レビューメディア「ジグソー」

高水準のユーザー体験ができるスマホ「ZenFone 2 Laser」。使い勝手の良さが心地よい!

【追記】8/8 22:25

 1.デザイン スマホホルダー写真、ZenFone5比較写真追加

 5-4.View Flip Cover  購入につき記事追加

 

ASUS 「日本未発表ZenFone/○○○Padの先行体験会」に参加して、「ZenFone 2 Laser」をモニターとして提供頂きました。早速、レビューしていきたいと思います。

SIMフリースマートフォン市場でシェア1位のASUS。
2015年8月8日に登場する「ZenFone 2 Laser」はハイエンド機である「ZenFone2」のデザイン、使い勝手を継承した「Zenfone5」の正当進化版です。
ZenFone5は昨年11月に購入してから約10か月、使いやすく毎日持ち歩いていました。
どんな点が変わったのか、確認して行きたいと思います。

1.デザイン

まずは外観から確認していきます。

外観上の大きな変化点として、ボリュームボタンが背面に移動しました。
ZenFone2譲りのデザインで、スマホを持った手の人差指で操作ができます。

また、電源ボタンは天面に移動しています。
これによってZenFone5でサイドボタン類が無くなり、握った時の誤動作が無くなります。

上:ZenFone2 Lazer 下:ZenFone5上:ZenFone2 Laser 下:ZenFone5

サイドボタンが無くなったことで、自動車や自転車等で使用する挟み込むタイプのスマホホルダー(スタンド)で誤動作しなくなるのは大きなメリットです。

自転車用のスマホホルダー MINOURA スマートフォンホルダー [iH-520-STD]と。
ボリュームボタンとの干渉が無くなりました。

この配置になったことで、デメリットとして考えられる電源ボタンの操作性低下ですが、
後述するZenMotionが華麗に解決してくれます。

サイズ、重量は72.8 ×148.2 ×10.34 mm 145gで一回りZenFone5(71.5×143.7×10.4mm 145g)よりも小さくなってますが重量は据え置き。
全長に関しては4.5mm短くなっており、上の写真でも見て取れます。
幅や厚みは額面上はそれほど差はありませんが、持った時の感覚は驚くぐらい違います。
「ZenFone 2 Laser」はエルゴノミックアークデザインを採用しており、背面が掌の丸みに合わせたカーブを描いています。

このカーブの曲率がZenFone5よりも大きくなっており左右の厚みは最薄部3.5mmと薄くなっています。

左:ZenFone5 右:ZenFone2 Lazer
左:ZenFone5 右:ZenFone2 Laser

このため手に持った時に薄く、軽く感じられます。
またこのカーブの効果で、「ZenFone 2 Laser」を机上から持ち上げる際、指に引っかかり安定して持ち上げられます。
また、四隅の面取りが大きくなっており、握った感じがソフトになりました。

上
上:ZenFone2 Laser 下:ZenFone5

これらのデザインによって、ZenFone5より持ちやすく、軽く感じます。
その他の角度からの比較画像。

 

 


3枚とも左:ZenFone5 右:ZenFone2 Laser

背面からの印象がだいぶ異なりますね。
意匠が増え、引き締まった印象です。

Zenシリーズに共通するスピン加工は「ZenFone 2 Laser」にも施されています。

前面パネル下部のスピン加工は、ZenFone5でもありましが、写真にも写るくらいはっきりくっきりになりました。

ボリュームボタンのスピン加工は背面に移動し、面積も広がったことでデザイン上のアクセントとしてより主張するようになりました。

 

