的な構成や設定、及び実際の運用において気付いた部分などを書いていこうと思う。 まずSSDについてだが、今回レビューの対象となったIntel510シリーズは、コントローラーがMarvel製であること、NCQの効きが悪いためにCrystalDiskMarkでのQD32スコアが低いことなどから「実際に使っていない人からの評価」が不当に低い。 というか、私も実際に入手して使ってみるまでそうだったから、人のことをとやかく言えないのだけども、このSSDはベンチマーク上の性能はともかく「体感速度はVertex3-120Gに匹敵する」と断言出来る。 ちなみに、WHS2011の起動速度(Ctrl+Alt+Del表示まで)はBIOSを含めて僅か17秒。 UEFIの爆速起動を加味したとしても、信じがたい韋駄天っぷりである。 一応、参考としてWHS2011インストール状態でのCDM3のスコアを掲載しておくが、今回は我が家の定番チューンであるアライメント調整は一切行っていない。 [image:mi_106839_1315670660_1423238190.jpg:l:] WHS2011はWin7同様、インストールの時点でアライメントが正しく調整されるからだが、決定的な理由は「データが入った状態でのアライメント調整は、結構な回数を読み書きする作業である」ということ。 サーバーという安定性優先の代物で、さほど改善効果が望めない(XPや2003なら話は別だが)のに、SSDの寿命をわざわざ縮める作業を施しても仕方ない。 それに、思った通りと言うべきか、アライメント調整無しでも十分に速い(笑) ただ、サーバーというものは「一回設定を済ませてしまえば、サーバー自体の操作を行う必要は余り無い」代物だけに、「体感速度の向上に効果のあるSSDを用いる意義はあるのか」と問われると、少々考えてしまう。 自分でコンセプトを決めておいて何だが、SSDをサーバーに使う場合において最大の効果を発揮するのは、実はOS自体ではなく「アクセスされるデータの側にある」のは確実だ。 SSDの持つランダムアクセス性能の高さは、サーバーでは「不特定多数が同時にアクセスするデータの側」でこそ効果を発揮する。実際にシステムドライブの残り190GBにデータを置いてみたところ、非常に快適ではあった。 ただ、WHS2011はホームサーバーである。 自分以外の利用は、せいぜい家庭内だけ。ならば、データへの不特定多数同時アクセスなど殆ど発生する余地はない。 ならば、SSDは作業領域として確保しておくのが適当だろう。 利用率も下がるから寿命は延びるし、OSの反応や処理速度へのボトルネックも減る。 今回、サーバーで実施している「ストリーミング配信」自体は結構負荷のかかる処理だけに、ここの動作が遅ければ、それは受信する映像がラグる(細切れ再生や映像の停止)ことに直結する。 なにしろ、WHS2011のストリーミング配信機能は、その場でエンコードしつつ実施されるものだからだ。 要するに再生している間、ストリーミング配信に最適な形式へ全自動でエンコードしているわけで、ここの処理が遅いと、受信する側での再生がスムーズにならない。 こうした処理をスムーズに行うためには、システム側のボトルネックを出来るだけ取り除いてやる必要があり、そういう意味では高速なSSDをシステムに採用する意義は十分にある。 [image:mi_106839_1315670996_1617640652.png:l:] Windows Home Server 2011が、前バージョンと決定的に異なる点は、主に二つに集約される。 ひとつは、OS自体が32Bitから64Bitになったことだ。 これにより、メモリを大量搭載することが可能となり、処理数が増えてもメモリ内で完結出来るパターンが増え、動作マージンがメモリを積んだだけ(最大8GBの制限があります)拡大出来るようになった。 そして、もう一つが今回取り上げる強力なメディア・ストリーミング配信機能の追加である。 この機能の実装により、WHS内に格納した映像は「その形式を問わず」に、Webを介して鑑賞出来るようになった。 無論、鑑賞はSilverrightの走るブラウザ上のみに限定されており、フルスクリーン化出来るにしても、画質は映像ソースと比較して多少劣化する傾向はあるが、回線さえ安定していればかなり快適に鑑賞可能だ。 [movie:niconico:sm15569958] ファイルをDLせずとも、「見たいときだけデータにアクセスしてサーバーに配信してもらう」という使い方は、DL待ちというまどろっこしい時間が発生しない分、安定さえしていれば快適かつお手軽。 標準機能でここまでの性能なら、十分に合格点をあげられる出来だ。 ただ、この機能はあくまで「PCへのストリーミング配信」しかサポートしていない。 