レビューメディア「ジグソー」

DietPiはラズベリーパイでも使えて軽量で優秀なOSなのに、日本で普及しないのが不思議です、やはり殆どの情報が英語だから?かな?

 DietPiは多くのシングルボードPC向けの軽量なLinuxディストリビューションで、今回はOdroid-C2用をレビューします。 

 For Odroid-C2用はDebian Jessie (arm64) imageを元に開発されていて、DietPi-Softowareには良く利用されるLinuxのソフトが多く用意されていてます。

 また、そのソフトを選択指定しインストールする事が簡単に出来る様に作れれています。

 注、DietPiはデスクトップをインストールする場合には2GB以上のMicroSDかeMMCカードとインターネット接続が必要です。

 

 情報源は全て英語です。

 ・DietPiのOdroid-C2向けのサポート

 http://forum.odroid.com/viewtopic.php?f=138&t=19948

  

  2016年11月28日追記、レビューを公開する前に、DietPiのページとかロゴとか変更が有った模様です、しかし内容的には大きな違いはなさそうです。

 

 ・Download DietPi image | Getting started(ダウンロード場所から使用するまで)

 http://dietpi.com/phpbb/viewtopic.php?f=8&t=9

  その他のヘルプとして、ファイルサーバー用、IPアドレス取得方、Kodi + BitTorrentのメディアプレーヤー、Hifi + DLNAサーバー、Owncloudの導入方法などのリンクが書かれています。

 

   その中で特に重要なメニュー一覧からソフトを導入する

   ・DietPi-Software | Details for ALL installation options(使用したいソフトを選択しインストールする)

   http://dietpi.com/phpbb/viewtopic.php?f=8&t=5#p5

   リンクが有ります。

 

 ・Enable HiFi Shield+(HiFi Shield+の設定方法)

 https://github.com/Fourdee/DietPi/issues/365#issuecomment-222730637

 

 ・DietPi/CHANGELOG.txt(DietPiのバージョン更新履歴、バグフィックス等)

 https://github.com/Fourdee/DietPi/blob/master/CHANGELOG.txt

 

 英語が堪能な方は上記の情報だけでも十分だと思いますが、日本語でレビューしていきます。

 

 ※レビュー中の映像は、LXDE起動後にキャプチャー出来る物は同等類似映像に変えてます

 

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 レビューする項目

   DietPi For Odroid-C2で何がしたいのか?

  ・Odroid-C2を購入した理由は?

  ・DietPiを利用したくなった理由は?

  ・軽量LXDEデスクトップPCでのWeb BrowserからMPDとして利用する、これが目的です!

 

   eMMCストレージ(MicroSDカード)へのインストール~アップデート~詳細設定の前まで

  ・DietPiのイメージファイルをダウンロード

  ・ストレージへの書き込み

  ・Dietpi for Odroid-C2 with HiFi Shield Plusの立ち上げ

  ・ログインからアップデート

 

   DietPiの詳細設定(DietPI-Software)

 

 DietPi-Software

  -DietPi-Configでの設定項目

    -Audio Option(オーディオ)

    -Language/Regional Options

     - Locale(言語)

     - Timezone(時間帯)

     - Keyboard(キーボード)

    -Security Options(パスワード)

    -AutoStart Options(自動起動)

  -Install(DietPi-Configで設定した物のインストール)

 

  -Software Additional(ソフトの追加 ALSA、Xserver、FFmpeg)

  -Sfotware Optimized(ソフトの最適化???  LXDE、HiFi)

  -Install(上記のSoftware AdditionalとSfotware Optimizedで設定した物のインストール) 

 

   DietPI-Software以外の設定とインストール

  ・日本語入力関係と日本語フォント

  ・LXDEでスクリーンショットを撮る為にmtPaint をインストール

  ・LXDEに用意されているWebブラウザが起動しない???

  ・私のLinuxでの定番ソフト、監視カメラ用ソフトの「Motion」をインストール 

 

   使ってみる 

  ・使用感

  ・アイドル時のメモリー使用量

  ・DietPi - HiFi

  ・2台のUSBカメラで監視カメラソフトMotionを動かす + DoetPi-HiFi

  

   DietPiには何が用意されているのか?簡単な説明

  ・既にインストールされているソフトの一覧

  ・DietPi-Softwareに用意されているソフト

 

   感想とDietPi For Odroid-C2に望む事

  ・感想

  ・望む事 

 

   画面の回転で縦表示に

  ・ディスプレイの変更に伴い、設定変更

  ・画面の回転で縦表示に

 

 


 

更新: 2016/11/28

DietPi for Odroid-C2で何がしたいのか?

