日ごろから、「もうCDプレイヤーなんてイラない」と、ほざいていましたが、

これはちょっと例外です。

1985年発売。当時の定価\160,000　重量は9.5Kgとそこそこ重量級です。

ソニーのデジタルアウト端子を備えたES「D」系列では552ESDに次いで２代目です。

基本的には552ESDのマイナーチェンジモデルです。

注）個人的に一番大きな違いは、DACだと思います。

・552ESD：積分型（CX20152）

・553ESD：抵抗ラダー型左右独立（PCM53JP-Vが2個）

この違いがどのような音の違いとなるか興味があるところです。

当時、ソニーのCDプレイヤーの上位機種はCDトランスポート専用機はありませんでした。

単体での使用が可能で、これにDACをオプションで組み合わせてグレードアップできる構成です。

CDP-553ESDは世代的に、先日、我が家にやってきたDAS-703ESとペアとなります。

セット価格は、\410,000と当時の私ではとても手が届きませんでした。

さて、衝動買いの顛末やいかに！？

フロントパネルには「DIGITAL　OUTPUT」と大きく書かれていますね。

今でこそ当たり前ですが、当時は単体DACってほとんどなかったですから。

「555ESD」の「D」だけがフォントサイズでかいですｗ

よほど強調したかったんでしょうね。

HARD OFFで買い物することは、ほぼ無いんです。特に中古オーディオはお買い得感全くなし。

自宅の近くのHARD OFFはときどき寄っていますが、ほとんど品が動いていない。

ちょっと興味のある商品でもアホみたいな高値がついていて完全に対象外なのです。

と、

今日は用事があって帰りに別のHARD OFFに寄ってみました。

ここは以前も寄ったことがありますが、店の規模が大きい。

品ぞろえも豊富。しかし、あいかわらず中古品の値段は全体に高め。

あまり期待せず、商品を見ていると、

！！！

CDP-552ESDが、\27,000

んー、いくらなんでもこの値段はないでしょ~、と思いスルーしました。

それからジャンクコーナーを一回り。

ここも大したものが無いなぁと思っていたら・・・ありました。

「CDによって読み込まないことがあります。」だそうで。

念のため、通電チェックとCDをかけてもらいました。

問題なさそう。そのままお持ち帰りしました。

税別\15,000でしたが、ヤフオクの相場的にはそんなものでしょうね。

状態にもよるので\10,000-20,000くらいが妥当だと思います。

なので、これもそれほどお買い得感があるわけではないんですが、天板以外目立つキズなし。

リモコンも付属で美品と思います。

念願のツーショット。

この組み合わせに当時、あこがれた方も居たでしょうね。

この頃のソニーのデザインって好きな人多いんじゃないでしょうか。

スマートさならYAMAHAあたりでしょうけど、

男らしいというか、無骨でガンダムみたいなｗ

スイッチ類は多いんですけど、整然と並べられていていかにもメカを弄っているという感じが好きな向きにはタマらないです♪

「ハイスピード・リニアモータートラッキングメカニズム」

っていうんですか、トレイにセットしてからの読み込みがすごく速いです。

それとスーっとトレイが空く感じがなんとも高級感を感じさせます。

曲間サーチも瞬間芸です。

20キーによるワンタッチ・ダイレクト選曲がソニーのCDプレイヤーの特長でしたよね。

一発で好みの曲にジャンプできる。これ、とても操作性がいいんです。

パーツ１つ１つの品質が良いので、手触りとかスイッチを押す感覚とかマスを感じるというか、

そういったエモーショナルな部分の満足度がとても高いです。

音は、高域に少し特長的な色合いがありますね。

とてもクリアーで低音も良く出てきます。

３時間ほど試聴してみた印象ですが、DAS-703ES経由のほうがいいですね。

DAS703-ESと組み合わせると、全体的にさらに自然な雰囲気が出てきます。

これはこの単体DACの特色が良く出ていると思います。

2016.02.20

最近、CDばかり聴いています。

「CDばかり　＝　ネットワークオーディオ聴いてない」

いろいろとっかえひっかえ聴いていますが、ごくまれに読み込まないCDもあります。

SONYのこの頃のプレイヤーはCD-Rなども平気で読み込むらしいんですが・・・

とはいえ、ほぼ問題なく読んでくれます。

「読み込み不良ジャンク品」で売ってたHARD OFFって・・・

まず間違いなく吐き出すのは、

こういった、SACD＆CDのハイブリッドCDです。

これはさすがに仕方がないかもしれませんね。

ちなみに、

これはイイ音しますねぇ。

SACD盤を買いそびれて、やむなくCD盤を購入したわけですが、リマスタリングがとても良い結果になったアルバムかも。

と、553ESDは、もっぱらCDトランスポートとして使っていて、DACは703ESです。

CDプレイヤーなど、稼働部品のある機材は定期的に使ってあげないといつの間にか動かなくなったりするので、それを回避する意味もあります。

553ESD、703ES、この２台はますます愛着がわいてきました。

そのうち２台ともオーバーホールに出してあげようと思います。

2016.02.21

開腹

ネットにも沢山、回復写真が載っているので珍しくないですが、

実際、手元で回復してみると、整然とした基板レイアウトは美しいですね。

特にホコリも溜まっておらず、とてもキレイでした。

タバコのヤニなども皆無。

コンデンサもオツムが盛り上がっているのは見当たらず、とりあえず良好な状態を保っている様子。

軽くレンズクリーニングもしてみました。

が、相変わらず読めないCDは変わりません。

2016.03.09

この半月くらいずっと聴いています。

で、

・CDP-553ESD＋DAS-703ES

・CDP-553ESD単体

外部DACと内蔵DACの違いですが、両方ともラダー型ですが前者のほうが良い結果が出ています。

CDP-553ESDの内蔵DACは高音域が落ち着かない感じで耳につきます。

DAS-703ES経由になると、全域に渡って自然な鳴り方でムリなくバランスが良い感じがします。

また、

・CDP-553ESD＋DAS-703ES

・BBG＋DAS-703ES

DACは同じでトランスポートの組み合わせでの聴き比べですが、

結果は、解像度、中低音域の量感など明らかにBBGのほうが良い結果が出ています。

PCネットワーク・トランスポートのほうが個人的に軍配があがったのは嬉しい結果です。

2016.03.22

今日も聴いています。

たまらんｗ