包装ビニールを破き中箱を引き出すと

本体がすぐに現われますが、知らない人が見たらきっと何か分かりませんね(^^;

本体の他、スペアのイヤーピースが入っていますが、サイズ違いでは無く本体に装着されているモノと同じモノが付属しています。

左右（L・R）はコードの付け根辺りに刻印がありますが、コードが分かれている先の左側にリモコンが付いてるのでイチイチ確認しなくても左右が分かるのが助かります。

独特な形状のスピーカー部はやわらかいシリコン製で、被せているだけなので簡単に向きを変えられます。

その分慣れないうちは ambieを耳に装着する時に思った方向に向いていなかったりする事があります。まぁすぐに慣れると思いますが。

リモコン部の表にはロゴの横にマイクが付いており

反対側に再生／停止ボタン（通話／終話ボタン）があります。

慣れないうちは最適な位置が分かり辛く位置を調整するうちにイヤーピースが回転してしまったり抜けたりしましたが、何回か使用するうちに最適な場所を覚え自然とうまく装着する事が出来る様になるでしょう。

装着する位置としては説明書にあるように、目の位置から耳の穴に向かって延長線上の耳の外縁に装着し、スピーカー部の穴が耳穴に向く様にします。

「電源不要で耳の穴に突っ込まずに聞くイヤフォンなんて音量は大丈夫か？」なんて購入前は思っていたのですが、杞憂に終わりました。

普通のイヤホンで聴いている音量と同じにして、同じくらいの音量で聞こえます。

それなのに耳を塞いでないので周りの音は普通に聴こえるのが不思議な感じです(^^
（周りの音が聞こえる分、多少小さく聴こえる感じもします）

もちろん音楽の音量を上げれば周りの音が聞こえづらくなりますが、部屋で大音量で音楽を聴いていれば外の音が聞こえないのと同じです。

音楽を聴きながら人と会話をしても自分の声が聞こえているので、声が大きくなる事無く普通に会話を出来ます。

音漏れも少なく音量小さ目で聴いていると何か聴いているのも周りからは全く分からないようで、初めて ambieで音楽を聴きながら奥さんと会話した時に私が音楽を聴いている事に気付かず「新しい補聴器でも使っているのかと思った」って(^^;;;

もちろん音量をかなり上げれば音漏れはしますが、音を大きくしたところで周りの音も入ってきて没入感は得られませんので、ambieを大音量で使用すること自体が本来 ambieの想定している使い方では無いでしょう。

音質に関しても良い感じです。

「ソニーの音響技術を活かした高感度ドライバーユニットによる音響性能」とうたっているだけあり、しっかり低音から高音までクリアに聴こえ耳の前にスピーカーでもある様な感じです。

またインイヤー式の様に耳を塞がない事で、コードの擦れる音が聴こえたり耳の中を流れる血流の音が聞こえこもった感じに聴こえる事も無いので、インイヤー式のイヤフォンよりも良く聴こえるくらいです（没入感はありませんが）。

唯一残念なのが、私が本品を長時間装着していると耳の装着部分が痛くなってきてしまうのです。

多くの耳の形状データを元に様々な耳の形状に合う様に ambieの形が設計されたとの事なのですが、私の耳は皆より厚いのかなぁ．．．．

「長時間使用しても疲れにくい」のは部屋で BGMを聴いている様で耳（鼓膜）への負担はうたい文句通りなのですが、長時間使用すると耳（装着部）が痛くなるので残念でなりません(T-T

購入からしばらく経っていますが、連日使うという使い方をしてこなかったのですが、毎日使えば慣れるかなぁ。うーん。