   Odroid-C2を購入した理由は?

  1. HiFi Sheard Plusと言うDACがポン付けが出来、ハイレゾ音楽が聴ける。

  2. CPUが安価なワンボードPCの中ではパワフルである。

  3. ラズベリーパイの様に情報は多くは無いが、英語でのサポートに期待できる。

 

   DietPiを利用したくなった理由は?

  1. Odroid-C2のデフォルトOS(Ubuntu16.04 Mateデスクトップ)の使用感が少し重かった。

  2. DietPiのデフォルトデスクトップが軽量なLXDEだったので軽快に使用出来る事を願った。

  3. DietPiもHiFi Sheard Plusを利用するソフトが既に用意されている。

  4. Odroid-C2+HiFi Sheard Plusはラズパイオーディオ系の音楽専用PCに近い形式での利用が出来る。

 

   軽量LXDEデスクトップPCでのWeb BrowserからMPDとして利用する、これが目的です!

 ラズパイオーディオではワンボードPCに音楽再生専用OSであるRuneAudioやVolumioをインストールして使用し、他に仕事をさせずに高音質での再生を狙っている為、LAN内のタブレットなのからアクセスして音楽を再生する。

 

 そんなの折角のPCなのに、勿体無いじゃないですか。

 

 MPD (Music Player Daemon) ではサーバーOSとしてRuneAudioやVolumioをインストールして、他のPCでクライアントソフトからMPDを操作し、音楽の再生のみに専念させる仕組みです。

 

 DietPiに用意されている「DietPi-HiFi」は、DACのHiFi Sheard Plus利用する事が前提で、MPD + YMPD (ブラウザベースのクライアントソフト)で、1台のPCで完了します。

 

 勿論、RuneAudioやVolumioの様な専用OSとしての利用も可能だとは思いますが、

 Odoroid-C2を軽量LXDEデスクトップPCとして利用しながら、Web BrowserからI2S接続DACを利用して、ハイレゾMPDとして利用する。

 

これが目的です!

 

 


 

更新: 2016/11/29

eMMCストレージ(MicroSDカード)へのインストール~アップデート~詳細設定の前まで

 

   DietPiのイメージファイルをダウンロードは下記アドレスからです。

 http://dietpi.com/download

 「Odroid C2 (arm64)」をクリックしてダウンロードします、また、ユーザー名が「 root 」パスワードが「dietpi」だと判ります。

 

 

 

    ストレージへの書き込み

 Windowsでの作業

 ダウンロードしたファイルは「DietPi_OdroidC2-arm64-(Jessie) .7z」なので、Windowsなら7-Zipを窓の社からダウンロードとインストールし、解凍します。

 解凍後にWin32 Disk Imagerで書き込みますが、ダウンロードアドレスは下記に成ります。

 https://sourceforge.net/projects/win32diskimager/

 

 USBカードリーダーにストレージのeMMCメモリー(MicroSDカード)をセットし、PCに接続します。

 

 今回書き込むダウンロードし解凍したイメージファイル名は、1.「DietPi_v130-R2_OdroidC2-arm64-(Jessie).img」を指定し、2.ドライブを指定し、3.Writeをクリックし書き込みます。

 

 Linuxでの書き込みは簡単に

 ディスクの確認fdisk -l 

 umount /dev/sdX
 dd if=/path/to/DietPi_vXX.img of=/dev/sdX

 

  

   Dietpi for Odroid-C2 with HiFi Shield Plusの立ち上

 ストレージ(MicroSDカード又はeMMCカード)、マウス、キーボード、ディスプレイ、有線LAN(勿論インターネット接続)、アクティブスピーカーを接続し、電源投入します。

 

 ディスク全体を利用可能にする作業などに再起動が数回有り、ログイン画面が現れます。 

 下記の画面が出て来ますが、親切にもログイン時のUsernameとPasswordが表示されています、「Enter」キーを押すと「Username」を聞いてきます。

