レビューメディア「ジグソー」

静音リビングPCにチャレンジ!



この度は、ジグソープレミアムレビュー「GIGABYTE 板祭リターンズ Vol.03」に選出戴きありがとうございます。
このような機会を下さった関係者の方々に深く感謝いたします。

私は、これまでGIGABYTEのマザーボードは、
GA-965P-DS3


GA-EX58-UD5


GA-X58A-UD5


GA-Z68XP-UD3R


と使い続けてきましたが、今回初めてのmicro ATXサイズのマザーボードを使います。

今回レビューさせて戴くGA-Z77MX-D3Hは、ギガバイトではエントリークラスに分類されているようですが、チップセットはインテル Z77 Expressを搭載しています。
第3世代インテル Core プロセッサーの中でも各シリーズのトップエンドクラスの倍率ロックが外れたCPU(CPU型番の末尾がK)にも対応出る高性能チップセットを搭載し、第3世代インテル Core プロセッサーのポテンシャルを存分に発揮できる仕様となっています。

また、micro ATXという小型のフォームファクターながらビデオカードのSLIやCrossFire構成も可能で十分な拡張性を持っています。

さすがに、オンボードデバイスは少なめですが、ハイパフォーマンスCPUや高性能ビデオカードと組み合わせて、小型の高性能ゲームマシンを作ることも可能ですし、第2世代インテルCore プロセッサーが搭載していたCPU内蔵グラフィックスを用いたインテルビデオシンクを更に進化させたインテルビデオシンク2.0を使った小型ビデオ編集マシンを作ることも可能だと思います。

個人的には、SATAポートがあと二つ位欲しかったのですが、IEEE1394やPCIバス等のレガシーデバイスを排除して、micro ATXのレイアウトの中で可能な限りの拡張性を持った構成には好感が持てます。

付属品は、IOシールド,SLIブリッジケーブル,SATAケーブル4本,ドライバーDVD-ROM、マニュアル2冊ですが、GIGABITE様のご厚意なのが、GIGABYTEマウスパッドとストラップが箱内に同梱されていました。

パッケージ内容
パッケージ内容

マウスパッド
マウスパッド

ストラップ
ストラップ


今回、このマザーボードの高機能で小型のフォームファクターを生かして、リビングPCを組んでみたいと思います。
私にとってのリビングPCは、ビデオ編集やエンコードこそ行いませんが、ゲームやHDサイズのビデオファイル(録画コンテンツ等)やBlu-Rayの再生をはじめとしたコンテンツのデコードを中心にした機能を充実させ、決してパフォーマンスに妥協せず、小型で静かなAVPCというイメージがあるので、それを目指して組みたいと思います。


第3世代インテル Core プロセッサーと組み合わせて、GA-Z77MX-D3Hの新機能である下記テーマについてレビューをお願い致します。
・ Lucid Virtu MVPのi-Modeとd-Modeそれぞれの評価およびグラフィックベンチ(3DMark Vantageまたは3D Mark 06のスコアをご掲載ください)
・ 3D BIOS/Dual UEFIのレビュー
・ Ultra Durable? 4 Classic設計の仕様、安定性などについて言及


micro ATX System
micro ATX System

i-mode ウィンドウズ エクスペリエンス インデックス
i-mode ウィンドウズ エクスペリエンス インデックス

d-mode ウィンドウズ エクスペリエンス インデックス
d-mode ウィンドウズ エクスペリエンス インデックス


マザーボード
GA-Z77MX-D3H
GA-Z77MX-D3H
GA-Z77MX-D3H


今回レビューさせて戴くマザーボードは、micro ATXという小型のフォームファクターで、24.5cmX24.5cmのサイズです。
LGA1155のCPUソケットにZ77 Expressチップセットを搭載しているので、第2世代及び第3世代のCore シリーズのインテルCPUと、LGA1155のPentium G,Celeron G及びXeon E3-1200シリーズに対応しています。
CPUサポートリスト

