戌張子さん

はじめまして、書き込みありがとうございます。
本当に些細なことなんですが、こだわるとその「こだわっていること自体」に何か幸せを感じてしまいます。本当に自分の趣味以外の何者でもないですね。

東京上野の「十三や」はお店自体結構こじんまりしています。店に入るとその空間にご主人・職人さん（櫛作り）がもくもくと作業しています。柘植の耳掻きは、箸立てみたいな物に何本か入れられており、それが削る前の原型のものです。意外と置いてある場所がこじんまりしています。（櫛が売り上げの中心と考えられますので）

手にとって適当な大きさ、色を決めたら「これにします」と伝えてください。ここではじめてその耳掻きの原型を自分の耳の穴に入れ、そのフィット感を確かめる事ができます。

それを確かめご主人に「これ削ってください」とお願いしてください。まずあらあら（さじの大きさ、さじの角度・そり具合など）のイメージを伝えてください。妥協せずこまめにやり取りしてください。ご主人も丁寧に対応してくださいます。出来上がったものを手にすると・・・なんかスキップしたくなる気持ちになります。

カネゴンさん、

ご丁寧にありがとうございました。　最近は規格品が多く、このようにやり取りをして自分の持ち物を買える機会が減ってきました。こういったお店は貴重ですよね。　ましてや、みみかき一本のために、というところがまた素晴らしいじゃありませんか！　耳かきしているときの時間ってけっこう当人にとっては至福の時間です。　いや、ほんとうに静かなバーになんか耳かきもって行ったらどんなにいいだろう・・・　とかちょっと馬鹿なことを考えてしまいましたが、「こだわり」と「自分の時間」ってやはり大切ですよね。　貴重な情報、丁寧に教えていただきましてありがとうございます。

京都の四条にある「十三や」本店には二度ほど行ったことがあります。
櫛をお土産に買ったことがありますです。

戌張子さん

静かなバーで耳掻き・・・。その発想はなかったですね。
想像してみると、バーのカウンターの隅っこで静かに「マイ・耳掻き」を取り出しておもむろに耳掻きしだす、そんな紳士がいたら、なんか特殊なかっこよさがありますね。
学生時代、よくバーに単行本を持っていってちびちびやりながら読んでました。
お酒飲みながら本を読むって、意外と気持ちいいもんですよ。私は結構好きです。





カレーを箸で食う男さん

櫛、欲しいと思ってます。私用にでなく、娘とかみさんに。でも高いんですよね、いいやつって。福沢諭吉さんが何人いれば太刀打ちできるのだろう、と少し恐ろしくも思っています。でも値段が高い分、いいらしです、櫛のマッサージ効果ってやつが。

柘植の木が持っている本来の油分が髪にうっすらとコーティングされ、また木独自のマッサージ効果があり、頭皮にも非常に良いそうです。古今東西、昔ながらの櫛を使う日本の女性の髪が美しかったのは、それら自然のぬくもり・恩恵を享受していたからだそうです。非常に説得力があります。現代のプラスチックやナイロンで静電気バリバリの櫛では頭皮にも髪にも悪いですしね。

また、その人の髪質に合った櫛の幅や大きさがある、と東京上野の「十三や」のご主人・おかみさんに言われました。彼らが、その人の髪を見て、少し触っただけでどれが適切か教えくれます。どこかのシャンプーの宣伝ではないけれど、日本人の女性の髪が美しくあって欲しいですよね。天使の輪ができている、ロングヘアーの黒髪を見ると、グッと来ます。胸が切なくなるほど、グッと来ます。＼(☆＿◎)／（まあ、単なる髪フェチってことで・・・）

バーで読書、いいですね。　バーカウンターはひとりで行ける落ち着いたところがいいですよね。　

ずっと通っていたバーを人に教えたら、あっという間に会社内で広まって、それだけならいいけど、カッコ付けだけの女子とかもジャラジャラ来るようになって（一般女子に対する偏見ではないです。かっこよく一人で来られる落ち着いた方もいらっしゃるので・・・うちの場合です）、その店に行くのはやめてしまいました。　以降、会社では言わないことにしました・・・残念。

日本女性の髪、ご意見に諸手で賛同です！