 

 

 

 

   ログインからアップデート

 username に root、 passwordに dietpiと入力し、それぞれ入力後に「Enter」キーを押します。

 

 

 GPL Ver2への確認画面で、「Enter」キーを押します。

 

 

 最新バージョンへのアップデートが行われる事が書かれています、最新バージョンに大きなバグが有ると致命的には成りますが、選択肢が有りません、「Enter」キーを押します、その後アップデートが始まります。 

   

 

 アップデートが終了すると、最新バージョンになってます、Ver136ですね、「Enter」キーを押し、username = root と password = dietpiを入力し、「Enter」キーを押します。

 

 

 再度GPL Ver2の確認画面です、「Enter」キーを押します。 

 

 

 Welcome画面です、「Enter」キーを押します。 

 

 

 USB HDDなどのストレージを使用するか?と聞いてきますが、私は使用しないのでこのまま「NO」の状態で「Enter」キーを押します。 

 

 

 質問が終了し、次の画面の説明(ソフトのインストールや設定)です、「Enter」キーを押します。 

 

 


 

更新: 2016/11/29

DietPiの詳細設定(DietPI-Software)

 

 「DietPi-Software」メニューが出て来ました、「DietPi-Config」が含まれており、矢印キーで移動し、「Enter」キーをおします。 

 

 

 

   DietPi-Config

  私の関係する項目だけ設定して行きます。 

  ・「2 Audio Option」(オーディオ設定)を選択し、「Enter」キーを押します。

 

 

 「Soundcard : none」とサウンドカード(HiFi Shield Plus)が設定されていないので、そのまま「Enter」キーを押します。

 

 

 

 矢印キーでI2S接続しているDACの「odroid-hifishield-plus」を選択し、「Enter」キーを押します。

 悔しいですが、新しいDACチップPCM5242を積んだSN比等の改善された「odroid-hifishield 2」が同値で発売されてしまいました、3.5mmジャックは無いですが。

 

 

 選択されたので「Tab」キーを押し、<Back>を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 ・「5 Language/Regional Options」(言語、時刻、キーボード設定)を矢印キーで選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 「Locale」が選択去れているので、「Enter」キーを押します。 

 

 

 「英語」が既に選択されているけど削除しないでね」と書かrています、「Enter」キーを押します。 

 

 

 矢印キーで「ja_JP.UTF-8 UTF-8」までカーソルを移動し、「スペース」キーで選択「*」し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 「ja_JP.UTF-8」を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 「Timezone」を選択し、「Enter」キーを押します。

 

 

 「Asia」(アジア)を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 「Tokyo」(東京)を選択し、「Enter」キーを押します。

 

 

 「Keyboard」(キーボード)を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 デフォルトのまま「Generic 105-key (Intl)PC」が選択されているので、「Enter」キーを押します。

 

 

 デフォルトのまま「Other」が選択されているので、「Enter」キーを押します。

 

 

 「Japanese」(日本語)を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 「Japanese - Japanese (OADG 109A)」を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 ここでもデフォルトのままで、「Enter」キーを押します。 

 

 

 ここでもデフォルトのままで、「Enter」キーを押します。  

 

 

 <Back>を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 ・「6 Security Options」でパスワードを変更

 6. Security Optionsを選択し「Enter」キーを押します。 

 

 

 1. 「Change Root Password」が選択されているので、「Enter」キーを押します。

 

 

 新しいパスワードを入力し、「OK」が選択されているので「Enter」キーを押します。 

 

 

 再度、新しいパスワードを入力し、「Enter」キーを押します。

 

 

 新しいパスワードが設定されました、「Enter」キーを押します。 

 

 

 2. 「Change Hostname」が選択されているので、変更しておきましょう、「Enter」キーを押します。

 

 

 Hostnameを入力し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 Hostnameが「Dietpi」から「XXXXXX」に変更が完了しましたノので、「Enter」キーを押します。

 

 

 「Tab」キーで<Back>まで移動し「Enter」キーを押します。 

 

  

 

 ・「9 AutoStart Options」(自動起動時の設定)を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 DietPi for Ocroid-C2起動時にデスクトップ(LXDE)を立ち上げたいので、「2 Desktops (LXDE/MATE etc)」を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 「Tab」キーを使い、<Back>を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 「DietPi-Config」設定は終了なので、<Exit>を選択し、「Enter」キーを押します。

