手持ちのノートPCの多くがNVMeインターフェースでSSDを搭載できるようになり、
俄然NVMe SSD購買欲が高まっていたところ第一弾として
WD Blue SN550 NVMe SSD 1TBをAmazonサイバーマンデーセールでポチって
サブのノートPCを強化しました。そして高まった購買欲はそのままにクリスマスが
過ぎ史上最長の17連休の冬休みに突入したところで（！）目ざとく見つけたのが
このCrucial P5 3D NAND NVMe M.2 SSD 500GBです。
Crucial Pシリーズと言うとNVMe SSDのシリーズになりますが最初に出たP1シリーズ
が最近爆安で売られるようになり、後継のP2シリーズも発売されましたがこのP5
シリーズはハイエンドモデルとなり、P1/P2シリーズのQLC NANDと違って耐久性と
速度に優れる3D TLC NANDを搭載しています。CrucialはメモリメーカーMicronの
コンシューマー向けブランドですのでMicronの最新NANDをしっかり採用してきて
います。それがどういった経緯か、P2シリーズの同容量とほぼ同額で販売されていた
んですよねー。低価格なNVMe SSDはキャッシュ切れ時の速度低下が顕著だったり、
TBWが極端に低かったりと選ぶ際に一考が必要な物も多いですが、こちらは何も
考える必要はありませんでした。zigsowプレミアムレビューでも取り上げられて
いましたしね。
あまりに安いので2個買いましたが、今回取り付けたのは
Office Home and Business 2019付き3万円で買えた異様に安いCore i7機、
dynabook T8です。ハイエンドモデルですので元から256GB NVMe SSDと
1TB HDDのデュアルドライブ構成でしたが、まーSSDで256GBはちょっと
狭いかなと思っていたので買って間もないですがSSD交換に挑戦しました。
当該機にはAcronis True Image 2020をインストールしてあったので、
デュアルドライブのHDD側にSSDのバックアップイメージを作成し、USB
メモリを使ってWinREのレスキュードライブを作成しました。このUSB
メモリで起動するとAcronis True Imageでバックアップを復元できます。
バッテリー内蔵モデルなのでメモリ増設時の手順通りに完全シャットダウンを
実施し、裏蓋を外して内蔵バッテリーのコネクタを外してからSSDを交換しま
す。元々のSSDはKIOXIA BG3というスタンダードクラスのSSDでした。
ちなみにSSDのファームウェアアップデートがメーカーサイトで公開されて
おり、こちらのSSDも対象だったので分解前にアップデートしておきました。
後から付け直してアップデートするのも面倒ですし。バッテリーを繋ぎ直して
裏蓋を戻して起動しますが、
交換後は内蔵バッテリーでCMOSのバックアップを行っている機種のため時計
の設定し直しが必要で、ついでにUEFIセットアップでドライブの認識を確認
しました。NVMe SSDからNVMe SSDへの交換なので特に問題無く認識して
いました。あとはUSBメモリからTrue Imageを起動して復元するだけ、HDDも
SATAで繋がっているので10分くらいで復元できました。再起動するとWindows
が立ち上がってきますが、パーティションのサイズを変更していなかったので
元のSSDと同じパーティション容量になっており後方に空きが出来ていました。
このままではシステムパーティションを広げられないので別途フリーのパーティ
ショニングツールを使ってリカバリ領域やWinRE領域を後方に追いやり、ディスク
の管理からパーティションを広げて完了です。ツール上でパーティションを広げ
ようと思ったところどうもこの機種は標準でBitLockerが有効になっている表示で、
できなかったのでディスクの管理からやりました。Windows 10 Homeなんです
がね・・・？
交換前はリード2,000MB/s前後の大人しいスコアだったのが、交換後はハイエンド
なので3,300MB/sに迫るスコアが出ました。とりあえずこの数値だけで満足です
かね・・・。体感速度で言うと差は感じられませんでした。このマシンの用途が
ほぼ年末年始の年賀状作成のみという家族共用PCというのもあるのでしょうがｗ
これを書いている時点ではまた元の価格に戻ってしまいましたが、500GBクラス
のSSDで足りる用途であればこれが安くて速くて安定していてよいですね。
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購入金額
6,980円
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購入日
2020年12月26日
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購入場所
NTT-X Store
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