 2.ハードウェア

性能面も比較してみましょう。

 SoCはSnapdragon400から410へ世代が変わったものの、メモリ2GB、5型HDディスプレイという基本構成は踏襲。

先行体験会プレゼン資料より

予想実売価格も27,800円(税別)とZenFone5と同じボリュームゾーンの製品であることが分かります。このコストバランスの妙味がZenFone2 Laserにとっても大きなアドバンテージになるでしょう。
そんな中、使い勝手に関わる部分は進化しています。
注目は名前の由来にもなっているカメラ機能の進化。
画素数のアップ(背面800万⇒1300万、前面200万⇒500万)もさることながら、肌色を綺麗に魅せるデュアルカラーLEDフラッシュ、AF速度の向上や暗い場所のフォーカスができるレーザーAFを搭載。カメラの使い勝手が大きく向上しています。

バッテリーは2400mAhへ増量され、取り外せるようになってました!
スペック表からは読み取れない嬉しい誤算です。

SIMは2枚刺し、microSDは64GB→128GB対応へ。

バッテリーを外してからSIMを入れます。microSDはバッテリー付けたままでも抜き差しOK。

「ZenFone2 Laser」はユーザー体験に関わる部分の強化が目立つ進化になっています。
唯一残念なのがカラーからゴールドが消えたことくらいでしょうか。

 

3.カメラ

進化したカメラについて見てみます。

まずはオート撮影で愛車をパシャッ。

HDR撮影だと逆光でも綺麗に映ります。

HDRのレスポンスが早くなって使いやすくなりました。

 

撮影モードは15モード。

ZenFone5でも複数あったモードですが、新たに「マニュアル撮影」と「超解像度」モードが追加。
マニュアル撮影ではWB、EV、ISO、シャッターを制御でき、水平器も表示されるように。

マニュアルモードマニュアル撮影での水平器

WB、シャッタースピード調整画面

オート撮影で飽き足らない人にはたまらない機能ですね!

ローライトモードはZenFone5の2Mから3Mへ解像度アップ。

レーザーAFによって暗い場所でもしっかりAFができるのが便利ですね。

 

4.ZenUI
ZenUIも使い勝手が大きく向上しています。

機能やモードがたくさんあるので、そのうち5つを紹介します。


4-1.ZenMotion
画面をダブルタップすることでスリープ状態から復帰したりスリープ状態へ移行したりできます。
ハードウェアデザインの関係で電源ボタンが本体上部に移動していますが、この機能のおかげで電源ボタンを触る必要がありません
更にスリープ状態からジェスチャーで直接登録したアプリを起動できる機能も追加。

使えるジェスチャーは6種類。

”W””S””e””C””Z””V”の文字をスリープ画面に描くと、対応した機能が立ち上がります。
スクリーンロックを併用している場合は、ロック画面に移行しますが、カメラはロック画面を飛ばして直接起動
あくまで撮影だけできる状態で、プレビューを見たりする際に改めてロックを聞かれるのでセキュリティ面も安心ですね。

4-2.キッズモード

キッズセーフブラウザや、使用アプリの制限、遊ぶ時間の設定が可能。

ホーム画面ホーム画面

ジェスチャー操作とキッズモードを教えたら子供が楽しかったようで占拠されそうな勢いです・・・

4-3.簡単モード

初スマホの方も簡単に使えるように簡単モードも搭載されています。

5インチサイズの画面と相まって非常に見やすい画面になってます。
アプリの削除は右下の鉛筆アイコンから行え、登録されてないアイコンは「追加」アイコンになり、
一覧からアプリを追加できます。

 

4-4.片手モード

5インチだと画面サイズが大きくて持ちづらいんだよね・・・という人に是非試してもらいたいモードです。

「ASUSカスタマイズ設定」内にある片手モードでクイックトリガーにチェック。
ホームキーのダブルタップで片手モードのON/OFFが出来ます。


左:通常モード         右:片手モード

片手モードに入ると、画面サイズが小さくなります。
上部のバーで大きさや位置が調整できるので、自分の操作しやすい位置、サイズに変更できます。
ホームキーダブルタップで通常モードと行き来できますが、この際にも片手モードの位置やサイズは記憶されているので、操作は片手モードで、閲覧は通常モードでといった使い方も可能。
手の小さな女性に受けそうな機能です。

