InateckのUSB3.0対応HDDスタンドFD1003です。いわゆるトースター型のスタンドになります。2.5インチまたは3.5インチのHDD､SSDが1台搭載可能です。Windows8以降のUASPにも対応してます。

フロントには電源ボタン、電源ランプ兼アクセスランプがあります。電源ランプは､USB3.0接続時、USB2.0接続時共に青色で点灯し、アクセス時も同じ青色で点滅します。

挿入口には、2.5インチドライブを接続した時にホコリの侵入を防ぐカバーがあります。3.5インチドライブを接続する際は、このカバーが中に折れるようになってます。また、イジェクトボタンも装備しています。

本体との接続は、USB3.0(B)オスになります。

電源アダプタとUSB3.0ケーブルです。ケーブル長は約1m。

今までUSB3.0対応製品をいくつか使ってますが、USAP対応のものは初めてになります。

ベンチマークはHDDでも良いんですが、折角なのでSSDで実行しました。SSDは10台以上所有していますが、単体で使えるものが2つしかなく、少し古めのものですがご了承ください。

比較対象のために、まずはWindows7でCrystalDiskMark｡

マザーボードのオンボードのSATAを使えば、470MB/sほどのスコアをたたき出すSSDですが、USB3.0でもWindows7ではこの有様です。

次にWindows8.1での計測です。

こちらの若干低めのスコアに留まりましたが、Window7に比較しては、数段のスコアアップとなりました。さすがUASP対応といったところです。

このようにWindows8以降のOS使用の場合、ドライブの持ってるポテンシャルを引き出すことのできるHDDスタンドです。UASP対応ということで､PCに詳しい方なら、これぐらいは想像できる範囲だと思います。実際私も使う前から、これぐらいのことはわかってました。

ではこの製品に他のセールポイントはないのか？と言われたら、『あります！！』と私は答えます。

それは設置方法にあります。このようなトースター型のスタンドのほとんどが横置きの製品。この製品は縦置きが基本になります。何が言いたいかと言うと、ちょっと狭いPCデスクでも､隙間に置くことができるということです。意外となかった縦置きトースター型スタンドです。1台用にしては､発売されたばかりで価格は少し高めですが、狭いPCデスクを有効活用したい方にはおすすめしますよ。

この製品はMac OS-X Mavericksに対応しています。
英語バージョン：This product is compatible with Mac OS-X Mavericks.