バックパネルには、
PS/2 キーボード/マウスポート
D-SUB アナログ映像出力
DVI-D デジタル映像出力(DualLin非対応の為、1920x1200が最大解像度)
HDMI デジタル映像/音声出力
ギガビットイーサコネクタ(RJ-45)
SPDIF光デジタル音声出力
USB 2.0 x6ポート
USB 3.0 x2ポート
オーディオジャックが並びます。
また、オンボードには、
SATA 6Gbps x2
SATA 3GBps x4
ファンヘッダー x3(CPU含む)
前面オーディオヘッダー x1
SPDIFヘッダー x1
USB2.0ヘッダー x2
USB 3.0ヘッダー x1
CMOSクリア x1
TPMヘッダー x1
PCIExpress x16 x1
PCI Express x8(x16形状) x1
PCI Express x4(x16形状) x1
PCI Express x1 x1
と4つのPCI Expressスロットがあります。
PCI Express x8にカードを挿すと、PCI Express x16もx8動作となりますが、両スロットは、PCI Express 3.0に対応しています。
一般的なATXサイズのマザーボードと比較して遜色ない機能が搭載されていると思います。

CPU
第3世代インテル Core プロセッサー Core i7 3770K
Core i7 3770Kは、既に他のマザーボードと組み合わせて使っていますが、プレミアムレビュー用に追加購入しました。
Intel Core i7 3770K


レビュー用マザーボードがZ77チップセットを搭載しているので、Core i5 3570Kと迷いましたが、パフォーマンスに妥協したくなくて、Core i7 3770Kを選択しました。

今回は、4.5GHzにオーバークロックして使います。(殻割りはしていません)
OCCTを10分回しても70℃程度なので、常用範囲と考えました。
CPU-Z
CPU-Z


CPUクーラー
ENERMAX ETD-T60-VD


リビングPCなので、なるべく静かにしたいため、トップフローのCPUクーラーにしました。
Core i7 2600Kのオーバークロックを行った時に良好な冷却性能であったことと、静穏性に優れていたので使いました。
CPUにバンドルされているCPUクーラーを使うのであれば、もっと小さなPCケースを使うことも可能ですが、PCケースが大きいと内部へのアクセスが楽なのと、冷却に有利なのでこのクーラーが入るPCケースを選びました。

メモリ
Corsair CMX12GX3M3A2000C9


DDR3-2000 4GBx2
本来、X58用に、4GBx6本を購入したのですが、別のシステム
Core i7 3770K


に4本使っているので、残りの2本をデュアルチャンネルとして本システムに使います。
動画編集等大規模な64bitアプリは使わないので、8GBとしました。
CPU-Z
CPU-Z


起動ドライブ
A-DATA AS510S3-120GM-C


本マザーボードに搭載されているインテル Z77 ExpressのS-ATA3ポートは高性能なので、このドライブを2基ストライピングでフォーマットして起動ドライブにします。
最近では、10,000円以下で購入できるので、とてもコストパフォーマンスが高いと思います。
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark


データドライブ
HGST HDT721010SLA360


マルチメディアコンテンツや録画コンテンツ記録用に7,200rpm 1TB HDDを2基ストライピングして使います。
バラックで組み立ててチェックした時は、HDDが一番大きな音と振動を出していました。
組んでみて、問題があるようであれば、回転数の低い静かなHDDへ換装したいと思います。
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark


暫く使って考えました。

そういえば、このマザーボードには、SATA3ポートx2,SATA2ポートx4があるのですが、SATA3ポートはA-DATA SSDx2で埋まっています。
残りのSATA2ポートのうち、2つはHGSTの1TB HDDを繋いでRAID-0構成。残りのポートのうち1ポートは、Blu-Rayドライブが刺さっています。

つまり、SATA2ポートが一つ余っているのです。
そして、余ってるSATA2 SSDが倉庫に眠っているのを思い出しました。



今時、SATA2 30GB SSDの使い道など、そうあるものではありません。
SSDを引っ張ろ出して繋いでみると、
思った通り、HDDにSSDのパフォーマンスを与えることができました。
インテル ラピッド ストレージ テクノロジー
インテル ラピッド ストレージ テクノロジー
Crystal Disk Mark HGST + IRST
Crystal Disk Mark HGST + IRST

SATA2 SSDに、ここで余生を過ごしてもらうことにしました。

グラフィックボード
レビューのミッションに Lucid Virtu MVPのi-Modeとd-Modeそれぞれの評価およびグラフィックベンチが必要で、グラフィックベンチの3DMark Vantageは、DirectX 10, 3D Mark 06は、DirectX 9のベンチマークなので、
Palit NE5X580010FB-1100F (nVIDIA GeForce GTX580 3GB)


