レビューメディア「ジグソー」

タブレットの中に学習ツールがやってきた!

リクルートホールディングス が展開している学習教材。

「 スタディサプリ 

 

2016年春に、CMが組まれ認知度が大きく向上した学習教材です。

この先生を知っている方は多いはず。

 

 

私自身、子供のころは学習塾や学研、ポピーなど、いくつかの学習カリキュラムを経験しました。

ただ、自分自身が大人になり、当時を振り返ると、いろいろと反省がある。

 

子供のころ、学習意欲が全く沸かなかったのである。

よくわからないけど、親が勉強しろというので、理由も意思もなく勉強(暗記)した。

暗記したツールは使うことができるので、表面的な問題は解くことができる。

応用問題は苦手であった、特に内面的な事柄を推察するような課題、特に文面から

感情を汲み取るような事は非常に苦手であった。

 

このへんは社会人になって大変な苦労を背負うこととなり、

それなりに泣きながら乗り越えていくような経験をした。

 

自分自身の想いとして、学習意欲が沸かないうちに無理に押し付けても

それは自分も子供も苦痛でしかないのではないか。という考えが根底にあります。

 

下の子供に対しては、

お風呂で数を一緒に数えたり、足し算・引き算を毎日少しづつ行うことで

10という数の認識、1.2.3.4.5.6.7.8.9.10....続いて20...30...40.......100.

1桁の加算、減算、10桁の加減算、掛け算を意識した加算練習など、

時間を限った中で毎日コミュニケーションを取りながら一緒に楽しめているのですが…

 

長男、中学1年生。

 

非常に「うっとおしいむつかしい年齢」である。

 

そろそろ、自分の意志で選択し、その結果に対して責任をとるとはどういうことなのか

経験をしても良い頃合いではないか?と考えています。

 

スタディサプリ について

 

期待している点

・タブレットを本人に貸与し、制限・指示は無く、本人の意思でサプリを使ってもらう。

 ゲームや動画ばかり見ている本人ではあるが、娯楽端末の中で利用できる学習教材に対し

 テキストを開くというハードルを下げられるのではないか?

 

懸念している点

・ゲームや動画閲覧を際限なく繰り返してしまうのではないか?

 

 

フォローという事で

・週に1回程度、親が一緒にスタディサプリを利用することで、

 一緒に課題解決を行い、本人の理解度、意識レベルを観てみようと思います。

 

 

初めての試みであるため、どうなるかはわかりませんが…

親としては継続して利用していきたいと考えています。

更新: 2016/03/30
スタディサプリ 中学講座を使ってオンライン学習をしよう PREMIUM REVIEW

タブレットを使って、自分のペースで勉強ができます。

2016.03.時点では、スタディサプリはインターネットブラウザを使用して提供されます。

 

※GooglePlayで検索すると「高校生用」等のアプリがありますが、

 今回は中学生用のステージを使用します。

 

スタディサプリ利用中の画面を撮影したものです。

 

※利用しているタブレットは、Docomoから購入した D-TAB(初代)

 

 画面解像度は1280×800。処理速度もそれほど高速ではありませんが、

 スタディサプリを行う限り、問題は無さそうに感じました。

 

 PCで利用することもできますが、タブレットを利用する場合は

 本人が使いやすいサイズであることが一番重要になってくると考えます。

 

とりあえず、使ってみた。

 なにもかも暫定。

 本人が数学をやってみたいというので、数学を選択。

 家庭内のどこでも利用できるよう、こたつの上で利用してみた。

(結果)

 ・面白い。(個別でリポートします)

 ・こたつの上に直置きすると角度が悪い。(とりあえずティッシュ箱で代用)

  …つぶれてるがな(汗

 

ちょっと観察してみる。

 

なるほど!面白い!

