レビューメディア「ジグソー」

ニッパーと言えばビクター系列電気店!...

VICTOR ヘッドシェル PH-4   

VICTOR社のヘッドシェルでMD-1016カートリッジ購入時に付いてきたものです 

ビクター・プレーヤー付属で当時物オリジナルでしょう。

    

  

  カートリッジへ磁気影響を避けるため全て非磁性体材質でアルミや真鍮、銅などを使っています

     

  

     デザインはやや古めかしいものですが段差をつけて共振しない加工になっています

      

   

当時のビクターはSEAグラフィック音質調整やCD-4開発企業で技術力をアピールしてました 何時から松下電器の子会社になったか判りませんが、数年後はVHS ホームビデオを開発発表します 

松下もVHSをやる前に自社設計(松下寿電子製)のVX方式のビデオを発売しています エンドレス・テープを使ったものですがその後、ビクター社の開発したVHSに乗り換えます   ビクターはチャレンジ力のある会社でした (当時VHSとベータ方式の規格問題は騒がれましたが)VHSは基本設計が安定してましたし耐久性もありました 家庭用を意識した基本設計でした。

 

ベータ1時間、VHS2時間 この基本設計の差が後々ボディブローの様に効いてきます ベータは学校教育用U-MATICビデオ(最長60分)を家庭用にサイズダウンしたようなビデオでした ソニーは其処までの開発で満足してしまったようです ビクターは家庭用としての性能で基本設計2時間を追及したのとは大違いです ベーター方式のソニーはSL-6300というチューナーも無いデッキからのスタートでしたし(後付でチューナーセットで録画できるアダプターを販売)、後にSL-7300というチューナー付きビデオを出しましたがこれまたタイマー録画も出来ないセットでした(別売のタイマーで可能)やることが後手後手で呆れました  

SL-7300も後付でカセットオートチェンジャーとか出して2時間録画対応とかやってましたが企画が出鱈目でALL-IN-ONEのセットじゃなかったです 基本家庭用でないので放送録画なんて考えてなかったのかも知れないですね 初期のベータMAXはオープンテープレコーダーを応用したような機構でした メカ式の大きなデッキだったのです....ビデオトラックのH並びも完璧で美しい画面でしたが最長K-60で60分でした 2時間仕様にしたらH並びも出鱈目に為り色々な対策が必要になったわけです ビデオテープもK-60などからL-500(ベータⅡで2時間)に名前が変更されています  テープを薄くしてL-830なんていうのも有りました 判りにくいので時間からテープ長さに変更したんですね

色々変更ありありで困ったのはお客でした    以下略  

 

ヘッドシェルとは全く関係ない話でした...(・´з`・) 

 

 

 

  

      このヘッドシェルのVICTORという文字はアルミ銘板貼付です 凝ってます...  

  

カートリッジ取り付け部に2箇所突起があり効果が不明ですが、指掛プレートとカートリッジをシェルに固定すると真ん中が浮いてしまうので突起でプレート、カートリッジをホールドする為か。

  

材質は3m/m厚アルミです 当時の価格1000~1200円に対して材質に力を入れていたようです

オーディオテクニカは4m/m厚のヘッドシェルですが長岡鉄男氏が褒めていました...(・´з`・)

   

トーンアーム接続ピンは金メッキではありませんが当時は金メッキは一般的ではありませんでした 当時の高級機でも金メッキ端子は使っていませんでした SONY TA-2000F, TA-3120F ,TA-1120F,  ST-5000F 金メッキ端子で無いです その後のV-FETアンプ TA-8650,TA-8550などでも金メッキ端子では無かったです ヘッドアンプHA-55辺りから金メッキ端子になりましたね。

  

   

  

  

  

    

 

 

 

ビクターはJVCの名でケンウッド(昔のトリオ)と経営統合となりVICTORのブランドを封印してJVCブランドで活動してきましたが再度VICTORブランドで復活するようです。

     

ニッパーは、フォックス・テリア系の犬(BBCによればジャック・ラッセル・テリア)であったが、ブル・テリアの血も少し入っていた。『His Master's Voice』での様子に反しやんちゃな犬で、ニッパー自身からは喧嘩を吹っかけたりしないものの、襲ってきた犬には立ち向かい、そしていつも勝っていたという   

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

                                           若い時はビクター好きだったけど....

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2017年07月頃

  • 購入場所

17人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • aPieceOfSomethingさん

    2017/08/23

    『SL-7300も後付でカセットオートチェンジャーとか出して...』はおぼろげながらカタログで見た記憶があります。当時はSONY大好き小僧だったので、「SONYってすげぇ!」とか思っていたのですが、何のことはない苦肉の策だったんですね...。
  • タコシーさん

    2017/08/23

    aPieceOfSomethingさん 
    そうなんですよ 苦肉、苦肉の連続ですね 
    1時間→2時間対応、タイマー録画対応、デッキの小型化、デジタルシステム化、ベータHi-Fi,
    EDベータハイバンド化、これ等を7,8年で行ってからベータ終了でVHS採用なんですよね 東芝、三洋、NECなどもベータでしたが順次離れていきましたね ソニーの基本設計の甘さと言うかビデオの盟主なんて言われていて慢心してたんでしょうね 尚ベータとVHSはガードバンドレス録画(ベタ書きからベータらしいです)、カラー信号を688KHZ低域変換録画しますがVHSも周波数は違えど同じ方式です なぜか似たような方式なんですね カラー同期信号だったかも同じような方式です 今となっては日本の輸出などにも貢献したので両者競合してよかったのかもしれませんね。

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