レビューメディア「ジグソー」

青春の蹉跌....映画「太陽がいっぱい」

映画「太陽がいっぱい」アランドロン主演 マリー・ラフォレ 、モーリス・ロネ
1960年製作 仏・伊 合作映画 117分 MONO フランス語 カラー
スタンダードサイズ CLV2面 MONO
日本語字幕スーパー

「太陽がいっぱい」 ニーノ・ロータ作曲のメロディが良いんですよね
Aマイナー調で日本人が好きなメロディラインだし...
物悲しく午後の太陽が似合う曲でした.....

悲しい青春の挫折 今、観ても主人公の心情に共感できる映画ですね
アランドロン一世一代の演技 監督が良かったのかな....
監督は巨匠ルネ・クレマンです

主人公が最後に言いますよね 「太陽がいっぱいだ」って....
アランドロンと主人公の生い立ちが見事に重なった映画でした
陽に当るところと影になる場所..... ショバからムショを予感させる台詞

貧富の差を越えられない現実、主人公がヨットの中で魚料理を食べるシーンが
有り、お金持ちの御曹司?から(ニューヨークに御曹司を連れ帰ったら彼の父親から
報酬が出る約束だった)魚料理の食べ方で嫌味を言われる----生まれが悪いと
食事マナーも判らない....そういうことと女がらみの屈折した心理で殺人に至る訳です


 一級のサスペンス映画です....

 

 



多感な時代にリバイバルで映画館で観ました
暑い初夏の午後でしたが、映画が終わり映画館を出たら同じクラスの女生徒と
パッタリ.....挨拶も無くすれ違い....なんでこんなこと覚えているのやら...

オークションでデッキを手に入れ、このディスクもオークションで
手に入れました....
今はレーザーディスクデッキが無く再生は出来ませんが、ビデオで観られます
 
 
【追記】  2015-06-07

このあいだ、テレビか何かで聞いたのですが(思い出しました...戸田奈津子さんが言ってました)、この映画の主人公はモーリス・ロネ(殺されちゃう金持ちのボンボン)で計画されていたけど、ルネ・クレマン監督がひっくり返してアラン・ドロンを主人公にしたらしいです 今まで聞いたことも無かったけどビックリした話でした 淀川さんもそんなこと言ってなかったなぁ...モーリス・ロネではヒットしなかったですね 主人公に感情移入できる俳優でないとヒットは難しいですね

 

でもアランドロンはこの映画が唯一の佳作らしい映画で1級品のサスペンス映画です 映画館で観たときは7月末?の頃で、暑い日で夕方自転車で自宅まで帰る石ころだらけの道を思い出します。

 

 

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

    オークション

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