手元の機器で最初にIEEE802.11axに対応していたのがiPhone 11 Proで、その後
導入した
デスクトップPC用無線LANアダプタもIntel Wi-Fi 6 AX200を搭載しているとおり
IEEE802.11axに対応していました。徐々に増えつつあるIEEE802.11ax対応機器の
わりにアクセスポイントがIEEE802.1ac止まりなのはどうなのか、と言うことで
とりあえずワンフロア分1Fだけでも対応させてみようと入手したのがこれです。
中継器と言うことでメインの使い道はIEEE802.11ax対応ルーターの通信可能距離を
伸ばすものですが、当該機はアクセスポイントモードも搭載されており本体のLAN
ポートをルーターに接続するとIEEE802.11ax対応アクセスポイントとしても
使用できます。今回は後者で運用することにしました。
Webブラウザからの設定でアクセスポイントモードに設定し、IPアドレスや
SSID・暗号化キーの設定をすればIEEE802.11axなアクセスポイントとして
動作します。iPhone 11 Proが問題無く接続できましたが、どの規格で通信
しているか表示されないのでいつもは有線で接続しているデスクトップPCに
内蔵している無線LANアダプタから接続してみると
あっさりax表示が出ました。LAN側がGbE止まりなのでフルスピードは出ません
が、ビームフォーミングが従来のIEEE802.11ac対応無線LANを内蔵する機器に
対しても結構効くようで、何枚か壁を隔てた風呂場での通信が安定しました。
今までは何とか通信できるものの、スマホをお湯で濡れた手で持っていると
途切れたり遅くなったりしていたんですよねー。
初物の割に意外と安定しており、お値段以上な感じです。コンセント直結なのが
環境によっては邪魔になるかもしれませんが、その場合は同社のルーターも
お安いのでそっちでよさそうです。
追記:2023/06/17
Wi-Fi 6E環境となりこちらは余らせていましたが、ファームウェアアップデート
で中継を無効にできる(拡張SSIDを使用しない)設定ができるようになったので、
そちらに設定してリビングのテレビ周りを無線化しました。ソファの後ろに
入っていくLANケーブルがなくなってすっきりしました。
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購入金額
0円
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購入日
2020年03月17日
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購入場所
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