レビューメディア「ジグソー」

女性に手に取っていただきたい機能が丁寧に作り込まれている

ASUS (エイスース) さんの製品体験会にて提供いただいたものです。

製品体験会のレポートについては以下をご覧ください。

 

 

 

 

UNLOCK THE FUTURE ~SIMフリースマートフォンのさらなる新境地~

かんたん、キレイ、思い通りに自分撮り(セルフィー)できる
「ZenFone™ Selfie (ZD551KL)」を発表

https://www.asus.com/jp/News/qzBeHilOM4ygeuBl

 

http://www.asus.com/JP/Phones/ZenFone_Selfie_ZD551KL/

 

http://www.asus-event.com/pdf/asusjp_brochure_mb_ZD551KL.pdf

 

 

 

更新: 2015/11/02

ハードウェアについて

 

パッケージ

 

 

 

 

 

パッケージ一覧

 

 

 

 

ユーザーマニュアル

 

 

 

  

 

仕様

 

購入の際に気になる部分をピックアップしました。

 

CPU:Snapdragon 615(オクタコア。4x1.5GHz + 4x1.0GHz)
GPU:Adreno 405
RAM:2GB (LPDDR3)

ストレージ:16GB

マイクロSD:128GBまでサポート

ディスプレイ:5.5インチIPS液晶(Full HD:1920x1080)

無線LAN:11a/b/g/n/ac

 

OS:Android 5.02

サイズ:高さ156.6mm x 幅77.2cm x 奥行3.9mm~10.8mm

重量:170g

 

 

 

本体

 

スマートフォンとしては大きいのでズボンのポケットには少々厳しいです。カラーリング等から女性がターゲットのようですのでバッグに入れて持ち歩くスタイルを想定しているものと思われます。 

 

手はかなり大きいのですが片手での操作は結構厳しいです。特に上下は7割程度しか指が動かせないので片手で持ってもう片手で操作するスタイルとになります。

 

置いたまま操作すると形状的に仕方ありませんが左右にカタカタ動きますし、フリックをすると接地面積が小さい=摩擦が少ないのでツィーと回転してしまいます。個人的には置いてキーボード両手打ちのように使いたいのでケースなどで対応出来ないものかな?・・・

 

最近のスマホは縁ナシの方向性なのですが本製品も縁が小さめです。縁が小さいという事は画面領域=タッチパネルと左右枠との距離が少なく、またカーブ形状のために左右の奥行が狭い事から落ちないようにガッシリ持とうとすると指が画面にかかり誤タッチが生まれやすい。特に小指でやってしまいます。これも形状的に仕方ないですね。

 

上部に電源ボタンがあるのですが、片手で電源オンしようとするとバックパネルカバーがプラスチックのため押し込む時に少々軋むのでもう少し剛性を持たせてほしい。

 

 

 

 

   

 

 

ディスプレイ

 

ガラスは傷や衝撃に強いGorilla Glass 4を採用しています。

保護フィルム無しで一カ月使用しましたが特にキズが出来た様子はありません。

外で直射日光の元で使用するには明るさを自動にしておいた方がいいです。

 

解像度も高く文字がクッキリと見えます。

以下写真はいくつかのハードを接写したものですが目視の限り差が分かりません。

 

ASUS Selfie

参考:iPad Air (264ppi) 

 参考:iPod touch 5th (326ppi)

 

 

スピーカー

 

SonicMaster2.0を採用し5マグネットスピーカーを搭載している事から非常に臨場感があり是非スピーカーでも聴いてほしいです。
試しに裏返してスピーカーが目の前にくるようにすると薄く曇って臨場感も消えたので”普通”に使うのが最適な調整がされているようです。

置き場所的にティッシュペーパーの箱に立てかけていたのですが音に深みが出て更に良い感じになりました。
音量については最小でも結構大きいです。夜間に目の前に置いてゆったり鳴らしたい時にはもう一段回音量を小さく出来ないかなと・・・。

 

 

充電器

 

充電器とUSBケーブル(USB-MicroUSB) が含まれています。

スマートフォンに接続する部分のUSB端子には表側にマーク等がないので立体的な形成で表と分かるようにしてほしい。特に夜中に思いついて充電しなきゃという時に裏表が分からず苦労しました。

 

 

 

 

 

イヤホン「ZenEar」

 

プラグは4極でマイクとスイッチがあります。

コダワリの機能との説明で期待していましたが・・・個人的には残念な評価です。

音はくもった感じなどなくクリアかと思います。

コードの素材が硬くビヨンビヨンで折れが出ているので扱いにくく、頬にあったたり、それが要因ともなってイヤーチップのサイズ次第でしょうけど落ちやすさが増しまっている。

比較対象とされていたAppleのEar Podsの方が音質が良く、コードがなめらかで、落ちにくい、などあらゆる面で数段上かと思います。頑張ってください。

 

  

 

 

 

 

バックパネル

 

バックパネルカバーを開けるには横の窪みからまずは上へ、そこから横へ空けていきます。

 

