レビューメディア「ジグソー」

本格的に水冷を導入し…5.2GHzという壁を突ッ破ッ!! …が、どうやらコレが限界でした。

インテル Core i7-2600K を用いたオーバークロックの記録をこの「もちもの」にお書きください。
内容の編集は右下の「編集」リンクから行えます。

コンテストのレギュレーションを必ずご覧ください。
http://zigsow.jp/special/intel/occ2600k/

この度はこのような機会を与えてくださったzigsow運営様、
ならびに関係者の皆様方に厚くお礼を申し上げます。

また、今回使用したCore i7-2600Kは
「レビューインフィニティ第7弾 Z68星雲」レビューの際、
頂いたものを使わせて頂きました。
zigsow運営様、Intel様、
ならびに関係者の皆様方に厚くお礼を申し上げます。

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最初に一言。
注意事項にも書かれておりますので、
こちらにも記載しておきます。

注意事項

オーバークロックによりパーツを破損してもzigsow株式会社およびインテル株式会社は一切の責任を負いません。 オーバークロックを実施した場合、該当する製品に対する保証を受けられなくなりますので予めご了承ください。

あくまでオーバークロックは自己責任で行いましょう。


まずはCPUのクロック数について。
ベースクロック(2600Kの場合、100MHz)×倍率(2600Kの場合、34倍)=CPUの最大クロック数
この計算式で算出されています。
2600Kの場合、100MHz×34倍=3.4GHz(3400MHz)が
ターボブーストなしでの最大クロック数となります。

Core i7-2600Kは倍率ロックフリー、
つまり、この倍率を変化させることのできるCPUです。

※一方、Core i7-2500や2600といった末尾に「K」のないものは、
  倍率ロック、つまり基本的に倍率変化ができないものとなります。

ベースクロック(BCLK)を変えることもできますが…
Sandy BridgeのCPUはベースクロックの変化に弱く、
2~4%以上変えると起動しない場合もあります。
設定を変える場合には上記の範囲内に抑える方がよいでしょう。

またベースクロックはメモリのクロック数にも影響するので、
そちらの変化にも気をつけましょう。

オーバークロック(以下OC)は基本的には倍率と電圧を変化させることで行います。
電圧は送り込むエネルギーですので、コレがないと途中でエラーを
はく場合がありますので、こちらも段階的に昇圧しなければなりません。




それでは、OCに入りたいと思います(`・ω・´)

今回OCを行った環境を以下に記載します。

マザーボード:MSI Z68A-GD80
CPU:Intel Core i7 2600K
CPUクーラー:ANTEC KUHLER-H2O-620
メモリ:ADATA DDR3 1600 4GB×2
VGA: MSI RADEON 5870 Lightning Plus
メインドライブ:Crucial RealSSD C400 64GB
サブドライブ1:WesternDigital HDD 2TB
サブドライブ2:Samsung HDD 1.5TB
ケース:ANTEC LANBOY Air
電源:CORSAIR HX850 850W
DVDドライブ:IODATA DVDスーパーマルチ
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
ケースファン:付属の12cmファン(ANTEC TRICOOL)
         前面×2、簡易水冷をサンドイッチ(×2)、HDD横(サイド)に×1
        KAMAFLEX12cm サイド面×2

このような構成でOCを行っていきます。
写真はこちら↓





※RADEON HD 5870は2枚でCFXすることもできたのですが、
  電源への負荷を考慮して、今回は1枚のみで行っております。

それでは実際にOCした結果(画像参照)を記載します。



倍率:48倍 電圧:1.39V 最大クロック数:4.8GHz

48倍 1.39V 4.8GHz
48倍 1.39V 4.8GHz


電圧1.4Vいかでも案外いけるものですね…ビックリ。
コア温度も60度前後ですので、まだまだいけるか~?



倍率:50倍 電圧:1.41V 最大クロック数:5.0GHz

50倍 1.41V 5GHz
50倍 1.41V 5GHz


( ゚д゚)
超えられるもんだなぁ…。
周りの皆さんに比べて電圧は盛ってないようですし、
まだまだやれそうです。しかもまだ温度は60度。

あれ…?おかしいな。
コレ使ってるんですけど、結構よかったりします?


