変わってきた電子書籍事情
電子書籍。だいぶ前から出てきていて、色々な形で本を読むことが出来る
新しい書籍形態。
ただ、参入しては消えていくメーカーやサービスがあったりで
ナカナカ安心して使える書籍の形態ではなかったのが正直なところ。
それも今では大分事情が変わってきていて、かなり市民権を得たようで
専用の電子書籍端末がなくても気軽に今あるスマホなどからも利用できる
電子書籍アプリも多く出てきました。
実はKindleなんかも普通にアプリが出ていてKindle端末を持っていなくても
手持ちの端末からストアが利用できたりするんですが、知らない人がまだまだ
案外多かったりするんですよね・・・
そんな感じで、まだ電子書籍が完全に世間に浸透するには時間がかかるのかも
しれないですね・・・
他にも浸透しきれない理由が個人的にはあると思うのですが
それは後ほど書きたいと思います。
そんなこんなで、今回はそんな数ある電子書籍アプリの中から
『Liveコミック』を実際に利用してその使い勝手を見ていきたいと思います。
レビュー、すっごく長く見えますが、画像が一杯なのでそんなに
読むのには時間はかからないので、どうか最後までお付き合い下さいませー(^^)
では、早速使っていきたいと思います。まずはアプリを購入。無料だけど購入。
☆導入編
まずはアプリを購入。もちろん無料です。
DLしたらアイコンが登録されるのでクリック、クリック。
こんな感じで広告がチョロっと出てから会員登録。
機種変した時のためにも会員登録はしておきましょう。
あと課金分のコインが余っていたら無駄になっちゃいますしね。
ポチポチと必要な事を入力・・・
すると唐突にチュートリアルが始まります。ふむふむ。
やっとアプリを使うところまで来ました。隠し切れない画面ですが多分問題ない(笑)
最後に、ビューアの使い方を確認しましょう。
そして読みたい本を探しに電子書籍屋さんへ。サッと到着。中に入りますよっ。
入ったらイキナリ広告ですが気にしない。無料でコインを手に入れる
方法がなんかあるみたいなので興味のある方はチェック!!
☆本を探す
まず無料なお試し本があります。これは期間限定だったりするので
忘れずにチェックして遠慮無くゲットしちゃいましょう。
無料本でLiveコミックの使い勝手を確認してみて、使い勝手とかが
自分に合うかどうか確認してから課金するほうが良いかもしれません・・・
そんなこんなで、まずはこんな風にお得なコーナーがあったりします。
取り敢えず一度見ておくべし(^o^)
こんな平積み的なランキングコーナーもあったり。
人気コミックはリアル店舗も電子書籍屋さんもあまり変わらないようですね・・・
海賊さん強い(笑)
そして各コーナーごとに電子書籍屋さんを巡ります。
お気に入りや探している本は何処にあるのでしょうか・・・
因みに今ぐるっと回ってきたコーナーは左サイドのメニュー一覧から
サッと移動できるのでお目当てのコーナーに行ってみましょう。
手元にいつでもある、自分だけの本屋さんと本棚
☆購入編
ひと通りお店を見て回ったら、早速お目当ての本を購入しましょう。
☆無料コミック
まずは無料の気になる・・・というかすでに持っているこちらの作品を購入してみます。
無料なので当然0コインです(^o^)
購入完了をクリックすると無事に購入出来ました♪
☆有料コミック
次に有料コミックを購入してみます。
探していた本が見つかったら取り敢えずカートに入れておいて
さらにカートで実際に購入するコミックにチェックを入れて・・・
いざ購入!!
・・・・・・・・
と思ったらコインが足りなかったのでまずコインを購入します(^_^;)
気を取り直して・・・もう一度、いざ購入!!