ウェブアプリにそこまで期待するのは酷っちゃ酷なのだが、やはり今時としてはスマートフォンへのストリーミングが出来たらいいなあ、と思ってしまう訳だ。 というか、本当の事を言ってしまうと、応募の時点ではスマホ対応という部分を鵜呑みにしてWHS2011だけで出来ると思っていた。 しかも、WHSの標準機能で出来ないと知ったのは、実はWHSを注文した二時間後だったりする。 「これは全力でマズい。当初予定してたスマホでストリーミングというコンセプトが根幹から崩れ落ちる事になる。パーツ発注までした後で、今更レビュアー辞退とか出来ねーぞオイ。」 とか、この事実に気付いた時は本気で凹んだのだが、それから三時間後に解消法が判明。 スマホでもストリーミング配信を可能とするソフトを見つけたのだ。 それは、パーソナルクラウド・ソフトウェア「[link:Pogoplug Software:http%3a//jp.pogoplug.com/]」である。 お手軽にUSB-HDDをクラウドディスク化出来るNASアダプタ「Pogoplug」のソフトウェア版で、WinだけでなくMacやLinuxにも対応している。しかも、原則として無料で使えるという太っ腹な製品だ。 [zigsow:own_item:155977] ただ、ストリーミング配信機能については有料版たる「Premium version」のみの機能となっているので、どのみち追加投資は必要だったが。(お値段は32$) ちなみに、アップロード・ダウンロード機能は無料版でも使うことが出来る。 この機能だけでも結構使えるので、是非一度試して欲しい逸品だ。 で、こいつを使うときにWHSなら是非ともやっておきたい事がある。 それは、サービス化によるログオフ下での常駐動作だ。 基本的にPogoplug Software(以下PogoSW)は、動作中のPCにおいて常駐起動させねば利用出来ない。 それは即ち、前編のTrueRemote同様「ログオフ状態では動作しない」という事であり、基本的にログオフしっぱなしで動かすサーバーのアプリとしては致命的欠点となる。 しかし、PogoSWはサービス動作モードが用意されていない。 そうした使い方をするなら「ハードで買え」ということだろうが、それではWHSに入れた意味がない。 そこで、無理矢理にサービスとして動作させることにした。 ここで使うのが、軟式ソフトウェアの「[link:SEXE:http%3a//www.nanshiki.co.jp/software/index.html?sexe]」で、これは本来レジストリを弄る必要があるアプリのサービス駆動を一発選択で実現してくれるという、オイラのような俄には非常に有り難いソフトウェアである。 使い方は、サービス化したいアプリを参照から選択し、OKを押すだけだ。 これで、PogoSWをサービスで駆動させることが出来るようになり、WHSは以後「メンテが必要なときか、IQSVによる連続エンコを実施するとき以外、一切ログオンしないで良い」状態となった。 今回はSSDの特性を検証するレビューのため、PogoSWの設定等の詳細は省く(というか、基本的には設定弄らなくてもいい)が、これらの準備が整ってしまえば、あとは標準設定のままで、スマホでストリーミング鑑賞が可能となる。 [movie:niconico:sm15570001] ただ、このスマホによるストリーミング鑑賞だが、正直言って画質が良くない。 映像だと分かりづらいのだが、その画質はY●utubeの240pをも下回っており、スマホですら明らかに画質が悪い事が分かってしまう。 これは、PogoSWがストリーミング配信時に「全自動でスマホの受信速度に映像を最適化・変換」してくれるからだが、映像の質がここまで劣化しては「俺様専用Y●utube」とは呼べない。 この全自動変換機能をオフにすれば、映像はそのままの画質でストリーミング配信されるのだが、元の映像容量は軽く400~500MBを超えている。 容量が大きすぎるため、スマホの受信環境がちょっと悪化するだけで、映像が完全にスタックする。 それどころか、映像配信がスタックしたままブラウザがハングアップすることも多く、快適な鑑賞とはとても言い難い状態だ。 一応、Wifi受信なら平気で鑑賞可能だが、3G回線で快適に見られないなら、スマホを使う意味がない。 このあたりを解消するには、どうすればよいか? 答えは簡単だ。配信する映像を「スマホに最適化」しておけば良いのだ。 そう、ここでようやくi5のレビューで説明した「IntelQuickSyncVideo」の存在が大きくなる。 IQSVで最適化した上で、自動変換をOFFにした状態でのストリーミング鑑賞の映像がこちらだ。 どうしても差が分かりづらいと思うが、実際に見ると雲泥の差がある。 また、途中で途切れたりスタックすることも殆どない。 [movie:niconico:sm15570049] ・・・・うん、映像だと分かりづらいどころか、さっぱり分らん(汗) というわけで、双方の再生中画像をスクリーンショットしたので、比較用として掲載。 [image:mi_106839_1315671369_406002942.jpg:l:] ・・・・うん、これなら雲泥の差であることが分る。(映像撮影の努力が水泡に帰する気もするが) これならば、俺様専用Y●utube"HD"を名乗っても良さそうだ。 そういうわけで、タイトルも差し替えでおこう。 [image:mi_106839_1315671411_351359148.png:l:] さて、前編であるi5のレビューを読んだ方は、なぜこれをWHSでやる必要があるのか?、i5のレビューなのにCPUを生かしていると言えるのか?、IQSVだけならI3でも出来るだろうに?・・・正直、こういった感想を持ったと思う。 実は、このWHS2011でPogoplug Softwareによるストリーミング配信を行う場合、最適化された映像を作る場合にも、配信する場合にも、かなり強力なCPUパワーを必要とする。 なにせ、配信時のCPU占有率は楽勝で70%を突破し、IQSVの同時利用時は85%近くまでハネ上がる。 [image:mi_106839_1315671610_317395789.jpg:l:] 要するに、このストリーミング・サーバーを「不満無く快適に利用したい」と思ったら、高速変換を可能とするIQSVが利用出来、かつストリーミング配信時の負荷に余裕を持って耐える「Core-i5」が絶対に必要なのだ。 しかも、2405sは65W級のCPUであり、省電力駆動をも実現してくれる。 今回のパーツ構成でなければ、このサーバーを構築するのは不可能に近い。 では、SSDについてはどうなのか? こちらも、やはり「必要であった」というのが私の結論だ。 これから提示する検証データが、「Intel-SSD 510」の必要性を証明している。 以下に示すグラフは、WD1001FALS(7200rpm-1TB DualController)とIntel-SSD 510に、それぞれ全く同じ環境(ディスクのドライブ構成・容量も完全に同一)を入れて、今までに行ってきた処理の所用時間を携帯電話のストップウォッチにて計測したものだ。(IQSVエンコードのみ、MediaEspressoの所要時間を記載) [image:mi_106839_1315671472_673102292.jpg:l:] [image:mi_106839_1315671492_882972999.jpg:l:] [image:mi_106839_1315671511_1707967232.png:l:] WD1001FALSは、世代的に多少古いとはいえ、WesternDigitalのコンシュマー向けHDDではフラッグシップモデルとなる製品であり、現在でもOS用として十分な性能を持っている。 しかも、今回SSDと全く同じドライブ構成とした関係から、使用領域はHDDの外周に集中したはずで、本来よりも高速に動作しているはずだ。 しかも、データの保管先は同じ「HDDでRAID1を組んだドライブ」にも関わらず、配信能力に明らかな差が出た。 そして、映像スタックからの復帰についても、明らかな差がある。 ストリーミングにおいて、映像のスタックというのは不快以外の何物でもない。 回数差、復帰速度差共に、快適なストリーミング視聴には重要な要素。 そこに明らかな差が付いた以上、SSDの採用は「たとえOS領域であろうとも十分に価値があった」と判断して良いだろう。 [image:mi_106839_1315671539_242904063.png:l:] 今回レビューさせて頂いた「i5-2405S」と「Intel-SSD 510」は、私に「コンピューターの使い道と可能性」を再認識させてくれる、非常に面白いアイテムだった。 特に、「i5-2405S」は今までに無い使い道を実現する上で非常に重要な役割を果たし、ビデオエンコードの利便性を一気に高め、エンコードは時間がかかって面倒なもの、という概念を一気に払拭するだけの威力があった。 自他共に認めるAMD派たる私としても、このCPUが持つ可能性には脱帽する他ない。 単にGPGPUを追加しただけでも、「応用範囲は結構増えるものだ」と、素直に感心させられた。 また、Intel-SSD 510についても、上辺だけのスペック比較やベンチマークだけでは、その使い勝手を全て把握するものではないという、実証主義の重要性を再認識させてくれた。 レビュー本編が変則過ぎて言及出来なかったので、この場を借りて追記しておくが、今回Intel-SSD 510を使っていて非常に感心したことは、やはりIntel製品として提供されるツールの優秀性だ。 