レビューメディア「ジグソー」

書いたメモをPCで管理できる文具の進化系!

仕事でも勉強でも生活でも、1日でも使わないことの無い物、それは筆記用具ですね。

勉強や仕事などでは、書いたものの活用や整理などで、頭を悩まされることもしばしば。

そんなところに一石投じているのが、echo smartpenのような、電子筆記用具です。

 

さて、そんな「便利」な電子筆記用具ことecho smartpen。具体的にはどんな風に便利になっているのか、どんなことができるのか。イメージと違いそうなところはどこにあるか、しっかり見ていこう。

 

      パッケージは、鮮やかな緑基調で店頭にあったら目立つデザインですね。

1.最初にすること。

電子筆記用具というからには、切っても切れない縁の相手はパソコンです。

パソコンと連携して、書いたものを活用するのです。

そのためには、まずはペンの設定と、パソコンの設定を行う必要があります。

がんばって設定してしまいましょう。

 

    最初は以下のようになってます。

2.中身の確認

さて、まず設定の前に中身を確認します。

重荷、付属品として、本体のペン、メモ帳、ソフトウェアのキー、サポートカード、USBケーブル、取扱説明書が入っています。

 

 

 

 

 

    音声の取り扱いには、注意です。注意書きをしっかり読んでおきましょう。

 

ペンを下から覗いてみると、ペンの製品ページにもあるように、カメラの窓のようなものが見えます。ここから読み取っているのですね。

 

 

3.ペンの設定

 ペンの設定は難しいことはありません。まず行うことは日付と時刻の設定です。

ノートの1ページ目を使って、ペンの音声に従うのと取扱説明書を使って設定します。

日付は、日本で標準的に使う年/月/日ではなく、月/日/年と外国の書式なので注意です。

時刻は、24時ではなく12時式で設定します。

 

        ノートの1ページ目のSETTINGSの数字をタップします。

     日付の設定は、月/日/年

設定するとこうなります。

次に、時刻の設定です。

これで設定は完了です。

 

4.パソコンの設定

WindowsとMacに対応しています。

今回は、Windowsにインストールして試してみたいと思います。

 

使用するソフトは、指定の公式ページからダウンロードします。

ソフトは、「Livescribe Desktop」と、「MyScript for Livescribe(日本語OCR)」の2種類です。Windows版とMAC版、どちらもダウンロードできます。

ダウンロードURLはこちら

 

 

 ペンの管理ソフトは、「LivescribeDesktop_Install_Win_v2.8.3.exe」を使ってインストールします。

インストール画面は英語ですが、画面にしたがって次へ進むだけで、特に難しいところはありませんでした。

どんどん進めていきましょう。

インストールが終わって、ソフトを立ち上げるとこのような画面になります。

次に、ペンを付属のUSBケーブルでパソコンとつないで登録しましょう。

認識すると、このように出るので、適当な名前をつけてあげましょう。

サンプルファイルがペンの中に入っているので、どのように書いたものが見えるのか、参考になります。

サンプルファイルはこのようなイメージです。

 

5.早速、書いてみる。

さて、それではパソコンからペンを取り外して、ノートに書いて試してみましょう。

そのまま書くだけでも記録されますが、真価を発揮するには、音声と同時記録が良いです。

ノートの下のほうに付いている、下のマークのrecordをタップしてから、文字を書き始めましょう。すると、音声の記録時間に合わせて、自分の書いた字もどのように書かれたか、追っていけるのです。

 

早速書いてみたところ、このようになりました。

書いたポイントはしっかり記録されていて精度は高いです。

さて、少々触ってみた限りでは、メモの精度は高く、使えそうな感じです。

ここまでで感じたところは、ソフトは日本語化されているもののインストーラーの日本語化が追いついていないところが気になったところですが、基本的に次へクリックするだけなので問題ないです。

ペンは、中にカメラが仕込まれていることから太めです。
昔流行った、シャープペンシルのDrグリップ(年がばれるかな?w)よりも太いです。
滑り止め、もしくは指にあわせて凹ませる等、人間工学的な配慮があると、非常に良いと思います。長文を書くのは少々つらい感じです。メモにはちょうど良いかと。

あと、気になるポイントとして、専用ノートが必要、というのがあると思います。
CCDカメラでノート上の書き位置を把握している以上、専用でないとデジタル化できません。これについては、付属ソフトのLivescribe Desktopで、自分でノートを印刷することが可能です。アプリケーションの、「ツール」→「印刷可能なメモ帳」から印刷します。
しかーし、実は、Adobe PostScript対応プリンターでないと印刷できないという、厄介な問題があります。家庭用プリンターどころか、レーザープリンターでも物によっては対応していません。
裏技として、PostScript印刷が出来る仮想プリンターでPDF化してから、PDFを原寸印刷すれば回避できます。レーザープリンターでは出来ました。インクジェットではどうしてもにじみ等が出ると思いますので出来るか不明です。
※追記
公式ページでPDFが公開されているようです。
こちらからダウンロードすれば、PostScriptとか関係なく印刷できます。ただし、先に書いたとおりインクジェットだとにじむかもしれないので、1枚印刷して試してからのほうが良いでしょう。レーザープリンタ推奨です。

さてさて、後は、使用感や出来る事が要求に合致するかどうか、次のテーマレビューで書いてみたいと思います。

更新: 2014/04/27
エコー・スマートペン の活用術 PREMIUM REVIEW

スマートペンの活用シチュエーションは?

