今回のレビューは『ジグソープレミアムレビュー「PCゲーマー集まれ!Windows8でゲーム環境を構築せよ!」』のレビュアー選出によるものです。
この度はレビュアーに選んでいただきありがとうございます。
この場をお借りして御礼を申し上げます。
今回、『レビュー応募時にご入力いただきました「ルーセントハート」を Windows 8 Pro 64bit (DSP版) 上で動かして、下記の課題についてレビューしてください。』と言う必須課題になっております。
先ずは「ルーセントハート」とは?って辺りから。
こちらガマニア社が提供している多人数同時参加型のオンラインゲームとなっております。
愛らしいキャラクターでドキワクな冒険を、時には擬似恋愛なんかも。
3Dオンラインゲームですが、要求スペックが低め、なおかつ操作も簡単、と言う事で、キャラクターの愛らしさも手伝ってか、女性にも人気なゲームです。
かく言う筆者も、嫁さんと一緒にプレイしていた時期がありました。
お急ぎの方のために結論から言うと、Windows 8でも何ら問題なくプレイ出来ました。
まぁ、Windows 8自体には致命的な不具合がありましたが……それは後ほど。
では、ルーセントハートの公式サイトにアクセスしてみましょう。
下の画像では表示されていませんが、これよりも下にスクロールしていくと、ルーセントハートがどんなゲームなのかの簡単な説明があります。
と言うわけで、詳細は公式サイトの説明をご参照ください。
ゲームを始めるには、会員登録とゲームクライアントのダウンロードが必要です。
会員登録については、ガマニアの会員登録を行う以外にも、Yahoo!やGoogle等の会員IDでも認証が可能となっています。
ゲームクライアントのダウンロードについては、ダウンロードボタンが見えていますが……
一旦ページ最下部の「公式サイトはこちら」のボタンを押して、メンバーページに移動してから、改めて画面左にある「ゲームクライアントダウンロード」をクリックしましょう。
エントランスページでダウンロードを選ぶと、いきなりゲームクライアントのファイルがダウンロードされてしまうのですが、メンバーページに移動してからダウンロードを選ぶと、ルーセントハートを遊ぶのに必要なPCのスペックが掲載されています。
2008年に登場したゲームですので、要求されるスペックはかなり低めです。
ここ1~2年のうちに発売されたPCをお持ちの方なら、先ず問題なくプレイ出来ると思われます。
ここで動作環境を見てみると、対応OSはWindows XPまたはWindows 7となっており、Windows 8は対応OSに含まれていません。
新しいバージョンのWindowsを購入する場合に問題となるのが、このように対応OSに含まれていないため、ゲームをプレイする事が出来るかどうかが判らない、と言う事です。
ゲームクライアントが対応していなくてプレイ出来ない場合もあれば、不正行為から守るためのゲームガードプログラムが対応していないためにゲームクライアントの起動に辿り着く前の段階でストップしてしまう、なんて場合もあります。
多くの場合は対応までの時間にバラつきはあるにしても、新しいバージョンのWindowsでも動くように改修される訳ですが、登場してから久しいゲームの場合は新しいバージョンのWindowsに対応出来ない場合もあります。
今回のルーセントハートの場合、Windows 7に対応していることからWindows 8でも大丈夫だろう、との予測は出来ますが……
そうは言っても、実際に動かしてみたらダメだった、と言う場合もあったりします。
まぁ、今回は前述したように、問題なくプレイ出来た訳ですが。
なお、OSが対応しているかどうか以外にも、ゲームによってはグラフィック機能がCPU内蔵やチップセット内蔵の物では遊べない場合がありますので、十分にご注意ください。
値段の高い国内メーカーPCを購入したからと言って、ゲームが遊べるかどうかとは無関係です。
今回のルーセントハートはグラフィック機能に対する要求が低いため、CPU内蔵グラフィック機能でも問題なくプレイ出来る可能性が高いですが、本格的にオンラインゲームを楽しみたい場合には、独立グラフィックを搭載したPC(所謂ゲーミングPC)を購入しましょう。
さて、動作環境の確認が終わり、自分が使用しているPCが、推奨動作環境のスペック以上である事を確認したら、いよいよゲームクライアントのダウンロードです。
今回のルーセントハートの場合、ゲームクライアントのインストーラーのファイルサイズが2.65GBとなっております。