今現在の室温は10度。
おそらくはコレが影響しているのでしょうか。

今のところ電圧は中盛、温度もそこそこ。
やろうと思えばまだいけるかも( ̄ー ̄)ニヤリ


…が、倍率:51倍 電圧:1.42V 最大クロック数:5.1GHzは
OSは起動するも、ベンチマーク完走せず(笑)
もう少し電圧を盛るか…。

追記

と、電圧をもりもりやってみましたが、5.2GHzでは
OSは起動するものの、ベンチマークを完走せず。

5.1GHzは完走したのですが…
完走後に「Adobe flash playerがエラー」と出て
スコアのページへ飛べなかったですorz
というわけで記録のみとれませんでした…(´・ω・`)

やはり5.0GHz以上になるとシビアですね…。
5.1GHz完走後の温度は最大63度。
どうやら温度どうこうではなく、設定の問題ですね…。

まだまだ色々やってみないといけないようです。

追々記

電圧盛ってもブルーエラーになっちゃいますね・・・。
コレが限界かしら。エラーコードは0x00000101。
このカンジはマザーボードがエラー吐いてるのかなー。

コレは時間がかかりそうです。


執念の追記!

まだだ!まだ終わらんよ!
本格水冷でのOCを敢行するッ(`・ω・´)





上手(?)に出来ましたー!

主に使用したパーツはコチラ














水冷用に精製水を使ってますが、
不凍&防腐性を持たせるため、冷却液を混ぜています。


プロピレングリコールの車用ラジエター液を
友人に分けてもらって、それを液:水=1:9の割合で混ぜました。

もちろん水冷用の冷却液でも良かったのですが…
大学卒業目前のため引越しを控えているので、
今回は後々処理しやすい&環境への影響から
プロピレングリコールを選んでマス(;´∀`)

※冷却液にはエチレングリコール製もありますが、
  こちらは有毒なので、普通に流してはダメです。
  ガソリンスタンド等で引き取ってもらうか、
  紙等に含ませて燃えるごみとして処分しましょう。
  プロピレングリコールも少量では毒性がないようですが、
  結局は危険物第4類に属する薬品。
  出来る限り安全に処分しましょう。

ラジエター液を混ぜれば混ぜるほど冷却効果は少なくなります。
一方で水が多ければ多いほど、冷却効果が高まります。
このあたりは地域の温度や実際の使用用途に応じて
混ぜればよいと思われます。

まずは4.5GHzからいってみよう…。
4.5GHz アイドル時
4.5GHz アイドル時

4.5GHz 負荷時
4.5GHz 負荷時


思ったよりも温度が下がりませんね・・・?

いや、温度が下がらない=OC耐性が低いとは限らんッ
次いってみようッ

5.2GHz アイドル時
5.2GHz アイドル時

5.2GHz 負荷時
5.2GHz 負荷時


なんと…越えられなかった壁を2つほど越えたぞ・・・。
流石は水冷、中々やってくれるじゃあないのッ

しかし…頑張ってみるも結局ベンチマーク完走したのは5.2GHzまで。
アイドル時なら5.3GHzはいけたんですが、結局その後は完走せず。

5.3GHz アイドル時
5.3GHz アイドル時


水冷もリアルタイムでの温度監視を行おうと思いましたが、
水漏れのため温度センサーは排除。
別にポンプも買いましたが、設置場所の問題どころか
断線のため結局使わずじまい(;´∀`)

色々用意したはいいものの、使用できずスイマセンでした。

というわけで、
簡易水冷…5.0GHz
本格水冷…5.2GHz
という結果に終わりました。
お粗末さまでした~( ・`д・´)ノ

コメント (4)

  • 某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん

    2012/01/19

    すげー、5.0GHzで常用可能?

    ファンレス機でOCに挑むものじゃないですね。
    オートで4.3、ベンチ取らず15分の耐久テストで80度超え。
    怖くなり終了。
    以後、CPUクーラー装着までは定格運用中です。
  • R-O-G-Eさん

    2012/01/19

    >某支配人さん

    放置プレイ状態なら、5.0GHzでコア温度は35~40℃ですね。
    温度だけを見るなら常用可能な範囲でしょう( ・`ω・´)b

    簡易水冷でコレですから、RESERATOR復活で
    水冷導入するとどうなることやら…。



    ファンレスとは凄いことを(笑)
    ファンレス5.0GHzいけたら、どれかの賞とれそうですね~( ´∀`)
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