レビューメディア「ジグソー」

当時最強のサブノート

 IBMが販売していた、B5サイズのサブノートです。ジャンルとしては、IBMが1993年に発表したThinkPad 220の発展になるのですが、液晶の大型化や、高性能化によって指一本分ぐらい筐体は大きくなっています。
背面からの535E
背面からの535E

 220→230Cs→530CS→535ときて、液晶パネルの枠いっぱいにディスプレイがあるのは535がはじめてとなります。この後は235→240→s30となり、ThinkPadの軽量小型モデルは終焉するのです。

 最近は、B5サイズと称するA4ノートがあったりしますが、この535Eは10.4インチ液晶でB5サイズジャストです。
右が535E。B5サイズジャストです。左はA4サイズジャストのPS/55note C23V。
右が535E。B5サイズジャストです。左はA4サイズジャストのPS/55note C23V。


 B5サイズで1.7Kgと、今となってはやたら重いマシンですが、ほぼ同時期に販売されていたチャンドラというパソコンが、1.2Kgで華奢な造りであった事を考えると、致し方ない重量だったのだと思います。535は、フットプリントの小ささもありますが、当時のThinkPadの中で一番頑丈であったそうです。


 ちなみに、ほぼ同じスペックで12インチ液晶を搭載している560は1.9Kgです。

 サイズが小さい事もあって、キーピッチは17mmとフルサイズの19mmと比べるとかなり小さいです。2mm違うと、感覚はかなり違います。

 自分の持っているマシンは、2606-36Jで、スペックはCPUにモバイルMMX Pentium 150MHz、メモリは48MB(8+8+32)、解像度はSVGAです。



 メモリは、8MBの物を32MBに入れ替えれば合計72MBにする事ができます。もう一つの8MBはオンボードなので入れ替える事はできません。

 実際に見てみると、初めは分厚いように見えますが、液晶を開けてみると小さいボディいっぱいにとったキーボードと、液晶パネルは、15インチ、13インチに見慣れた自分には何か可愛いものがあるような気がします。
  • 購入金額

    3,400円

  • 購入日

    2010年11月14日

  • 購入場所

    ヤフーオークション

32人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (13)

  • けんこうさんさん

    2010/12/09

    最近まで子供の玩具として使っていました。
    とにかく頑丈で壊れません。

    BrowserLinuxを入れて見たけど微妙?
  • 名湯さん

    2010/12/09

     子供の玩具とはw それでも壊れない535Eはすごいですね。頑丈さはモバイル機としての基本だと思います。
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