を使います。
このグラフィックボードは、リファレンスデザインなのですが、PCケースのHDDベイを外さなくても取り付けることができました。

光学ドライブ
I/O DATA BRD-SP8


Panasonic LF-PB371JDのOEM版 Blu-Ray ドライブです。
ベゼルの色がPCケースと合いませんが、今回のケースは、蓋がついているので良しとします。

電源
SilverStone SST-ST85F-P


今回のレビュー用に新規に購入しました。
1KWクラスの電源はあるのですが、今回PCケースが小さいため,奥行が160mmとコンパクトで12Vシングルレーンで67Aあり、80PLUS SILVERなので選びました。

PCケース
Fractal Design Define Mini FD-CA-DEF-MINI-BL


今回のレビュー用に新規購入しました。
micro ATXと大型トップフローCPUクーラー,ハイエンドグラボが積めるケースです。
サイズは、210x395x490mm(WxHxD)とコンパクトで質感の良い静音ケースです。

OS
Microsoft Windows 7 Professional 64bit SP-1
ネットワーク経由でバックアップが取れるのでProfessionalを使います。

以上、今回のレビューで新規に購入したのは、CPU,電源,PCケース,OSだけなので、65,000円程度でこのPCを組み立てることができました。




これまでのマザーボードは、初期設定をマザーボードのBIOSで設定していました。
これまでのBIOSはCUI(Charactor User Interface)で構成され、英文の専門用語が羅列されており、とても使いやすいものではありませんでした。
BIOS設定は、これまで日本語化したものもありましたが、かえって分かりづらい直訳であったりしてとても使えるものではありません。
私も、これまで多国語マニュアルを作った経験もあるのですが、先ず英語版を作り、それを多国語に翻訳するのですが、現地スタッフからは、こんな直訳(英語→他言語)は通じない。と、多くの修正を貰った記憶があります。
きっと日本語BIOS画面も、日本語ができる現地人か、PCに詳しくない日本人が作っているのではないかと思います。
GIGABYTEでは、これまで@BIOSという機能で、OS上のソフトウェアでBIOSの設定や変更ができる便利な機能を搭載していましたが、UEFIは、2TBを超えるHDDからのブートにも対応しているので、今後はこれまでのBIOSに置き換わるものだと思います。


初心者にもわかりやすいGUIで構成されていて、マウスでの操作も可能な3Dモードと従来のBIOS設定に近いアドバンスモードで構成されています。
最初は、3Dモードは初心者用に機能を大幅に制約して使い易くしているのだろうと思っていましたが、3Dモードでも、マザーボードの殆どの機能が設定でき、アドバンスモードは、更に細かな設定が必要な場合に使うモードのようです。

表示されているマザーボードのパーツをマウスでクリックすると、その部分の詳細設定画面が表示され、様々な設定を行うことができます。
多機能なマザーボードの殆どの機能をGUIをベースとした3D BIOSで設定が可能です。
ただ、本当の初心者が、マザーボードのパーツを選んで、このパーツがどんな働きをしているかなんて知らないんじゃないかな?と思います。
ただ、HDDやSSDはSATAポートに繋ぐので、ここをクリックすれば、HDDの設定ができる。ということは安易に想像できると思います。
まあ、慣れれば何処でどんな設定ができるかは覚えられるので、細かな事は気にしません。