講師の先生視聴者(この場合は生徒)を引き付ける。

 

授業時間が決まっている訳ではなく、1セクション毎に、明確に!、何を理解させようとしているか

使わってくる。(親としてみていると)

 

授業内容(映像ビデオ)は、繰り返し見ることもできる。

例題の例えが上手く作りこまれており、よーく考えれば理解出来そうな仕組みとなっている。

(一人ではなく、親が一緒にみて、理解の助けになるようなアドバイスを出すとより良い)

先生に親しみがわく(具体的な内容は一部失礼にあたるかもしれないので、割愛するw)

 

更新: 2016/03/29

基本的な学習ルーチン

1、学習教科を選び、学習項目を選択する。

  

2、学習項目を選択すると、具体的なカリキュラムが表示される(順番に対処していく)

  

3、授業を受ける(基本的に講師の先生が時間をかけ、解説していただける)

  理解が苦手なところは、何度も映像を観たり、

  個別ノートを作成し、自分自身の手で講師が言わんとすることを再現させてみる。

  

4、ある程度、内容を理解することができたらドリルに進む。

  ドリルはマークシート的に選択方式であった(数学の場合)

 

  内容は簡単なものから始まり、頭の中で理解したことをきちんと整頓しないと

  答えにくいことまで、ちょっとむつかしいのでは?と思うような設問もあります。

 (親にも刺激になりますw)

  

5、答え合わせ

  解説が出る場合もあります。

  

6、基礎ができたら応用に…。

  2016.03.29.時点で、応用レベルの課題には到達していません。

  

 

更新: 2016/04/18

スタディサプリからの報告。

 

スタディサプリで勉強すると、報告が上がってきます。

こういうのは子供には見せないほうがいいのかもしれません。

1日あたりの学習時間や、学習項目が表示されます。

3/22より開始し、1日1課題くらいで進めています。

土日の利用は原則なし。

サプリの先生は「土日も勉強しろ」とスパルタ気味です(笑)

確かに、1週間で35分というのは少ないですね。

ただ、0に対して35分というのは非常に大きな一歩ではあります。

少しづつ、本人の自主性が大きくなって、継続してくれると嬉しく思います。

 


 

 

 

2016.04.18.

スタディサプリも日常に馴染んできました。

先週の様子はどうだったか…「まなレポ」メールから内容を確認します。

 水曜日~土曜日は何もやっていないようです。

 ただし、初回週と比較すると1回あたりの学び時間が少し増えています。

 また、1学習あたりのドリル実施回数が増えています。

 

 本人的には「飽きた」とか「やりたくない」というような苦手意識は無いようです。

 そして問題の正解率(笑)

 自主的にやっているので何のプレッシャーも感じていないのかもしれません。

 先生が言うように、間違った問題を繰り返しやれるようになるといいですね。(本人が自主的に)

 

 長男の様子を見ていると、毎日 dtabを携行しています。

 あれだけ持っていて、学び時間がこれほど短いという事は大多数の時間をゲームなどに

 費やしていると思います。現時点ではそれでよいのですが、本年度中にはそのへんも

 変えていきたいと思います。

 

更新: 2016/03/29
スタディサプリ 中学講座のキャッチコピー PREMIUM REVIEW

スグ出来る面倒臭くないスタディアプリ!

本人のキャッチコピー

 「先生が楽しい」

親としてのキャッチコピー

 「子供との距離が近くなるスタディサプリ」

 

 長男にいろいろ聞いてみましたが、スタディサプリのメリットは感じているようです。

 タブレットで勉強ができる新鮮な感覚、アンドロイド端末を自分用に貸与された。

 Googleアカウントをこの機会に取得したので、動画サイトなども自分のアカウントで

 再生できるようになった。

 ・動画サイトのアカウントは関係ないように思うかもしれないが、

  本人にとっては初めて自分の端末で自分の世界が作れたように見て取れる。

 動画やゲームをすることは可能だが、ある程度、スタディサプリと両立していかないと

 この環境は継続しないという事を少しは理解しているようです。

 

 親がスタディサプリを勧めなくても、自主的にやってくれている事がある。

 

 スタディサプリを開始する際、任意の曜日に学習するよう計画が立てられる。

 実際は計画通りにいかなくても、あまり関係ないが、学習予定がない日にも

 学習利用の結果報告がメールで配信されたりする。

 こういうのは、ちょっと嬉しいものです。

 