  

 

  

 

 

バッテリ

 

バッテリ容量は3,000mAhで、充電時間2.8時間です。

 

 

SIM

 

DualSIMですが日本においては実質SIM1のみで使用する事となります。

仕様ではSMSがないと問題が発生する可能性があると記載されています。

 

MVNO(mineo)のSIMで「Internet+SMS」を使いましたがどちらも問題なく使用出来ています。

 

アプリ「ドコモスピードテスト」ではダウンロード20Mbps・アップロード10Mbps程度でした。 

 

 

 

microSD

 

SIM1の上にmicroSDのスロットがあります。

Android 4.0からSDカードへのアクセスが非常にややこしくなり、Android 5.0で緩和されましたがアプリ側の対応が必要となりSDカードの有効活用がしにくい状態となっています。アプリの中にはSDカードのフォルダ名が10個以上記載されておりユーザーに選択させるなど混迷を極めています。

アプリ「SD Tools」にて、そこそこ良いmicroSD ( 公称値 : Read 90MB/s , Write 30MB/s 。パソコンでテストしたところ公称値通りの性能)について速度の測定を行ってみました。結果は、Read 127.6 MB/s , Write 95.2 MB/s という 非常にハイパフォーマンスとなっています。高速なmicroSDを使用する事によってアプリの動作が快適になりますので是非公称値が明示されているような製品をオススメします。

 

フォルダは /storage/emulated/0 となっています。

  

 

 

 

GPS

 

「Googleマップ」アプリで使用しましたがGPSは3つの衛星を使っている事もあり非常に早く捉えてくれます。自転車で遠出しても信号待ちでチェックすれば即座に現在地が分かるので助かりました。測ってはいないですが感覚的には1~2秒くらいでしょうか。その際MVNOで半日使っていましたが頻繁に使っていたという事ではないですが数MB程度しか使っておらず契約をワンランク下げても十分だなと思いました。

 

 

 

Wi-Fi 

 

11acの環境で速度テストを行ってみました。

 

アプリ「ドコモスピードテスト」では二度目はキャッシュ等が効いているのか早くなりましたがおおよそ50Mbps(6.25MB/s)以上となっています。

 

 

 

アプリ「ファイルマネージャ」にてパソコンとファイル送受信を行ってみました。受信の方が若干早いですがおおよそ1MB/s(=8Mbps)でした。

 

テスト方法:

 

パソコンにて100MBのファイルを作成して共有します。

> fsutil file createnew testfile 104857600

アプリ「ファイルマネージャ」にてファイルをコピーして速度を計測します。

 

テスト結果:

 

パソコン (Windows 8.1) → アプリ「ファイルマネージャ」

・内蔵:86秒 ( 1.16 MB/s )

・microSD:93秒 ( 1.06 MB/s )

 

アプリ「ファイルマネージャ」 → パソコン (Windows 8.1) 

・内蔵:108秒 ( 0.93 MB/s )

・microSD:104秒 ( 0.96 MB/s )

 

 

 

 

 

ファームウェア更新

 

更新前:JP1_1.10.40.251_20150806 (Android 5.0.2)

更新後:JP1_1.11.40.302_20150819 (Android 5.0.2)

 

   

 

 

更新: 2015/11/02

設定について

 

 

特にオススメな機能について紹介します。

設定はAndroid機能とASUS独自機能とがありますが特に意識せず記載します。

 

 

 

ASUSカスタマイズ設定

 

ASUS独自の設定項目です。

 

  

 

 

●スクリーンショット

標準はJPGですが高画質なPNGも選択出来ます。

 

●手袋モード

手袋のままでも大丈夫!設定をオンにすると手袋のまま操作出来るようになりました。

 

 

 

●クイック設定オプション

素早く設定をオン・オフ出来ます。よく使うのはWi-Fi、モバイルデータ(SIM)、現在地(GPS)、自動回転あたりかと思います。

今のところ自分に最適と思われる設定でこのようにしました。

 

 

 

  

更新: 2015/11/02

アプリについて

 

ASUS標準アプリ

 

 

特にオススメな機能について紹介します。アップデートにより機能は変更されている可能性がありますのでご了承ください。


標準でプリインストールされてるASUS標準アプリは秀逸なものが多くどんどんバージョンアップしているので今後の機能拡張も期待できます。一度見ていただきたいのがGoogle Playでのアプリ評価で、ユーザーからの不具合報告に対して積極的にASUSが日本語で対応しています。本来はアプリ毎にフォーラムが参照できますのでそこで行うべきだろうとは思いますが・・・・見たところ英語しかないですしね。

 

  

●ファイルマネージャ

秀逸な機能でオススメです!