 

 

 

 <OK>が選択されているので、「Enter」キーを押します。 

 

 

 

 

    Install 

 「DietPi-Software」に戻ってきたので、今までの設定をインストールする為に、一番下の「Install」を選択し、「Enter」キーを押します。

 

 

 設定に問題が無いハズなので、<OK>が選択されているので、「Enter」キーを押します。 

 

 

 設定のインストールが始まりました。 

 

 

 最初の画面に戻りました、「Enter」キーを押し、 USERNAME=root とPASSWORD=dietpiを入力し、「Enter」キーを押します。

 

 

 端末モードに戻って来たので、「DietPi-Config」で設定出来ない項目を「dietpi-software」と入力し「Enter」キーを押します。

 

 

 

 

   「Software Additional」を選択し、「Enter」キーを押します。

 

 

 

 簡単に言うと、インストールしたいLinuxのソフトを選択してインストールできます、との事なので「Enter」ボタンを押します。

 

 

 ここでは、Linuxでの音楽システムの音楽関係の「5 ALSA」に移動しスペースバーで「*」選択し、ファイル関係の「6 Xserver」に移動しスペースバーで「*」選択し、動画と音声を利用する予定なので「7 FFmpeg」に移動しスペースバーで「*」選択し、「Tab」キーで<OK>に移動し、「Enter」 キーを押します。

 

 

 

  「Sfotware Optimized」を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 ここでは、軽量デスクトップの「23 LXDE」と、ハイレゾ音楽の「32 HiFi」を選択し、「Enter」キーを押します。

 

 

 確認画面が出て来ますが、「32 HiFi」を「Kodi」と表示している様ですね、「Enter」キーを押します。 

 

 

 起動時に立ち上げるソフト「AutoStart」を聞いて来たので「2 Desktops」を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

   「Tab」キーで<Back>まで移動し、「Enter」キーを押します。

 

 

 

   Install 

 「DietPi Software」に戻ってきたので、「Install」へ移動しインストールする為に、「Enter」キーを押します。 

 

 

 音楽関係の「ALSA」、動画と音声関係の「FFmpeg」、軽量デスクトップの「LXDE」、音楽の「HiFi」のインストール準備が出来ましたので、<OK>が選択されているので、「Enter」キーを押します。

 

 

 インストールが開始されました。 

 

 

 インストール完了後に再起動がかかり、いきなりLXDEデスクトップが出て来ました、メデタシメデタシ!!!! 

 

 

 


 

更新: 2017/01/12

DietPI-Software以外の設定とインストール

   日本語入力関係と日本語フォント

  LXDEが出て来て、日本語も大丈夫?かと思っていたのだが、メニューが文字化けしている。

 また、日本語変換が出来ていない事が判明したので、「Terminal」を立ち上げ下記を入力しインストールした。

 これ以降、端末(Terminal)ソフトで入力する物は太字、下線、斜体で記載します。

 良くかんがえたら、上記でも端末(Terminal)ソフトに入力してましたね。

 

 LXDEを見ていると、日本語入力関係と日本語フォントが入って無い様で、下記を「Terminal」からインストールします。

 フォント : fonts-takao-gothic

 日本語変換 : ibus ibus-anthy

 日本語設定ソフト : im-config

 

 apt-get install fonts-takao-gothic ibus ibus-anthy im-config

 

 

 インストールは終了しましたが、設定が出来ていませんので、「im-configl」と入力し「Enter」キーを押します。

 im-config 

 

 「im-config」が立ち上がりました、説明をよく読んで、<了解>が選択されているので、「Enter」キーを押します。 

 

 

 ここでは、<はい>を選択し、「Enter」キーを押します。 

 

 

 矢印キーで「ibus」へ移動し、「スペース」キーで選択し、<了解>へ移動し、「Enter」キーを押します。

 

 

 「ibus-anthy」がサポートされている、と出てますので<了解>が選択されているので、「Enter」キーを押します。

 

 

 左下の変化が判りますか? プロンプトが出てくれば、設定完了です。

 

 

 此処からは、GUIでの設定で、「Menu」-「Preferences」-「iBus Preferences」と辿っていきます。

 