当たり前の事ですが、今回ダウンロードするのはインストーラーですので、このファイルをPCにダウンロードした後に、インストールが必要です。
そして、インストールされる際には圧縮されているデータが展開されますので、インストーラーの2.65GBを上回る空き容量が必要になります。
必須動作環境にHDD2.0GB以上とありますが、実際に展開されたファイルを見てみると、3.41GBありました。(アップデートパッチ適用後の容量)
なお、インストール時に作業用フォルダに展開されたファイルについては、42.3MB程度でした。
と言う事で、2.65GB+3.41GB+0.42GB=6.48GB≒6.5GB程度の空き容量を用意しておきましょう。
ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダを開いて「LucentHeart_JP_12.00.0100_Gamania.exe」を選んで実行しましょう。
ファイルが実行されると、ゲームのインストールが開始されます。
使用許諾契約を読み、同意して次へと進みましょう。
インストール先を変更する場合は、変更ボタンを押してインストール先のフォルダを選択しましょう。
準備が整ったら、いよいよインストール開始です。
インストールには時間がかかりますので、のんびりと待ちましょう。
暫くするとインストールが完了です。
ルーセントハートはWeb起動型のゲームですので、ゲームの開始は公式サイトからになります。
では、再度公式サイトにアクセスして、ログインしましょう。
と、ここで注意事項が。
ブラウザとしてFirefoxやChromeを使用している場合もあるかもしれませんが、ゲームを起動するためにはInternet Explorer(IE)で公式サイトにアクセスする必要があります。
これはゲームの起動にIEしか対応していないActiveXが使用されているためです。
IEで公式サイトにアクセスしてログインしたら、ゲームスタートをクリックしましょう。
初回はActiveXコントロールのインストールを促されます。
ゲームをプレイする上で必須なので、必ずインストールしましょう。
では、改めてゲームスタートをクリックです。
すると、今度はゲームクライアントのランチャーが起動します。
アップデートパッチの適用に暫く時間がかかります。
初回は特に長いので、気長に待ちましょう。
ゲームが起動すると、サーバー選択画面が表示されます。
ここで注意。サーバーが違う人とは一緒に遊べません。
ワールドは所謂チャンネルで、ワールド間は自由に行き来が可能です。
お友達と一緒に遊ぶ場合は、同じサーバーを選びましょう。
サーバーとワールドを選んでログインを押すとキャラクター一覧画面が表示されます。
今から開始するので、当然キャラクターはいません。
画面右下の新規作成をクリックして、新たにキャラクターを作成しましょう。
キャラクター作成画面が表示されましたが……
おや?キャラクターが真っ黒な人影として表示されています。
う~ん、表示に不具合が出ているのでしょうか?
いえいえ、大丈夫です。驚いたかもしれませんが、これはルーセントハートの仕様です。
誕生年月日を設定すると、そこで初めてキャラクターが表示されるんです。
リアルの性別とキャラクターの性別は一切関係ありませんので、男女好きな方を選びましょう。
着せ替えを楽しみたいのなら女性キャラの方が良いですね。(可愛い服が色々あります。)
顔型や髪型、髪色を組み合わせて、貴方のキャラクターを作りましょう。
キャラクターが決まったら、パスワードの設定を行います。
パスワードはキャラクターを削除する際や、ゲーム内でアイテムモールや倉庫を使用する際に必要となりますので忘れないようにしましょう。
さぁ、ようやく準備が整いました。
画面右下のログインをクリックして、いざゲームの中へ。
ゲームの中に入ると、チュートリアルの開始です。
最初は表示される指示の通りにゲームを進めて行きましょう。
これより後は、貴方自身が実際に体験して下さいね。
なお、Windows 8での動作確認動画をYouTubeにアップしていますので、そちらもご参照ください。
Windows 7でプレイする場合と比べても、そん色なくプレイ出来ていることが確認出来ます。
さて……冒頭で書いたWindows 8そのものの不具合ですが……
キーボードがUS(英語)キーボードとして認識されます。
デスクトップの右下にカーソルを持っていくと、画面右側にチャームが表示されますので、その中から設定を選ぶと、表示が変わり、その中にコントロールパネルがあります。
コントロールパネルでハードウェアとサウンドを選び、切り替わった表示の中からデバイスマネージャーを選びます。