内部ストレージ・SDカードだけでなく、Windowsパソコンの共有(ユーザ名とパスワードも覚えています)・クラウドからデータを参照・コピペ出来ます。

スマホはストレージが少ないのでパソコンから動画ファイルをコピーしたり、スマホの写真をパソコンにコピーする事も簡単に出来ます。

 

 

 

 

●懐中電灯

カメラのフラッシュにも使っている光源なので非常に強力です。

夜に部屋で使うと端から端まではっきりわかるレベルです。

夜道でも使ってみましたが「おーすげぇ・・・」と声が出てしまうほどかなり先まで明るくなります。緊急避難的に使うには協力なアイテムになるでしょう。

 

部屋の隅から照らし、逆の隅を撮影。目視だとこの写真から10%光量を落としたくらいです。


普通の懐中電灯(豆電球) → アプリ「懐中電灯」。周囲まで分かります。

 

 

 

●FMラジオ

使用するにはイヤホンを接続しておく必要があります。

これはアンテナ代わりにする為で、音はイヤホンでもスピーカーでも出せます。

入れている音楽を聞き飽きたという場合に気分転換になりますし、何か事故や災害などがあった場合にインフラ関係なく情報を入手出来るのは大きなメリットかと思います。

 

 

●音楽

音楽プレイヤーとしては必要十分な出来かと思います。

メディアサーバー・クラウドからのダウンロード・ストリーミングを意識した作りになっています。設定によりWi-Fiの時のみダウンロード・ストリーミングする事が出来るなどSIMフリー機らしい機能があります。

 

 

●動画プレーヤー

再生は「mp4(h264/aac),mp4(h264/mp3)」の形式が問題なさそうです。

 

テストはGomPlayerサイトにあるデータを使用しました。

テスト結果です。

正常に動作:a01,a02,f02,f03(サムネなし),h01

エラー:b01,b02,c01,c02,d01,e01.e02,e03,g01,g02,g03,i01,i02,i03

音声のみ再生:f01,h02

音楽と認識されて再生できず:d02

 

 

●カメラ

カメラが売りだけあって非常に気合入っており素晴らしい出来です。

色々設定がありますが・・・オートがかなり良い仕事をしてくれるのでお任せが良いかもです。

 

ただ、やはりデジカメ専用機は便利で早くで綺麗だなと痛感しました。

本機で撮影テストしていると、持ちにくいので構えにくく落ちやすくブレやすく誤タッチしやすく、画面が見えにくい、写真の出来上がりを見ると指が被っていた、アプリを閉じてしまった、フリーズして再起動・・・とありとあらゆるトラブルに見舞われ、時間もかかるしストレスを感じました。

「写真を撮るぞ!」と意気込むのであれば、やはり専用機をオススメします。

 

1枚目:オート、2枚目:HDR、3枚目:超解像度

  

こちらはコンデジ(RICOH CX5)で撮ったものです。

 

 

 

使い道としてディスプレイを撮る事でメモ代わりにするもの良いかと思います。

ディスプレイに対しても顔を認識しているようで顔にマーカーが追従しましたので、試しに美人エフェクトで撮ってみました。たしかに肌の滑らかさが出るようになりました。

(ディスプレイはフリッカーレスモデルなので通常とは撮れ方が違うかもしれません)

 

ディスプレイを撮影。1枚目:オート、2枚目:美人モード

 

 

 

ファイル名は以下になっているようです。
P_YYYYMMDD_HHMISS.jpg

そこへモードにより以下が追加されます。

_HDR:HDR、_BF:美人エフェクト

 

 


 

 

一般アプリ

 

導入してみたアプリでの動作を随時記載していきます。

 

 

 

[動画] 

 

dTV

軽快に動作。

高画質の映画を手軽に安く(税抜き500円)見れるのでオススメです。

またダウンロード対応もしており通信を気にせず見れるのが魅力。

 

●VLC

軽快に動作。

 

 

 

[音楽]

 

●Poweramp

軽快に動作。

 

 

[電子書籍]

 

●Book Walker

動作は支障ないものの全体的に動作が遅い。雑誌は容量が大きいせいか特に重い。

書籍データはmicroSDに保存する事が可能な事を確認。

 

 

 

[Wi-Fi Spot] 

 

●ゲオ

 軽快に動作。

 

 

●Famima_Wi-Fi

 軽快に動作。

 

 

●オムニアプリ

 軽快に動作。

 

 

●LAWSON

 軽快に動作。

 

 

[そのほか] 

 

●LINE Tools

軽快に動作。全機能動作を確認。

 

 

●LINE

SMS認証が必要。今回はmineoのSMSにて行う事で正常動作を確認。

その次のステップの認証まではまだ行っていません。

 

 

●楽天チェック

SMS認証が必要。今回はmineoのSMSにて行う事で正常動作を確認。

 

更新: 2015/10/31
総評

Selfie その名の通り自撮りの為に生まれた女性向けのSIMフリースマホ

 

本体の形状やカラーリング、カメラ機能の充実、音楽へのコダワリ・・・

 

SIMフリーというとまだガジェット好きのカテゴリだと思っていたのですが、

本機種はあらゆる機能が女性に向けたものとなっていますので、

是非女性に手に取っていただきたいと思います。

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2015年09月21日

  • 購入場所

8人がこのレビューをCOOLしました!

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