 

 「iBus daemon」起動させるので、「Yes」をクリックします。 

 

 

 ん?何やら後程、下から3行を「home/.bashrc」に書き加えなければならない様ですね、「OK」をクリックします。

 

 

 システムトレイに「iBus-Anthy」のアイコンが出て来ました、キーボード入力はローマ字入力したいので、アイコンを右くうりっくし、「Imput mode(_A)」にフォーカスを移し、「Latin」?をクリックして完了です、ローマ字がLatinなんですね。

 

 

 それでは先程の3行を追加します、ファイルマネージャーの「PCManFM」を立ち上げます、DietPi

をインストールしただけでは「/home」は「/root」と読み替えなければなりませんので、「/root/.bashrc」を右クリックして、エディターの「Leafpad」をクリックし編集します。

 

 

 「/root/.bashrc」ファイルの最後尾に

 export GTK_IM_MODULE=ibus

 export XNIDUFUERS=@im=ibus

 export QT_IM_MODULE=ibus

 の3行を入力し保存します。

 

 これで再起動後には日本語入力が可能に成ります! 

 

 

   LXDEでスクリーンショットを撮る為に : mtPaint をインストール
 apt-get install mtPaint
  

 

   LXDEに用意されているWebブラウザが起動しない???

 用意されているブラウザFireFoxとIceweaselの起動を試みるものの、立ち上がりすらしない。

 Forumで相談した所、[OS] Debian Jessie (arm64)フォーラムのmeveric-sanが「Iceweasel」の最新安定板バージョンが使用可能だと教えてくれた、のでインストール。
 apt-get install iceweasel=38.8.0esr-1~deb8u1
 apt-mark hold iceweasel
 

 ForumでサポートしてくれているFourdeeさんもChromiumが使用可能との事なのでインストール。
 dietpi-software install 113
  

 Chromiumが変になってる

  apt-get --purge remove chromium で設定ファイルまで削除してから

  apt-get install chromiumか、dietpi-software install 113 を行う予定の備忘録です。

 すいません、フォーラムに解決策がでてました

 http://forum.odroid.com/viewtopic.php?f=138&t=19948&p=172674#p172674

 Debian系なのでアップデート時に大元から上書きしてしまっている、との事でした。

 一度削除して、再インストール後に固定する設定で解決する、との事

 dietpi-software uninstall 113
 dietpi-software install 113

 下記は必要無い様に、インストール時に固定の設定がされる様です。

 apt-mark hold chromium chromedriver

 

 

   私のLinuxでの定番ソフト、監視カメラ用ソフトの「Motion」をインストール

 sudo apt-get install motion 

 2台のUSBカメラで監視カメラ運用をしてます。

 

 Motionの設定はOdroid-C2のUbuntu16.04 Mateの下記のアドレスを参照して下さい。

 https://zigsow.jp/item/317694/review/317941#review-theme-body-11 

 

 但し、少し違う所が有りまして、上記の内容で設定ファイル「motion.conf」の場所が「/etc/motion」ディレクトリーに成りますし、DietPiにはplumaエディターは入っていないので、上記と同様に「Leafpad」エディターでの編集に成ります。

 

 


 

更新: 2017/01/12

使ってみる

   使用感

 デスクトップでのソフトとかの起動感などはレスポンスが軽いんです!

 キビキビ動く感じがしますね、Odroid-C2のデフォルトOSで有るUbuntu16.04 Mateより軽量だと言われるLXDEをインストールした為かも知れません。

 

 

   アイドル時のメモリー使用量

 アイドル時のメモリー使用量は210MBでした。

 

 Ubuntu16.04Mateのアイドル時のメモリー使用量は417.3MBで、DietPiは約半分になります。

 

    DietPi - HiFi

 DietPi-HiFi

 1.MPD(Music Player Daemon)はLinuxや各種UNIX上で動作する、音楽再生やプレイリスト管理を行う為のデーモンでサーバー側のソフトと、2.YMPDはブラウザ上で操作する軽量MPDクライアントソフトの2つのソフトを1台のPC上でハイレゾHiFi再生出来るソフトです。

 

 MPDで有名なVolumioや RuneAudioは、PCにインストールし音楽再生用サーバーソフトとして作動させ、MPDクライアントソフトで他のPCから操作し、2台のPCが必要になります。

