レビューメディア「ジグソー」

テープ⇒ディスク⇒メモリへ。それはデータも音も映像も。

気が付けば自分で書き込み可能な大容量のデータを扱う分野は知ってる限り全部次の方向で発展してきた。

「テープ⇒ディスク⇒メモリ」

PCのデータはテープ(←若い人、知ってる?ww)からハードディスク、CD-Rを経て今はSSDやフラッシュメモリへと。

音楽もテープ(オープンリールやコンパクトカセット)からハードディスク、CD-Rを経てシリコンオーディオへ。

これは映像にもいえることで、8mm、βやVHSテープからハードディスク、DVD-Rなどを経てカードメモリに。

データのデジタル化がこの流れを作ったが、デジタルデータである以上、記録体の線速度を稼ぐ必要はなく、回転系が駆逐されて軽量化、小型化、そして故障率の低下が果たされたのが大きい。

かく言うcybercat家も、ビデオカメラはHi8のCanonのA1から始まって、途中不調時知人のVHS-Cビデオや、HDDビデオを借りつつも、ついこの間までSONYのminiDVテープを採用するビデオカメラを使用していた。

それは上の子供が保育園で行事に出るようになったあたりに買ったので、もうかれこれ10年以上。さすがにバッテリーがへたってきて、「持ちが悪くなったな」と。ただ予備バッテリーも購入していたし、今では年に数回しか使わないのでまぁ、いいか、としていたのだが....

先日、次の学校行事に使おうと、テープの残時間でも調べるか...と充電して起動すると...テープの動きが渋い。ちょっとローディング時に異音もしてる。

撮影中に壊れたら何のために持って行ってるかわからないし、二度とない撮影機会を逃してしまう。また、以前撮りためたHi8やVHS-Cはテープデッキがあるので、そちらで再生可能だが、miniDVテープ採用の据え置きビデオは購入しておらず、このビデオカメラが逝かれると撮りためた10年が飛ぶ。かといってminiDV再生環境を新たに整えるのは明らかに時代逆行。

そんなわけで翌々日に迫った行事を前にビデオカメラ購入に走った。いつもは入念なリサーチをした後、価格を半月程度ウォッチし、ネットの値引き情報なども考慮して商談して購入するのだが、今回予習期間がなく、また、ビデオカメラを使うのは妻の方が頻度が高いので、その日のうちに手近の家電量販店でビデオカメラのカタログをあさり、妻に見させていた。

その結果、テープ時代にはあんなにあったブランドも、今はSONYにパナ、JVCとかすかにCanonという感じということが判る。Canonはかつて使ったA1がちょっと独自路線で凝り過ぎだったというイメージと、SONYは現行のminiDVビデオカメラがSONYでちょっと「SONYタイマー?」みたいな感触もあったのでw、残るはパナとJVC。JVCは画造りなんかはとっても好きなんだけれど、EXEのような定評あった分野からの撤退や、Panasonicとの関係、KENWOODとの統合など経営と事業セグメントの先行きが不透明で、たぶん購入すれば5年以上は確実に使う商品分野のメーカーとしてはどうかね、ということで機能は各社大差はなかったので消去法でパナに。

次は機種決め。価格で年に数回しか使わないものなので、最高機種でなくても良いな、ということでX920Mは脱落。420gと図抜けて重いし。V520MとV210Mという普及クラス帯はMOSが1/5.8サイズで画素数で251万クラスと、上級機種の1/7。せっかく買い換えるので、ちょっとは良いものにしようと。

そうなるとまさに売れ線、V720/620Mクラスに。1/2.33型MOSの1752万画素で300g程度、光学21倍ズームと手ごろな高性能。機能的には同等のこの二機種の差は、内蔵メモリーが倍(V720Mが64GBに対してV620Mが32GB)違うのと、付属バッテリーの容量。前者はまぁ、SD(HC・XC)カードはいずれも64GBまで対応なのでそれで補えば大きな問題にはならない。ただ後者はV620Mの付属バッテリーの持続時間は公称連続撮影時間約1時間30分で実撮影時間約45分。さすがに1時間持たないとなるとキツイ。そのため、V620M購入ならばバッテリーを追加購入という路線で。

当時なぜだかV620Mがどの販売店も押し!の機種だったらしく、1万5千円以上価格差があり、あまり値引きのないアクセサリーカテゴリーのバッテリーと合わせてもどの店もV720Mより安かったので、ほぼほぼそっちに決めかかっていたのだが、バッテリーの現品がなかなかなく、最後に購入店に寄ったときに「台限定」で特価販売されていたので上級機種を捕獲。

カラーは自分は基本どす黒いのが好きなのだが、良く使う人の意向を入れてやや柔らかな感じのするブラウンに。

買って帰ってみると、ちいさい!!
そもそもケースがミラーレス一眼並み
そもそもケースがミラーレス一眼並み
10年の技術革新は凄かった...つか、回転系やカセットイジェクト機構を持たないことによるコンパクトさと見やすい大画面がつくこと(つか、液晶ディスプレイでないファインダー自体がないし、そもそも液晶画面を引き起こすことでスイッチが入る)など。
画面を引き起こすとスイッチオン、ということは閉じて撮影できない
画面を引き起こすとスイッチオン、ということは閉じて撮影できない
なにより付属品(ACアダプタなど)を入れても500mLのペットボトルホルダーサイズに収まるあたりはいいね。
  • 購入金額

    59,800円

  • 購入日

    2013年10月06日

  • 購入場所

    Joshin

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