 親としての印象は、良い。

 親が子供と学習をしようとすると、教科書や問題集、もしくはテキストに沿った

 無機質なものになりやすい。

 親が子供に学習を教える場合、テキストを開き、設問を読み、解き方を判断し

 子供に解説するだけでは、圧倒的にNGなのである。

 どうやって解き方を理解させるか、子供の学習レベルをある程度把握し、

 そのレベルで解る解説方法で解かなければならない。

 スタディサプリは、そこで先生が登場する。

 講師の先生は「あの手」「この手」で少し丁寧すぎやしませんか?と思うほど

 じっくり解説を行う。

 また、印象的なのは、「こっちみんな!」と突っ込みを入れたくなるほど、こっちを見る。

 生徒として、先生が自分の方を見て、自分に対して問いかけてくれるというのは

 良い緊張感が得られる場合が多いのではないか。

 ふとすると、映像の先生と会話しそうになるような臨場感で学習ができることもある。

 

 親と子の間にスタディサプリが入り、お互いの仲介をしながら

 学習を進めることもでき、子供が一人で学習する場合にも、時間の経過を忘れるほど

 のめりこむことができる。

 

 あまり画面を注視すると視力的に影響がないか、そこは心配ではあるが

 1日に1課題程度で進める分にはよさそうです。

更新: 2016/03/29
満足度

長男の感想

・思いついたときに勉強できるのはいい。

・動画サイトも見れる(タブレットでyoutubeなど)

 (気分転換ができるという事らしいです)

・たくさん選べる項目がありすぎるので困る。

 ※本人はまもなく中2となりますが、中1の課題で復習をしています。

21人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • vuronさん

    2016/03/30

    私の時代と違って学習カリキュラムの順が違っていたり内容も違う点も多く、
    そして教える方向性も変わっていたので小学生の中学年までしか教えることができませんでした。
    中学生になり一番の変化は英語が文法主体ではなくヒアリング(今はリスニング?)主体になっていたこと。
    ワタシ エイゴ シャベレマセ~ン なので特に困りましたね。
    でも担任が英語の教師だったので助かりましたw

    それとこういったソフトだと紙じゃないので
    木曾(違う
    が何度でも理解できるまで見直しができるのもいいですよね。
    私の場合は理解できるまで違う人に聞き続けた覚えがありますw

    時代の進歩もこういった良い面が増えてくれるとうれしいです。
  • とっぷりんさん

    2016/03/30

    vuronさん

    コメントありがとうございます。
    私の場合は「適当なアウトプットをするな!」とお叱りを賜り、
    相手が何を言っているのかきちんと理解し、そのうえで自分の仕事を加え、
    余計な事を考えなくてよいように、アウトプットは駄肉をそぎ落とし、
    必要なタイミングできちんと出力できるように…と、相当苦労しました。

    これらの事柄を身に着けるにあたり、必要なインプット情報の収集と
    理解するための努力は惜しまないようになりました。

    ホント、学ぶことの楽しさを知ったのは社会人になってからなんですよね…

    そんなオッサンが子供に対して偉そうにアレだコレだとは言えませんが
    そこは棚に置いておいて、子供に達成感を与えられることができれば、と思っています。
  • vuronさん

    2016/03/30

    >ホント、学ぶことの楽しさを知ったのは社会人になってからなんですよね…
    本当にこれですよね。
    学校に行ってるときは「なんで学校なんか!」と惰性で勉強してました。
    ですが大人になり仕事をするようになってからしばらくして、あぁ、アレがいまここで!と思うことが多々出てくるようになりました。
    そして昔よりわかりやすく図解で方程式なども解説してくれる本も出てきているので
    最近買った本が相対性理論の本でした。
    インプット情報を際限なく記憶してそれを無駄なく出力していくというのは
    土台があってこそだな、と最近、特に切におもいますね。
    そしてその土台こそ中学生時代なんですよね。
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