4-5.SnapView
所謂マルチアカウントに似た機能。所有者とは別の領域を作成して、画像やアプリを別に管理することができます。ロック画面で所有者とは別のロックパターンを登録することで、スリープ復帰のロック解除画面から所有者、SnapViewどちらかのホームを立ち上げることができます。
ユーザー切り替えがロックだけで簡便に行える上、データは別管理にすることができるため、一台のスマホを子供と共用したり、一人で仕事用と遊び用といった使い分けにも。

左:所有者ホーム 右:SnapViewホーム

SnapViewで入ると、画面上部のステータスバーの色が変わります。
まだ使いこめてないので、使い勝手は追って確認していきたいと思います。

 

5.その他

5-1.省電力設定

省電力設定にある自動起動マネージャーを使うとアプリの自動起動をまとめて管理できます。

従来の省電力設定と異なり、アプリ単位で規制ができるので、合わせて使うと無駄な待機電力を減らすことができます。


5-2.デュアルSIM設定

SIMが2枚入るようになり、海外旅行に行った際など、現地のSIMを追加して使う事が可能になりました。ただし、同時待ち受けは出来ないようで国内での使用にはあまりメリットがないかもしれません。SIM2枚で試してみないと分からないですね。

5-3.ATOK
日本語入力は勿論ATOK

変換精度は言わずもがなのATOKがプリインされているため、
文字打ちに困ることなし。
こういうローカライズに力を入れているのもASUSならではですね。

 

5-4.View Flip Cover
ZenFone 2 Laser用も勿論発売されます。
もともと私はこのカバーに一目ぼれしてZenFone5を購入しました。

ZenFone 2 Laser用も勿論入手しますが、この記事執筆中はまだ入手出来ていない(発売されていない)ため、後日入手したら追記します・・・

ZenFone2 Laser用も発売されましたので、早速購入しました。


詳細はView Flip Coverのページで説明していますが、
手帖型のケースで、背面カバー交換式のためスマートな運用が可能なカバーとなっています。

前面カバーには丸窓が空いており、カバーを閉じた状態でも各種操作が可能。

良く使う時計表示

カメラやカレンダー、ライトなども使えます。


左から時計/カメラ/カレンダー(予定)/ライト/クイック設定

ZenFone2 Laserのカバーを探しているのなら、View Flip Cover、オススメです。

更新: 2015/08/07
満足度

6.まとめ
ZenFone5の後継というべきZenFone 2 Laser。
SoCとメモリ、解像度とバランスが良く、サクサク感が高いZenFone5をベースに、
エルゴノミックアークデザインによる持ちやすさ、カメラ機能の強化やZenMotionや片手モードなど、使い勝手が大きく向上しています。
特に気に入った点が持ちやすさで、ZenFone5が重く感じます(重量は一緒ですけど)。

単純にスペック表の数値を見比べるとこれらの進化は見逃してしまいがちですが、
両方触ってみると進化の具合が文字通り手に取るように分かります。

2万円台という価格帯にも関わらず非常に満足のいく仕上がりのため、

SIMフリー機を初めて購入する方や、2台持ちを考えている方にもオススメな機種です。

もちろん現ZenFone5ユーザーにもですが、きっと手に取ってみれば違いに気付くことでしょう。

 

総じて、満足の行く逸品「ZenFone 2 Laser」でした!

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2015年08月07日

  • 購入場所

    先行体験会

コメント (10)

  • れいんさん

    2015/08/07

    のっほー
    これが噂に名高い
    zigメンバー多めなスマホなのですね
  • Manyaさん

    2015/08/07

    >れいんさん
    使い勝手いいですよ~
    ホワイトもあるのでおひとついかが?
  • KAOさん

    2015/08/08

    あーーーだめだ。
    欲しくなってきました。(;^ω^)
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