 

 DietPi-HiFiでは音楽ファイルをファイルマネージャーに表示される「DietPi User Data」のMusic(/mnt/dietpi_Userdata/Musik)フォルダーにコピーします。

 

 

 再生は、ブラウザを立ち上げアドレスバーに「127.0.0.1:1337」と入力する事で現れます、中央右側の「DietPi ALSA」をクリックするのを忘れないでください。

 上記はカーペンターズの「I Need To Be Love」を再生していますが、中央右側に有る「DietPi ALSA」ボタンをクリックしています。

 CPU使用率も2.54%と低く、多い時でも4%以下です。

 音質ですが、Ubuntu16.04 MateのRhythmbox(オーディオプレーヤー)との違いは今の処、判りません。

 が、相変わらず透明感のある、室内雑音にかき消されていた音楽内の雑音が無くなった様な透き通った良い音がします!!!

 

 

   2台のUSBカメラで監視カメラソフトMotionを動かす + DoetPi-HiFi

 Odtoid-C2はRaspberry Piと違いOTG機能のMicroUSB端子が有ります。

 USB2.0のみのPCでは、このOTG機能のMicroUSB端子で2代目のUSBカメラを繋ぐ事で帯域を確保出来て「Busy Error」が出なくなります。

 

 多分、OTG機能のMicroUSB端子に繋ぐ事で、別のBusで認識する為だと思います、「lsusb」コマンドで確認してみると、2台のロジクールC300 USBカメラが「Bus 001」 と「Bus 002」に別々のBusで認識しています。 

 

 

 Motionの設定と運用ははOdroid-C2のUbuntu16.04 Mateの下記のアドレスを参照して下さい。

 https://zigsow.jp/item/317694/review/317941#review-theme-body-11

 

  ソフトの「Motion」で解像度1280X1024で2台のUSBカメラが動態検知したら、それぞれのカメラ別に「/root/Desktop/Motion0」と「/root/Desktop/Motion1」フォルダーにMpeg4で保存している画面です、その時の変動が3000ピクセル内なら、CPU使用率は8~15%位で変動します。

 メモリーの使用率も327MB位でUbuntu16.04 Mateの何も立ち上げていない時よりも、100MB位も少ないです。

 

 

  下記は「Motion」を動かしながらブラウザの「Iceweasel」で「DietPi-HiFi」で音楽の再生中で、CPU使用率も+3%位の19.20%と表示されています、メモリー使用量も520MB位です。

 外出時に音楽を流して在宅中の様にして、監視カメラ運用での防犯対策PCです!

 

 

 ブラウザで「127.0.0.1:8081」にアクセスすると、画面の右側に映っていますが、現在のリアルでの映像を見る事ができます、CPU使用率が跳ね上がりますが、誰が来たかの確認が出来ます。

 

 

 上記ではブラウザを「Iceweasel」使用しましたが、「Chromium」を使用した時はCPU使用率は15%程高くなりますので、「Iceweasel」を使うようになりました。

 

 追記

 Motionのインストール

 sudo apt-get install motion

 

 Motionの設定

 /etc/motion/motion.confをLeafpadで編集する

 11行目 daemon on → off

 39行目 行頭に#を追加し行をコメントアウト(#videodevice /dev/video0)

 90行目 widh 352 → 1280

 93行目 height 288 → 1024

 97行目 Framerate 2 → 15

 173行目 threshold 1500 → 3000

 219行目 pre_capture 0 → 5

 222行目 post_capture 0 → 5

 250行目 output_pictures on → off

 418行目 行頭に#を追加し行をコメントアウト(#target_dir /var/lib/motion)

 464行目 行頭に#を追加し行をコメントアウト(#stream_port 8081)

 728と729行目は先頭の「;」を削除しコメントアウトを外すし有効化する
 728行目 thread /etc/motion/thread1.conf
 729行目 thread /etc/motion/thread2.conf

 コメントアウトした行はthread1.confとthread2.confで設定

 

 /etc/motion/thread1.confは下記の内容をLeafpadで新規作成する

 videodevice /dev/video0
 target_dir /root/Desktop/Motion0
 stream_port 8081

 