3D BIOS トップ画面
3D BIOS トップ画面

PCがポスト画面を表示している時に、DELキーを押すと、この画面が表示されます。
3D BIOSの呼び出しは、従来のBIOS画面と全く同じです。

画面に表示されているマザーボードの各パーツに合わせると、各パーツがハイライト表示され、何を設定できるかの説明がポップアップ表示されます。

内蔵デバイス設定
内蔵デバイス設定

拡張バス設定
拡張バス設定

UEFI BIOS設定
UEFI BIOS設定

SATA制御設定
SATA制御設定

システムチューニング
システムチューニング

マザーボードのハイライトで表示されたパーツをクリックすると、各々のパーツの設定画面が表示されます。
オーディ設定
オーディ設定

CPU詳細設定
CPU詳細設定

メモリタイミング設定
メモリタイミング設定

電圧設定1
電圧設定1

電圧設定2
電圧設定2

ご覧戴いた設定画面を見ると分かりますが、3D BIOSは、決して初心者向きではなく、殆どの設定がこのモードで設定可能です。

画面の下に並んだアイコンをクリックすると、設定画面が表示されます。
BOOT設定
BOOT設定

ブートデバイスの設定ができます。
言語設定
言語設定

3D BIOSで表示される言語の設定ができます
ファンコントロール
ファンコントロール

マザーボードのファン用ピンヘッダーの設定ができます。
初期化
初期化

タイムボタンを押すと、左上に現在の時刻が表示され、デフォルトの読み込みで、BIOS設定を規定値に戻すことができます。
保存終了
保存終了

設定した設定値ぞ保存してリブートするか、保存せずにリブートするかが選べます。

ここで、画面左下のアドバンスボタンを押すと、3D BIOS画面がロールアップして、なじみのある従来の文字ベースのBIOS設定画面=アドバンスドモードに移行します。
3D BIOSモードとアドバンスドモードは、F1キーで、いつでも切り替えることができます。
この画面でも、マウスは使え、画面上部のタブ選択や各設定項目を選択できます。
文字ベースの画面になると、マウスカーソルも小さくなるため、選択に不自由を感じることはありません。
アドバンスモードトップ
アドバンスモードトップ

システム情報一覧
システム情報一覧

PCヘルスモニター
PCヘルスモニター

オンボードデバイス設定1
オンボードデバイス設定1

オンボードデバイス設定2
オンボードデバイス設定2


ここで、操作するところを動画でキャプチャーしてみましたが、画面データが、1024x768で構成されています。
もうそろそろ、16:9の画面構成でも良いのではないかと思います。



YouTube Direct


従来からGIGABYTEのマザーボードはBIOS ROMを二つ搭載していて、オーバークロック設定の失敗で起動できなかったり、BIOSをアップデートして起動できない時やウィルスに感染した時などに、もう一つの BIOS ROMが起動できるようにしてくれるので、とても安心して使うことができていたのですが、UEFIになってもその思想は受け継がれており、今回のマザーボードにもUEFI ROMが2基搭載されており、起動時のトラブル等に対応できます。
本来、問題がなければ、BIOSの更新は行わなくて良いのですが、更新履歴に互換性の向上や、高速化を行った。と書いてあると、ついつい更新してしまいます。
今回も、最初にBIOSのバージョンを確認し、F11が最新であることをGIGABYTEサイトで確認してから組み立てを始めました。


GA-Z77MX-D3Hには、Ultra Durabile 4 Classicというマザーボードの信頼性と耐久性を向上させる最新設計技術が搭載されています。
Ultra Durabule 4 Classicは、防湿/防静電/防電断/防熱の4つを向上させることで信頼性と耐久性を向上させているようです。


防湿
日本ではこれから雨期に入り湿度が高い日々が続きますが、マザーボードのプリント基板に湿気をはじく効果のある新素材を使っています。
防静電
PCパーツを扱う際には、まず体の静電気をグランドに落としてから作業することは常識だと思いますが、空気が乾燥していると、時間と共に帯電してしまうこともあります。
防静電機能は、従来のICに比べて静電気放電に対する耐久性が従来の3倍ある高品質マイクロチップを採用しています。これにより、静電気でICを壊す確率は減ると思います。
防電断
UPS電源を置けない一般家庭においては、突然の電源切断/停電等でもDual BIOSでバックアップBIOSが自動でリカバリーしてくれるので、安心して使えます。
今年の夏に、計画停電が実施されるか分かりませんが、安心材料になると思います。
防熱
マザーボードに搭載されている個体コンデンサーやMOS FETが従来のパーツと比較して、マザーボードの温度上昇を抑えるとともに、耐熱性を持っています。
今回のように、micro ATXでありながら高性能パーツを搭載し、小さな筐体のPCケースに押し込んだ場合、どうしても排熱が追い付かないことが予想されますので、Ultra Durable 4 Classicは動作の安定性に大きな安心をもたらしてくれそうです。