今回のレビューで最後に言及した、SSDとHDDの同一環境動作比較において「IntelDataMigrationSoftware」を利用してOSをクローンしたが、これは完全にAcronisTrueImageHome 2010の製品版と同一のクローン機能を無償提供しており、ソフトを一本買わずに済んだ。 IntelSSD ToolBoxにしても、Trimの手動・定期実行機能の提供という「管理側が把握出来る形での最適化」を可能としており、Trim非対応のOSでの利用時にはかなりのアドバンテージとなるだろう。 ---------------------------------------------------------------------- ちなみに、WHS2011は最後発のOSだけあってTrimコマンドに対応しているようだ。 CrystalDiskInfo4と、fsutil behavior query DisableDeleteNotify(これをコマンドラインで入力すると、Trimの有効・無効がわかる。結果が0なら有効)でも、TrimはONであると判定された。 ---------------------------------------------------------------------- SSDは、現在のところ「メンテナンス無しに運用し続けることは難しい」製品だ。 だが、少なくともIntel-SSDを利用している限りにおいては、320であれ510であれ、煩わしいメンテナンスや性能低下の懸念が大きく減る。 Intel-SSD 510は、少なくとも「沢山あるMarvelチップ搭載SSDのひとつ」で終わっていない。 信頼性、可用性、保守性の全てにおいて、これは明らかに「Intel-SSD」である。 その点だけでも十分に「他のMarvelチップ搭載SSDに対する、大きなアドバンテージだ」と断言し、今回の締めとしたい。 最後に、今回このように変化球なレビューの機会を与えて頂いた、Intel各位とZigsow運営各位に深い感謝の意を。
harmankardonさん
スマート彗星レビュー用SSD
[image:mi_107139_1314717141_1791236458.jpg:l:] 今回,スマート彗星のレビュアーに選出いただき,ありがとうございました. スマート彗星自体のレビューは,核であるCPU i5-2405Sの中で行います. ここでは,CrystalDiskMarkの結果のみ,公開します. 外箱の表です. [image:mi_107139_1314716957_1032441623.jpg:l:箱(表)] 外箱の裏です, [image:mi_107139_1314716980_1216864212.jpg:l:箱(裏)] 中箱の状態です. [image:mi_107139_1314717012_519874926.jpg:l:中箱] 上にSSD,下に付属品が入っています. [image:mi_107139_1314717038_1954886895.jpg:l:SSD登場] 付属品一式です. [image:mi_107139_1314717095_1239420111.jpg:l:構成パーツ] 必要なものは,すべてそろっています. 今回,この付属品の中で使用したので,SATAケーブルだけでした. マザーボード付属のSATAケーブルは,片方がL型になっており,干渉して使用できませんでした. このSATAケーブルは,細くて柔らかくて,とても使いやすいものです. 3.5インチから2.5インチへの変換も,1台分ケースに付属していたため,必要がありませんでした. [image:mi_107139_1314802672_1136362491.jpg:l:] [image:mi_107139_1314802724_1490230891.jpg:l:] 変換を使うと,裏面にもSSDを設置できます. 詳しい取り付けは,CPUのレビューの中で行います. それでは,CrystalDiskMarkの結果です. [image:mi_107139_1314978345_1496894449.jpg:l:CDMの結果] 速いです.320の比較になりません. [zigsow:own_item:129194] ただ,もうちょっと出てもいいのかもしれませんが,起動ドライブではこのくらいでしょうか? 起動時間(セルフチェック後から)は,20秒かかりません. シャットダウン時間(Powerランプが消えるまで)は,たったの6秒です. Intel SSD 510は,価格さえ許せば,容量も大きく,超お勧めです.
ZigZagmanさん
本格自作機第1号にIntelの三傑が主力 --- SATA3対応高速SSD!
