ＴＡＣアンプを分解し、新しく作成

　UESUGI TACシリーズのプリアンプ、トーンコントローラを使用してましたが、使用しない機能があることやシステムをシンプルにしたいという気持ちが強くなり、思い切ってTAC6を分解し、トーンコントロール付プリアンプを作成しました（決してUESUGIアンプの分解をお勧めするものではありません）。
　回路はシンプルに。TONE DEFEATは不要、入力1系統、出力3系統（パワーアンプ3機使い分けのため）、左右バランスは不要（パワーアンプに左右VRがあるため）。
　パーツはできるだけ高品質に。金属被膜抵抗とフイルムコンデンサーはアムトランス製、カップリングコンデンサーはArizona Capacitorsオイルコンデンサ「グリーンカクタス」、真空管はテクソルで購入したテレフンケンECCE83、増幅部VRはアルプスＲＫ27　、トーンコントロール部VRは東京コスモス電機炭素系可変抵抗器 RV24YG型 、電源トランスは春日無線変圧器製 、セレクターはTAC6付属を再利用。
TACシリーズのシャーシは0.6mm厚鋼板製で電源トランスの交流唸り振動をおさえる、電源回路と増幅回路間に磁気遮蔽鉄板がある、シャーシが程よいサイズ（W358、D220、H105mm）など非常に気に入ってます。
　結果、ノイズは全く無くクリアーなサウンドで、現在システムの中心になっています。トーンコントロールでジャズトリオのコンﾄラバス強調など・・便利です。
　その後、仮想アース　CRYSTAL Eを接続。