インテル® X25-M Mainstream SATA Solid-State Drive レビュー

Visual Studio 2008 がメモ帳感覚で起動!!

hiyohiyoさん
hiyohiyoさんのレビュー
2009/06/06 13:01
COOL! 15   アクセス数 302
 発表以来2万円を切ったら買おう・・・と思い続けていたのですが、このたびレビューさせていただく機会に恵まれました。このような機会を与えてくださった zigsow さん、Intel さんに心より感謝いたします。

【レビュー環境】
CPU:AMD Phenom II X4 940 Black Edition
VGA:AMD/ATI RADEON 2600 Pro
メモリ:4GB (DDR2-800 2GBx2)
ベアボーン:Shuttle SN78SH7
OS:Windows 7 RC1 x64 (日本語版)

【使用感】
 Visual Studio 2005/2008、Office 2007 など必要なソフトをインストールした後でも Windows がアッという間に起動するようになりました。今まで使っていた HDD も決して遅いものではなかったのですが、開発環境やオフィスソフトをインストールしていくとどんどん起動が遅くなっていました。この差は大きい!!
 また、大きな変化として Visual Studio 2005/2008 がまるで『メモ帳』のように一瞬で起動するようになりました。多くの DLL を参照するソフトが一瞬で起動するという感覚は HDD では決して味わえないように思います。
 もちろん、起動時間が数倍高速化したところで開発速度も数倍に!! とはならないのですがorz

【ベンチマーク】
 拙作 CrystalDiskMark 2.2 (x64版) で基本的なベンチマークを行いました(画像2)。すでに多くの方のレビューで使用していただいている(ありがとうございます)ので、一工夫しました。

以下の 2 点が通常版と異なります。
1. テストサイズを 2GB に拡張
2. 今回のレビューのために用意した特別テーマ

キャッシュへのヒット率が低下するなどの理由からテストサイズが大きくなればなるほど一般的にベンチマーク結果は低下するのですがそれでもこの性能です。シーケンシャルリードの 245MB/s が目立ちますが、注目は、ランダム 4KB (一番下の段) リード・ライトの高速性です。まるで RAM ディスクのようです(ちょっと大げさ?)。

【詳細情報/S.M.A.R.T. 情報】
 拙作 CrystalDiskInfo 2.7.2 で詳細情報を取得しました(画像3)。以下にテキストコピーの一部を掲載します。

>Firmware : 045C8610
どうやら最新版ではないようです。最新版(045C8820)へのアップデートは以下から行えます。
http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&am...
が、まだ試していません。

>Major Version : ATA/ATAPI-7
>Minor Version : ATA/ATAPI-7 T13 1532D version 1
残念ながら ATA-8/ACS には対応していません。

>-- S.M.A.R.T. --------------------------------------------------------------
>ID Cur Wor Thr Raw Values Attribute Name
>E8 100 100 _10 000000000000 不明
>E9 _99 _99 __0 000000000000 不明

注目はこの部分です。一部の技術系サイトで S.M.A.R.T. の属性 E8、E9 の意味が話題になっていますが、現在一般公開されているデータシート
http://download.intel.com/design/flash/nand/mainstream/ma...
には詳細が載っておりません。いろいろ調べた感じでは SSD とは切っても切れない書き換え回数(寿命)に関する情報が格納されているのではないかと思うのですが・・・。

参考:X25-MのE9が減る (8th way to explore the world さん)
http://8thway.blogspot.com/2009/05/x25-me9.html

S.M.A.R.T. に関する情報の一般公開を期待しています。

【総評】
 間違いなく速い!! ものすごく快適になりました!! でっ、でも、高い・・・。一般ユーザーが買いやすい価格になれば爆発的に普及する可能性は十分にあると思います。とはいえ、容量単価では HDD に及びませんから、しばらくは SSD に OS/アプリ をインストールして、データは HDD に保存するという使い方が流行するのではと予想しています。
 また、SATA/600 に対応したチップセットも近いうちに利用可能になると思われるので、後継モデルでは 300MB/s 以上のシーケンシャルリードの実現やシーケンシャルライト性能の向上に期待しています。

【おまけ】
本レビューで使用した CrystalDiskMark および CrystalDiskInfo は
 Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
で公開しております。

このレビューに対するコメント


2009/06/08 00:12
はじめまして。
さすがのもの凄い説得力あるレビューに、思わず(当選しなかった・・私は・・苦笑)買っちゃいました。。。
到着が楽しみです〜!

2009/06/08 06:26
hiyohiyoさん、こんにちは。

もしかして...と思ったのですが、やはりCrystalシリーズの開発者の方だったんですね。

「E9が減る」の解析は行く末が楽しみです。

2009/06/08 14:55
当選おめでとうございます!!
解析+レビュー楽しみにしますw
hiyohiyoさん
hiyohiyo
2009/06/08 23:20
コメントありがとうございます。

>お富さん
現時点ではちょっぴりお高いお買い物ですが、きっと後悔しないと思いますよ。HDD に OS を入れるのはテスト目的以外あり得ない!! って感じです。

>square さん
もしかしてでした。MTRON 製 SSD では S.M.A.R.T. 属性の詳細が公開されているため CrystalDiskInfo は簡単に対応できました。Intel さんにもぜひとも公開していただきたいところです。

>しょぼんたん さん
ありがとうございます。
ファームウェアアップで変化する S.M.A.R.T. 属性などはしっかりチェックしたいと思います。


本日、ふと SSD 対応コードにバグがあることに気がつきました。以前対応したつもりだったのですが、条件設定が間違っていました…orz
実機があったから気がついた好例でしょう。改めて感謝!!

◇修正箇所のテキストコピー
2.7.2
>Rotation Rate : 不明
2.7.3
>Rotation Rate : ---- (SSD)

Intel SSD は ATA/ATAPI-7 対応ながら、ATA8-ACS で新たに規定された Nominal Media Rotation Rate (WORD 217) で 0x01 (Non-rotating media) を返します。つまり、自分を SSD として OS などに報告できるということです。ただ、ATA8-ACS で規定された項目なので対応していると判断するかどうかは OS/アプリ次第となります。

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