・・・・・・
無事に買えた本たちが自分の本棚に並びました。
まだ読んでいない本は未読表示があったりと親切ですね。
デザイン的にはもっと本棚っぽい方が良いかなーと個人的には思ったりしてみたり。
それでは早速読んでみましょー。
☆本を読む
※ここより先、画像利用上の理由により使用している本の内容が一致しないところが
多々出てきますが何卒、容赦下さいm(__)m
©佐久間結衣/講談社 ©鳥飼茜/講談社
©一色まこと/講談社 ©こしのりょう/講談社
それでは早速、実際に購入した何冊かから、いくつかを例にして使い勝手を見ていきますよ~♪
©こしのりょう/講談社 ©一色まこと/講談社
タップしてメニューを表示したところとです。ここから各機能や設定に飛べますよっ。
メニュー一覧は何処のページからでもタップで呼び出せるので設定は後からでも大丈夫です。
これが実際に使用する時の設定です。自分の使いやすい設定に変えておきましょう。
Webフォントは使うと文字がスッキリと表示されて見やすくなるという、便利な機能です。
理屈まではよくわからないんですけど、自分も取り敢えず使ってます(笑)
iPhone6で使用しましたけど表示時間は全然気になりません。
©こしのりょう/講談社 ©一色まこと/講談社
目次。
ここから各お話しに飛べます。読みかけの本はしおり機能もあるので
自動で続きから読めるんですけれど、ちょっと間が開いちゃって
少し前から読み直すなんて時に便利ですよね。
©こしのりょう/講談社 ©一色まこと/講談社
読んでいるとこんな感じで表示されていきます。端末にもよると思いますけれど
表示はいたって綺麗で不満を感じるところはないですねー。
タブレット以外はちょっと吹き出しのセリフが小さくて読みにくいかもしれません。
©鳥飼茜/講談社
本の紹介(情報)なんてものまでありますね。
まー、コレに関しては買う前に読みたいですけれど(笑)
そしてザーッとコミックを読み終わると次巻が発売されていれば教えてくれる
商売上ry・・・親切設計。これで続きの買い忘れも無くなりますね!!
カラーも綺麗♪
©小山宙哉/講談社
カラーページがあるコミックなら当然カラーで表示されます。
カラーも画質、表示までにかかる時間、共に全く問題無いです。
実際にコミックを読み進める時の操作感などはよく出来ていて普通にiPhoneを
使ってWebを見るのと同じ感覚で使えちゃいます。
スワイプしたりズームしたりとか。直感でも使えちゃう操作感ですね。
こんな感じでコミックを読む時に不満に感じることは殆ど無く、
設定なども細かく出来るので『Liveコミック』はストレス無く使える
良アプリだと思います。
番外編1
※家族に使ってみてもらった感想
今回、家族にも『Liveコミック』を実際に使ってもらったところ、
概ね好評でした。ただやっぱり、iPhoneじゃ小さすぎて読みにくいかな?
という意見でした。タブレットでの利用がやっぱりいいみたいですねー。
書籍の品揃えに関しては、多い方がいいに決まってるけれど、現状でも
特に不満はないとのことでした。
Liveコミックが悪いわけではないけれど、ビューアとしては普通というか
どれを使っても大差ない気がするという意見もあったので、確かにLiveコミック
ならではの機能がなにかあると良いのかもしれないなーと自分も思いました。
番外編2
iPhone6での使用感
上で特に不満もなく使える良アプリと書きましたけど、
実際iPhone6で使うとどうなのか。
・・・・・・
正直コミックは少ししんどいと感じる人がいるかもしれませんねー。
自分はちょっと辛いです(笑)
セリフがまずやっぱり読みにくい。読めないことはないけれど疲れます。
吹き出しならまだ見やすいけれど背景に文字が乗っているような状況だと厳しいです。
絶妙に中途半端な画面の大きさ
全体の表示自体は綺麗で潰れもないんですけれど、どうしてもセリフはズームしないと
ストレス無く見る(読む)のはちょっと厳しいかなと自分は思います。
コミックメインの書籍リーダーとして使うには画面が絶妙に小さい(中途半端)ですね、
iPhone6は。きっと+ならストレス無く気軽に読めるんじゃないかと思います。
活用法1
文庫、新書をメインに書籍リーダーとして使う
なので自分はコミックは取り敢えず諦めた感じで文庫や写真、イラストとかそっち方面で
使うのがiPhone6なら良いんじゃないかなーと思って使っています。
©講談社
©小林よしのり/幻冬舎
こんな感じで文字だけならスゴく綺麗にスッキリと表示されるので
個人的にはタブレットではないのならば文章系とか雑誌系がオススメですかねー。
