レビューメディア「ジグソー」

今時のペン型消しゴムってこんなに細かったのか...

ノック式のペン型極細消しゴムです。

 

あのお馴染みのカラーリングが施されたペン型消しゴムです。


文具店をブラブラしていて発見したので、反射的に購入してしまいました。^_^;


今まで存在に気付かなかった。。。



φ2.3mmの消しゴムを採用したノック式の消しゴムですが、最近発売されたものではなく2007年頃に発売されたようで、特に珍しいモノではなく他社からも同じような商品が出ているようです。

 

なぜ各社φ2.3mmなんだろうという疑問が、、、


たまに文具店や文具売り場をブラブラしているのですが、今まで全くその存在に気付きませんでした。どうやらフリクションボールペンなどの普及により鉛筆を使う機会が減ったせいで、知らず識らずのうちに鉛筆や消しゴム類の売り場をじっくり見なくなってしまっていたようです^_^;


細い!



胴軸部分は鉛筆や使い捨てのボールペンなどと同じ太さで、パッと見は太字のシャープペンのようにも見えます。今回はわざと消しゴムらしいカラーリングのものを選んだので、辛うじて消しゴムに見えなくもないですが、黒やパステルカラーのものはとても消しゴムには見えませんでした。

 

先端も含めてここまで細身で出来ていると消しゴムに見えませんね〜

 

「2.3」って書かれても何かピンときませんね^_^;

 

裏側はスケルトンになっています。核心部分はよく見えないけどw


クリップ付きのノックボタンを押すと鉛筆の芯ならぬ「消しゴム」が繰り出されてきます。カチッカチッと小気味よいノック感が好印象で、1回のノックで0.7mmずつ繰り出される仕組みになっています。

 

 

1ノックで繰り出された消しゴム

 

実際に測っていませんが、0.7mmピッチで繰り出されているそうです。


さすがに0.5mmのシャープペンと先端を比較すると太く感じますが、ちょうど爪楊枝とほぼ同径と考えるとかなり細いですね。こんなに細くて平気なの?と心配になる細さです^_^;

 

1mmボールペンとのペン先比較

 

0.5mmのシャープペンと比較

 

爪楊枝とほぼ同じ太さ!(楊枝のほうが0.1mmくらい細い)

 


消し味は、、、



使う前は、ポロポロと折れたり、あっという間に減ってしまったりという状況が頭の中を過ぎりましたが、実際に使ってみるとゴムはやや硬めで、必要以上に減ってしまうような心配はないようです。

 

濃いめの線は少し残ります。。。


ただ、肝心の消し味のほうはイマイチで、濃いめに書いた線は跡が残ってしまいます。さらに普通の消しゴムで全て消してみると、何故かこの消しゴムで消した部分だけ跡が残ってしまい、これ以上キレイに消すことができませんでした。

 

本製品で消した部分だけ、それ以上消せませんでした。


消しゴムに含まれる可塑剤の量(少ない方が強度が増す反面、消えにくくなる)や種類と関係があるかも知れませんが、消し味としてはちょっと残念な感じでした。

 

ということで、全て本製品で消すのではなくて、普段は普通の消しゴムや太めのペン型消しゴムを使いつつ、ここぞという時だけピンスポットで消すような使い方のほうが良いと思いました。

 


替えゴムの交換方法が独特



消しゴムは黒鉛を吸着して消しカスに移行するので、使っていれば当然消耗してしまいます。本製品の場合も、専用の替えゴムが用意されており、そちらを購入して交換することでペン型のケース自体は繰り返し使えるようになっています。

替えゴムは50mmの長さで、片方に細いプラ棒が付いているのが特徴です。

 

左側が消しゴムで、細い部分がプラ棒です。


替えゴムはシャープペンのようにノックボタン側から入れるのではなく、先端側から差し込みます。シャープペンの芯と同様にノックボタンを押したままにすると内部がフリーの状態になるので、そのタイミングで消しゴムの抜き差しをします。

 

 


100均モノも出回っている



本製品は定価が350円ですが、最近では100均のダイソーでもφ2.3mmの類似品が販売されているそうで、職場の同僚がすでに使っていました(あれ、いつの間に!?w)

 

上がダイソーで売っているペン型消しゴム。


ノック感は本製品の方が上だと感じましたが、デザイン的にはダイソーの方がスラッとしていて良いですね^_^; 替えゴムの互換性については、試していないので何とも言えませんが、ダイソーの方は軸の方に金属ピン(プラ棒の代わり)が組み込まれており、替えゴムは純粋にゴムだけ交換すれば良いようです。

 

さすがに細部の作りや仕上げの違いで差が出ます。


本製品の替えゴムのプラ棒が抜き差しできるのであれば、双方の替えゴムを流用できそうです。付属の消しゴムがなくなり次第試してみようと思いますが、現在の鉛筆使用率からすると、付属の消しゴムで数年もつかも知れませんw

 

更新: 2015/12/28
総評

学生の頃に欲しかった。。。

文房具は着実に進化している
ペン型の消しゴムというと5mmくらいが限界かと思っていましたが、まさか半分以下の細さになっていたとは。鉛筆系の筆記用具はもう進化しないだろうと思っていましたが、着実に進化しているのですね〜

 

機構や使い勝手は素晴らしいですが、消し味が惜しいです。筆圧弱めの人なら問題ないかも知れませんが、私のように無駄に筆圧が高いと跡が残ります^_^;

 

せっかくだから、子供達に使わせてみようかな?


とはいうものの、今はあまり使わないのが残念なところです。できれば鉛筆で絵を描いたり作図していた学生時代に使ってみたかった。。。

  • 購入金額

    378円

  • 購入日

    2015年12月頃

  • 購入場所

    近所の文具店

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