 /etc/motion/thread2.confは下記の内容をLeafpadで新規作成する

 videodevice /dev/video1
 target_dir /root/Desktop/Motion1
 stream_port 8082

 

 Desktop上にMotion0とMotion1のフォルダーを作成する

 

 動態検知したMPEG4ファイルをGnome Mplayerで再生する

 Gnome Mplayerをインストール

 sudo apt-get install gnome-mplayer

 

 Preferences - Default application for LXSessionのVideo PlayerをGNOME Mplayerに設定

 

 


 

更新: 2016/11/29

DietPiには何が用意されているのか?簡単な説明

 

   既にインストールされているソフトの一覧(各機能やソフトの管理を行います)です。

  dietpi-launcher:   ランチャー

  dietpi-config:    設定

  dietpi-software:   ソフトのインストール(用意されているソフトは下記を参照の事)
  dietpi-uninstall:   ソフトの削除
  dietpi-update:     DietPiのバージョンアップ
  dietpi-backup:    システムのバックアップとレストア
  dietpi-sync:      ディレクトリを複製と同期
  dietpi-process_too: ソフトウェアやプロセスの優先度レベルの微調整
  dietpi-cleaner:    不要なジャンクファイルの削除しファイルシステムの領域を確保

  dietpi-bugreport:  バグレポート

  dietpi-cron:     コマンドやシェルスクリプトなどを自動実行する時間設定
  dietpi-logclear:   ログファイルの管理?
  dietpi-morsecode:  (Converts a text file to morse code, then outputs to your screen)
  dietpi-letsencrypt:  (Frontend for Lets Encrypt and DietPi integration)

  htop:        リソースモニター?

  DietPi-Ramlog:   /var/logをRAMにマウントしSDカードへの書き込みを抑制
  Dropbear:      軽量SSHサーバー

  スクリプトtreesize:    (再帰的な、現在のディレクトリ/ファイルサイズを表示)

  

   DietPi-Softwareに用意されているソフト

 上記以外に多くのソフトがDietPi-Softwareには用意されています、デスクトップの様な項目だけを記載します、下記の中ではOdroid-C2以外のワンボードPC用のソフトも有り、全てが動くとは限りません

  desktop : LXDE, MATE, XFACE, GNUStep

  Browser : Chromium

  Remote Desktop Access : Tightvnc Server, VNC4 Server, NoMachine, XRDP

  Media Systems :   Kodi, HiFi, CAVA, Mopidy, SubSonic, SqueezeBox, SqueezeLite, Shairport, BruteFIR, MiniDLNA, Ampache, Emby, Plex Media Server, Murmur 

  メディア系が充実していますが、項目毎のソフト数も多いので以下は項目だけ記載します。

  内容の詳細は下のアドレスにアクセスして下さい。

  http://dietpi.com/phpbb/viewtopic.php?f=8&t=5#p5

 

  BitTorrent:
  Emulation & Gaming:

  Camera / Surveillance:
  Cloud / Backups:
  Social Media:
  WiFi HotSpot
  Home Automation:
  RPi Hardware Projects:
  Remote Access:
  System Security:
  Webserver Stacks:
  DNS Servers:
  File Servers:
  VPN Servers:
  Network Load Balancing:
  Website URL's:

  File Server Choices:

  SSH Server Choices:
  Log System Choices:
  Webserver Preference System:

 

 用意されているソフトが膨大に有りますね、言語関係や、必ず使用したいソフト以外は、殆どのソフトがメニューからインストール出来そうですね、これがDietPiの強みだと思います

 

 


 

更新: 2016/12/16

感想とDietPi For Odroid-C2に望む事

   感想

 DietPi For Odroid-C2は超軽量級のディストリビューションだと言っても差し支えないでしょう。

 また、不必要なソフトや、不要なdaemonをインストールしないので軽量作動が可能ですね。

 特に気に入っている事は、Odroid-C2がポン付けでDACを取り付ける事が出来、DietPiがその特徴を大変良く活かしていると思います。

 

 何故?DietPiが日本で普及していないのか不思議でなりません。

 ラズベリーパイ用のDietPiも存在するのにねぇ?