写真集とかもあったので興味ある方は買ってみると良いと思います。
iPhone6は画質良くなりましたからね、グラビアとかも綺麗に見れるんじゃ
ないでしょうか。
活用法2
※BookLive!と合わせて使う
今回はLiveコミックのレビューなのでちょっと趣旨とは違うのでアレなのかもですが
Liveコミックは実はBookLive!の派生?(お仲間?)アプリっぽく、アカウントが
共有されていてWEBやその他の端末(Android系)でも購入した本が読めます。
※Liveコミックのアプリ内でもあまり目立ってないですがBookLive!の事が実は
ちょっと触れられていたりします。
なのでiPhoneだと画面が小さくてあれだなーとか家でのんびり読みたいなーと
思ったら手持ちの他の端末や自宅のPCでも続きが読めたりするので知っていると
ちょっと便利なんじゃないかと思います。
各端末を同期させてどの端末からも続きがすぐに読めるのも便利ですねー(^^)
Kindleは残念ながら(というか当たり前というか(笑)BookLive!Readerアプリはないので
Liveコミックで購入した本を読むならWEBからBookLive!を登録して利用しましょう。
Android系はBookLive!ReaderアプリがあるのでアプリからでもWEBからでも
Liveコミックで購入した本の続きが読めます。因みにLiveコミックはまだない
みたいですよ。そのうち出るんじゃないかと勝手に予想してます(笑)
以上、ちょっとした活用術でした(^^ゞ
便利さを得て代わりに得られなくなるもの・・・
手軽に複数の書籍を所持できる
なんといっても、何冊もの書籍を普段持っているiPhoneやiPadを
持ち歩いているだけで手元に置いておけるという便利さ。
これが電子書籍の一番のメリットだと思います。
大きいカバンも要らず、重い思いをしなくても済むのは
本好きにはスゴくありがたい事だと思いますよー。
欲しい本が確実に手に入る便利さ
こんな感じで本屋さんに行く手間もなく、すぐに読みたい本が手に入るなんて
便利になったものです。何より売り切れがないというのは精神的にスゴく良い!!(笑)
そう、スゴく良いはずなんだけれど・・・
その反面、本屋さんに行った時の、あの何とも言えないワクワク感、ドキドキ感は
電子書籍には残念ながらやっぱりないんですよねー。
偶然に見つけたり、気になって買ってみた本が『アタリ』だった時の
あの喜びと高揚感は当然のことながらありません。
『そんなの要らない、本は読めればいい』
『探してる本をサッサと手に入れて買って読めればいい』
とスパッと割り切れる人にとっては電子書籍はスゴくいいものだと
『Liveコミック』を実際に使ってみて、実感はしました。
ただ電子書籍、そして『Liveコミック』というアプリを良いと
認めた上でも、どうしても整理できないモヤモヤするこの気持ち・・・
それこそが、自分がいまいち電子書籍にハマれない、移行に踏み切れない
一番の理由であったりもするのです・・・
所有欲は100%までには満たされない
まー、単純に自分がヲタ気質なので、手元に『モノ』が無いと満足感も
少ないんですよね(笑)
特にコミックに関しては何故かその気持が強くなります(^_^;)
逆に専門書とか小説とかには、あまり所有欲が沸かないので品揃えが十分なら
電子書籍は自分にはすごくありがたい選択肢になったりするとも感じるんですよねー。
そんなこんななわけで、自分にあった使い方さえすれば、『Liveコミック』は
スゴく便利な、『移動できる自分だけの本棚』になると思います。
無料本もあるのでまずは一回、皆さんも使ってみてはどうでしょうか??
cybercatさん
2015/01/29
うんうん、わかるわかる
ただ、
>何冊もの書籍を普段持っているiPhoneやiPadを
>持ち歩いているだけで手元に置いておけるという便利さ。
や
>すぐに読みたい本が手に入る
はイイですね。
重い図鑑やある程度期間が過ぎたら処分してしまう週刊/月刊誌などはこれでよい感じですね。
電子書籍と紙書籍はニーズな応じて使い分け、が一番賢い気がします。
退会したユーザーさん
2015/01/29
やっと公開まで辿り着きましたよー(笑)
水面下で何度やり取りをしたことか(。-_-。)
そうなんですよね。何もどちらかに統一しなきゃ
いけないわけじゃないんですよね。
やっぱり書籍だってコレクション的な面もある以上
紙媒体は必要だしなくなりませんからね。
スタイルにあった使い方をしたいですね(≧∇≦)