[image:mi_105926_1314091226_837337451.jpg:l:] 今回レビュー対象のインテル® SSD 510 120GB、インテル® デスクトップ・ボード DX58SO2と、インテル® Core™ i7-990X プロセッサー エクストリーム・エディションをIntelの『三傑』と言わせていただこう。 [image:mi_105926_1314776284_2029289589.jpg:l:Intel三傑] SSDはその性能が急速に向上することと価格が確実に低下してきていることにより、PCユーザの本当に間近に来つつある。 このレビューでご紹介するIntel社の510系120GBのSSDは、ロッコアレビューの3つの対象品の1つだ。Intelサイトによれば、最大500MB/sのシーケンシャルリードと最大315MB/sのシーケンシャルライト性能をサポートすると言う。 SSDの性能に関しては、HDDとの比較はもちろんのこと、SSD同士の比較も製品選択のうえ不可欠なことだ。そこで、今回は次のような計画を立てた: 1) SSD同士の比較 丁度以前レビューをさせていただいた同じくIntel社の320系120GBのSSDがあるので、両者を比較することにしたい。 [zigsow:own_item:121878] これは、今回レビュー用に組み上げる自作デスクトップPCでの比較と、それ以外の現在使用中のノートPCでの比較の二通りを行う予定。 2) 自作デスクトップPCでのHDDとの比較 いずれも、同じシステム構成のもとでSSD同士またはSSDとHDDを比較する。 [image:mi_105926_1311164513_1209460849.jpg:l:] [image:mi_105926_1314188968_1612257845.jpg:m:パッケージ][image:mi_105926_1314188960_451359405.jpg:m:セット内容][image:mi_105926_1314188974_2013937441.jpg:m:510SSD][image:mi_105926_1314188984_890831714.jpg:m:510SSD][image:mi_105926_1314188993_746756232.jpg:m:320(左)との比較][image:mi_105926_1314189155_402946812.jpg:m:320(下)との比較] 320系に比べ、今回の510系は、さすがパッケージ品で、 ・外観美が強い →→ 均一にブラスト処理と酸化膜処理が施されたように見える。 ・手に取って見たところ、軽い気がした。(実は両方とも80g程度) ・側面から見た上下の嵌め合わせの形も異なる →→ 改良かな?開けてみたくなったが、やめとこう。 ・完成品の風貌(320系は試作品のような感じ?) Intelサイトのツールを利用し、両者の仕様を比較した結果: [image:mi_105926_1313819277_16414197.jpg:l:仕様比較] これによれば、510系は34nmの製造工程で作られ、SATA6.0Gb/sのインターフェースを採用しており、シーケンシャルリードとライトの面では25nmの製造工程で作られ、SATA/3.0Gb/s採用の320系を大きく上回っており、こちらを強化された製品と言える。一方、ランダムリードや消費電力においては320系に劣ることが分かる。 当初は、まず、現在使用中のIntel 320 SSD 120GBが装着されているノートパソコンFMV MG55UD1 [zigsow:own_item:114138] で同じシステム構成にしてのSSD同士の完全比較を行おうとした。PC以外にデータコピー用にHDDスタンドを使った。 [zigsow:own_item:125222] ところが、最初からデータコピーが不明なエラーですぐ止まってしまい、できない問題が起きた。両方のSSDを内蔵か外付けか、組み合わせを変えたりしても、解決しなかった。BIOSでは両方ともきちんと認識され、ブータブルメディアも立ち上がるが、パーティションサイズ設定の自動、手動のいずれも、エラーで終了。エラーの内容や番号など一切表示されない。 まさか初期不良品?のはずがないだろうと・・・ しまった。クローン前にもとのSSDのエラーチェックをしておく必要があるのじゃ? 早速チェックディスクを実行した。すると、大量のエラーなどがあり、修正されたのだ。初歩的過ぎるミスを犯したな。 今度はクローンが問題なく完了した。 ところが、まだ喜ぶのが早かったのだ。 立ち上がらない! 外付けにして、パソコンを立ち上げて確認すると、正しく認識されないことが分かった。コピーしたはずのパーティションが表示されず、ディスクの管理で変更や削除もできない状態だ。・・・しかし、この状態でも、ほかの2台ものノートパソコンに外付けすると、正しく認識されることが判明した。 最後に思いついたのが、デバイスマネージャでドライバを削除した上、パソコンを再起動させるという手だった。すると、USB接続の510SSDは正しくパーティションを含めて認識されたのだ。 さあ、今度こそ内蔵に取り付ければ、問題なく起動するだろうと期待した。しかし、Windowsは立ち上がったように見えるが、画面が黒のまま丸い円が延々とログオン画面が出てこない状態に変わっただけ。 このパソコンの何かとの相性が悪いのか?・・・困った、困った やむなく、ThinkPad X200 [zigsow:own_item:134251] に取り付けてみた。 [image:mi_105926_1314192430_879593089.jpg:m:マウンターに乗せたSSD][image:mi_105926_1314192425_172353317.jpg:m:パソコン本体に取り付けたSSD] こちらでは問題なくクローも起動も成功。シャットダウン時間14s。こちらもVista、OSの問題ではないはず?ほかのPCで問題なく認識される場合も、MG55UD1で正しく認識されない場合も、Microsoftのドライバが適用されていることも不思議だ。MG55UD1の何がだめ?謎のトラブルで時間がかかってしまった。 もとの160GB HDDとそれをそっくりクローンした510SSDそれぞれのベンチマークとシステムパフォーマンスを比較した: [image:mi_105926_1314280547_433705905.jpg:l:CrystalDiskMark NanoPicoEditionベンチ結果比較][image:mi_105926_1314280561_851823367.jpg:l:システムパフォーマンス比較] HDDに対するSSD優位性は一目瞭然だが、X200のSATAインターフェースの制限により、SSDの本来の性能はまだ十分に発揮されていない結果となった。 ★ レビュー用自作PCにおける評価 レビュー用自作PCについては、[zigsow:own_item:144144] をご覧頂く。 こちらは、PCケースに2.5インチHDDベイが2つあるので、マウンター要らずその1つに簡単に取り付けることができた。マザーボードのSATA/6.0Gbsポートに接続した。Window 7 Professional 64 bitのインストールは朝食を食べている間に終わってしまった。先にノートパソコンでテストした際切られたパーティションを削除したうえ、一つのパーティションとしてイン[image:mi_105926_1392795898_1514643489.png:l:ThinkPad X200のデスクトップ画面がそのままに] ストールを行った。Windows 7自体も容量が必要だし、ゲームなどのソフトを入れるとき更に容量が必要だろうから、120GBを分けないほうがいい。 [image:mi_105926_1314281371_571169464.jpg:l:CrystalDiskMark NPEベンチマーク] のように、ThinkPad X200に比べ、SSDの性能が更に高く発揮されていることが分かる。 ただし、Intel Solid State Drive Toolboxでチューニングを行おうとしたところ、[image:mi_105926_1314194005_1007732502.png:l:最適化できない] Optimizer機能が34nmの510SSDに適用できないという奇妙な問題が発生。ThinkPad X200の場合は普通に最適化できたのに。ほかの調整はできた。また一つの謎。 パーツ単体の性能が高くても、ほかのパーツとの組み合わせからなるパソコンというシステムにおける性能とは必ずしも一致しない。パーツのスペックの選定やパーツ間の相性などが原因だ。したがって、パソコンの総合的評価の中で、このSSDの役割を見るべきだと言えよう。 【2013年11月4日 追記】 最近、中容量のSSDを使っているので、この低容量のSSDが余ってしまった。 [zigsow:own_item:134251]から取り外した状態のまま、 [zigsow:own_item:249251]と[zigsow:own_item:237934]のRAID構成と [zigsow:own_item:244923][zigsow:own_item:245164][zigsow:own_item:248451][zigsow:own_item:245162][zigsow:own_item:249357]からなる自作PCに増設した。 [image:mi_105926_1392746900_1203686358.jpg:l:増設後の様子] そのまま電源を入れて、ブートドライブにして指定して実行したら、普通に起動し、ThinkPad X200のデスクトップ画面がそのまま表れたのだ: [image:mi_105926_1392795898_1514643489.png:l:ThinkPad X200時代のデスクトップ画面そのまま] SSD自体も正常に認識された: [image:mi_105926_1392801641_604842985.png:l:新しい環境での認識状況] ただ、[image:mi_105926_1392796323_486219640.png:l:多数のデバイスのドライバがない] のように、多数のデバイスのドライバのインストールが必要だ。 WindowsエクスペリエンスインデックスWEIもX200の値のまま: [image:mi_105926_1392796745_531136611.png:l:X200時代のWEIスコアが残っている] 再評価しても、グラフィックスのスコアは適切なIntelドライバがないので低いまま: [image:mi_105926_1392796745_40150355.png:l:再評価したWEIスコア] 必要なドライバを当ててからのWEIスコア: [image:mi_105926_1392796890_1486825483.png:l:IntelのCPU内蔵グラフィックスドライバをインストールした後のWEIスコア] [image:mi_105926_1392797031_875768783.png:l:SSDのベンチマークCDMスコア]
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