 

   望む事

 数ヶ月程まえ、Odroid-C2のデフォルトOSであるUbuntu16.04 Mateで画面の回転で縦表示が出来るものの、実際の表示される画面は色彩が無茶苦茶でした。

 しかし「fbturbo」ディスプレイドライバーで回転も出来るようになりました。

 http://forum.odroid.com/viewtopic.php?f=136&t=18709&start=200#p168184

 DietPi For Odroid-C2にも早く導入をお願いしたい。

 

 Ver138から導入されました。

 そのレビューは下に追記しました。

 

 

 読んで頂き、お付き合い下さり有難う御座いました。

 


 

更新: 2016/12/16

画面の回転で縦表示(追記です)

 

   ディスプレイの変更に伴い、設定変更 

 ディスプレイの設定を変更しようと、Ubuntuと同じ様に /boot/boot.iniを編集しましたが、DietPiは仕様が異なり/DietPi/boot.iniを設定しないと、再起動後に反映されませんでした。

 

 ファイルマネージョーで/DietPi/boot.iniを右クリックし、Leafpadで編集です。

 # setenv m "1080p60hz" 行頭に”#”を追加してコメントアウトにします。

 setenv m "1920x1200p60hz" この行を追加し、1920x1200ディスプレイに表示します。
 setenv vout "dvi" 行頭の”#”を削除してHDMI→DVI変換コネクタを利用します。

 

 

   画面の回転で縦表示に

  DietPi Ver138から”Fbturbo”ディスプレイドライバーが導入され、デスクトップの回転表示が可能になり、またパーフォーマンスが上がったそうです。

 

 Ver138以降では下記の入力は必要有りません。

 apt-get install -y xf86-video-fbturbo-odroid

 

 Ver138以降では下記の入力は必要ないと思ったのですが、Ver139をインストールしたものの、縦表示になりませんでした、ので行った所縦表示になりました!

 cat << _EOF_ > /etc/X11/xorg.conf

 と入力し、「Enter」キーを押します、その後下記をコピペし「Enter」キーを押して終了です。
Section "Device"
Identifier "FBTurbo"
Driver "fbturbo"
Option "fbdev" "/dev/fb0"
Option "SwapbuffersWait" "true"
Option "Rotate" "CCW"
EndSection
_EOF_

 

 再起動すると1200X1920の縦表示で出力されました!

 これで、PC切替機に繋がったOdroid-C2 For DietPiの出来上がりです。

 繋げた切替機はラトックシステム パソコン自動切替器クロスインターフェイス接続DVI/Auido対応(PC4台用) REX-430XDAで、キーボードとマウスが机から消えて、広くなりました!!!

 

 下の画像はWindowsのディユアルディスプレイ表示ですが、Odorid-C2 For DietPiは左のBengQ BL2411PTに表示されます、これで一人前のPCとして仲間入りです。

 


 

更新: 2017/06/26

USB端子を全て使い切る?

 usbmulticam kernel optionというのが有る。

 「boot.ini」の125行目

 https://github.com/mdrjr/c2_bootini/blob/master/boot.ini#L125

 setenv usbmulticam "false" を "true"に変更する。

 今の所、USBカメラ2台(USBとMicroUSB接続)で障害が発生していないので、未設定ですが。

 

更新: 2018/09/06

DietPiト導入事例


 

 

 NanoPi NEO

 Volumioではなく、”DietPi-HiFi”にしました〜DietPi 導入編〜

 https://lubtech.geo.jp/2017-09-02/?p=2968

 

 DietPi-HiFiで音楽鑑賞

 https://lubtech.geo.jp/2017-09-03/?p=2973

 

 NanoPi NEO + DietPi-HiFi で遠隔操作ミュージック・ボックス

 https://lubtech.geo.jp/2017-09-04/?p=2978

 


 

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2016年07月08日

  • 購入場所

    dietpi.com からダウンロード

22人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • jakeさん

    2016/12/16

    ユーザーが少ない理由はいくつか考えられます。
     ・日本語の情報が少ない、もしくは存在しない
     ・軽量化する必要性が理解されていない
     ・既存のDebianの設定変更でなんとかなってる
     ・そもそもCUIで動かしてるからGUIの重さは関係ない

    そのあたりなんでしょうかね。
  • Satoshiさん

    2016/12/17

    jakeさん、コメント有難う御座います。

    Windowsの様に、全ての部分が日本語にならない事も一因でしょうね。

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