スマートペンで出来ることは、

・書いたものを記録してデータ化できる

・そして、共有したり出来る。

が、考えられるシンプルな出来ることだろう。

そこから考えると、記録したものをデータ化する意味がある対象に使用しないと、活用の意味が薄れてしまう。

 

 

そこで提案したいのは、

・勉強の復習

・アイディアノート

・会議メモ

・テレビの番組の内容のメモ(料理や通販、ニュースなど)

である。

 

あっさりした内容かもしれないが、デジタルガジェットとは日常の補強にこそ意味があると思う。もちろん、上記の使い方にこだわる必要もないし、これにしか使えないことはないので、模索するのもいい楽しみになるだろう。

 

●勉強の復習用には、学生時代こういうのがほしかった。

授業が早くて追いきれなくても、デジタル化されたノートを見ながらそのタイミングの音声を再生できるから追記が思うように出来る。理解できなかったポイントの説明を再度聞けるのは重要だ。

 

●会議にボイスレコーダーを持ち込むよりこちらのほうがよほど役に立つ

EvernoteやE-Mail、GoogleDocs、Onenote連携も付いていて、すぐに議事録を送ることが可能だ。聞き漏らし、再確認にも使えてミスを減らすことが出来るだろう。

 

 

更新: 2014/04/27
音声付きPDFの作成 PREMIUM REVIEW

音声とアイディアを記録してアイディアノートにしてみよう

突然ですが近年いろいろと問題になっている「著作権」
このことを考えると、不特定多数への公開が可能なデータの作成は存外難しいことに気づきました。

当初、通販番組のメモなど考えていましたが、番組にも著作権はあります。
勉強用のCD音声、Youtubeの音声。さまざまなものに著作権は付いて周り、公開するには、かなり制約があることに気付かされます。

これは、通常利用でも気を付けなければいけない点で、個人利用の範囲になるよう、録音対象によってはしっかり公開設定にしないように気をつけましょう。

さて、では今回の件で考えてみると公開できるデータにするには、もう個人的な内容にするしかないでしょう。
教材や番組メモ等の方が実際の利用には則しているのですが・・・。法律は守らないといけませんね。

 

それでは、早速作ってみたデータを公開してみましょう。

 

まず、書いたデータをLivescriveDesktopで取り込んで、LivescriveOnlineにアップロードします。文書を右クリックして、送信先を選べばOKです。

ダイアログが表示されますので、「続行」ボタンをクリックして進みましょう。

もしアカウントが設定されていない場合、下の画面が出ますのでアカウントを設定します。

うまくアカウント設定が出来て、アップロードが出来るとログに記載されます。

アップロード直後は、管理画面はこのようになっています。

Privateファイルとして、ロックされていることがわかります。

これを公開設定にしてあげます。(本当にプライベートなものは公開してはだめですよ。)

左にあるSharingPreferencesの「Get a link to this file」をクリックすると、公開したファイルへのURLがコピーされますので、公開したい人に送れば見れるようになっています。

 

公開ファイルはこちら。

 

しかし、音声の公開などは気恥ずかしいですね。

 

 

リンクのファイルを開いて使ってみると、大体どのようなファイルが作られるのかイメージがわくと思います。

 

総括

筆記用具の電子化はきちんとなされており、デバイスとして面白いものに仕上がっています。

オンラインでの連携、シェアのサービスも用意されており、すぐに使いこなし始めることが出来るのは大きなところで、チョイスする大きなポイントになるでしょう。

 

ただ、日本でのサービスということを考えると、Onlineページが英語ということもあり、簡単な単語が多いとはいえ苦手な方にはつらい状況です。日本語化はぜひできるように、頑張って頂きたいと思います。

 

デバイスとしては、先にも書きましたが持ちやすいような構造に次は是非してもらいたいです。

ボイスレコーダー機能はなかなか優秀で、電子化されたメモとの相性が抜群に良いです。音声もクリアなので、勉強のお供にする予定です。

 

付属ソフトは日本語化されていて特に不満なし。

OCRによる電子メモのテキストファイル化は割りと精度が高く少々の修正で何とかなるのはすばらしいです。

 

最後の懸念点としていわゆるノートが専用である、というところですが、仮にサプライの供給が今後数年でなくなってしまったとしても、PDFファイルなどで専用ノートの印刷手段が残されており、専用ノートがないからもう使えないという状況にならないのがすばらしいです。

 

以上、長々とポイントを書いてきましたが、使ってみるに値する文具です。

ボイスレコーダーを買うならこれを買いましょう!

 

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