デバイスツリーの中からキーボードを探し、右クリックしてポップアップメニューの中からプロパティを選びます。
プロパティウインドウでドライバータブを選び、ドライバーの更新をクリックします。
その後、コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索しますを選び、切り替わった画面でコンピュータ上のデバイスドライバーの一覧から選択しますを選びます。
さらに切り替わった画面で、互換性のあるハードウェアを表示のチェックを外して、モデルの中から日本語キーボードを選びましょう。
次へをクリックすると、ドライバーの更新警告のダイアログが出ますが、無視して続行します。(はい、をクリックします。)
コンピューターを再起動しないと変更が有効にならない、と促されるので、素直にPCを再起動します。
これでキーボードが日本語配列で使用出来るようになります。
なお、それでも使用中にUSキーボードに切り替わっている場合があります。
その場合は、チャームで設定を表示して、キーボードの状態を確認してみてください。
もしUSキーボード(表示はENG)になっているようなら、日本語を選択して切り替えましょう。
とりあえず致命的なのはキーボードの誤認識くらいでしょうか。
ちなみに、今回Windows 7からWindows 8に移行したPCのスペックは以下のようになっております。
[CPU ] Intel Core 2 Duo E8500
[マザー] ASUSTeK MAXIMUS II GENE
[メモリ] UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800 x 2 (8GB)
[HDD ] HGST HDT722525DLA380
[VGA ] Leadtek WinFast GTX 260 EXTREME+ V3
[電源 ] Corsair CMPSU-620HXJP
[Key ] CoolerMaster Quick Fire Rapid SGK-4000-GKCR1-JP
[マウス] ZALMAN ZM-M200
そろそろ買い替え検討しても良い頃合いの構成ですね。
とは言っても、メインPCな訳なんですけど。
マザーはUEFIではなくBIOSですので、Windows 8の目玉の一つである高速ブートの恩恵は受けられておりません。
まぁ、一度起動したら基本的にスリープですし、休止に移行してても、休止からの復帰も遅いと言う程ではありませんので。
速度求めるのなら、HDDをSSDに変える方がよほど効果があるでしょうね。
なお、今回使用したのは「Windows 8 Pro 64bit (DSP版)」なのですが、DSP版に限った問題として、パッケージに貼られたライセンスキーの文字が小さすぎて読みにくい、と言うものもありました。
文字がかなり小さい上に、文字の識別が付き難い(OとQ、VとY、8とB、等々)ため、ライセンスキーが間違えていると4~5回程度怒られてしました。
と言う訳で、老眼予備軍の年代の方は、虫眼鏡を用意しておくことをお勧めします。(^^;
最後に……IObit社のWindows 8にスタートメニューを追加する「StartMenu8」を試そうとインストールした所、スタート画面をスキップする設定になっていたのが悪いのか、PCを再起動したが最後、本来スタート画面が出る所で延々と画面がちらつくだけで、一切操作を受け付けない状態に陥り、Windows 8の再インストールを余儀なくされました。
スタートメニューが無いと困る!と言う事で、スタートメニュー代替えツールの仕様を検討している方は、十分にご注意ください。
たまたまなのかもしれませんが、不具合事例の一つとして報告しておきます。
リーダーさん
2013/02/05
あとからMicrosoft のUpdate でつぶされそうなので
どうしてもインストールに踏み切れません。
(もう慣れちゃったからスタートボタンいらないけど(苦笑))
cougarさん
2013/02/05
下手な物を入れて再インストールも面倒なので、もう無くても良いかな、と言う感じですね。
ランチャーソフトを併用すれば、然程困りませんし。
チャームはキーボードショートカット使えば、マウスを移動させる手間も省けますしね。
ただ、プログラムをインストールしていくとスタート画面のアイコンの数が大変な事になるのが難点ですね。
画面上で一々削るのも面倒なので、スタートメニューに登録されたフォルダやショートカットのファイル属性を非表示に変更してスタート画面に出ないようにしちゃいました。