GA-Z77MX-D3Hは、Lucid Virtu GPU仮想化技術に対応しています。
Lucid Virtu MVPは、PCのビジュアル性能を向上する仮想化ソフトウェアです。
Lucid Virtu MVPには、i-modeとd-modeの二つがあります。
i-modeは、プライマリグラフィックスエンジンをCPU内蔵のグラフィックスにするモードです。
通常はこのモードにすることで、外付けグラフィックスボードのパフォーマンスが必要な時だけ、外付けグラフィックスボードのパフォーマンスを使い、パフォーマンスを必要としない利用では、内蔵グラフィックスを使うので、省電力で動作させることができます。
また、Intel Quick Sync 2.0を利用する場合もこのi-modeで行います。

d-modeは、プライマリグラフィックスエンジンを外付けグラフィックスボードにするモードです。
例えばゲーム専用マシンにした場合は、d-modeにすることで、外付けグラフィックスボードのパフォーマンスを常に得られ、さらに内蔵グラフィックスがアシストを行います。
第3世代インテル Core シリーズの一部のモデルに搭載された、HD4000グラフィックスエンジンは、従来のHD3000から大幅にパフォーマンスアップしていて、さらにDirectX 11にも対応しているので、d-modeでも外付けグラフィックボードのパフォーマンスアップに寄与できます。

各モードへの切り替えは、3D BIOSで、簡単に切り替えられます。
設定項目は。拡張スロット設定項目に含まれている
設定項目は。拡張スロット設定項目に含まれている

設定画面
設定画面


最初に、Core i7 3770K内蔵のグラフィックエンジン HD4000単独でのベンチマーク
次に、外付けグラフィックボード GeForce GTX580(3GB)単独でのベンチマーク
その後、Lucid Virtu MVPを使った、i-modeとd-modeのベンチマークを取りました。

3D Mark Vantage HD4000
3D Mark Vantage HD4000

3D Mark Vantage GTX580
3D Mark Vantage GTX580

3DMark Vantage i-mode
3DMark Vantage i-mode

3D Mark Vantage d-mode
3D Mark Vantage d-mode

ベンチマークスコア比較
ベンチマークスコア比較


上記ベンチマークの値を見ると分かりますが、HD4000 < GTX580 < i-mode < d-modeの順にパフォーマンスが上がって行きます。
i-modeでは、HD4000にGTX580がアシスト,d-modeでは、GTX580にHD4000がアシストする訳ですが、単独でのHD4000のスコア+GTX580のスコアよりも、i-mode.d-modeの方がパフォーマンスアップしています。
Lucid Virtu MVPは、仮想化ソフトなので、単独の値を合計した値には及ばないと想像していましたが、今回の結果には驚きました。
今回のベンチマークでは、GeForce GTX580単独でベンチマークを行ったほうが、d-modeでベンチマークを行うより、10%以上も電力を余計に消費し、グラフィックボードのファンも煩かったことが印象的でした。
また、GTX580単独利用よりも、i-mode , d-modeを使った方が消費電力も少なくなるのには驚きました。


これまでは、PCをテレビに接続するのは、プレゼンテーションの時だけでした。
家庭ではPCはPCモニターにしか映していませんでした。
今回のマザーボードの映像出力はRGB.DVI.HDMIがありますが、DVIもDualLink非対応なので、Full HD(1920x1200)以上の解像度で出力できないので、リビングPCとしてHDMIでテレビに接続しました。
TH-P54VT2


HDMIで接続することで、音声データもHDMI経由でテレビに送れるので、便利だと思います。
今後はBluetoothのキーボードとマウスを接続して、画面から離れたソファーで操作できるようにしたいと思います。
Windows 7でもテレビのリモコンのようなUIでブラウザーやPCの動作ができると面白いと思いました。
今後、TVチューナを搭載し、HDDレコーダーの機能も追加する予定なので、その詳細は、TVチューナの持ち物に追記したいと思います。
もちろん、GTX580をプライマリグラフィックスとしてDuakLink DVIやディスプレイポートを使って、2560x1440での出力でPCモニター DELL U2711

にも出力できるので、リビングPC以外の利用も可能です。


今回、初めてmicro ATXのマザーボードを使わせて戴き、GIGABYTEのマザーボードとしては、初めてUEFI対応のマザーボードを使わせていただきました。
今回のマザーボードが、エントリークラスで、オンボードデバイスが少ないためなのか分かりませんが、他社のUEFI BIOSを搭載したマザーボードと比較して、POST画面の表示時間が短く、圧倒的に短時間で起動したのは驚きでした。
起動が早い理由が、オンボードデバイスの数が少ないためであれば、今後のマザーボードの選択時に考慮すべき事項が増えたことになり、GIGABYTEのUEFIだから起動が早いのであれば、今後のマザーボードの選択時に、GIGABYTE選択の確率が高くなると感じました。
他社マザーでもBIOSでオンボードデバイスを殺して起動時間が早くなるのか試してみたくなりました。

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