私は普段Xperia Z5 Compact(E5823)を使用しています。4.6インチの端末で手に持ちやすく非常に重宝しているのですが、残念ながら液晶がFHDではなく通常のHDであり、もともとの小ささも相まって大画面FHD欲(笑)に駆られることがあります。Z5 Premium等の大画面機の購入を考えたこともありましたが、普段使いを考えると現状のサイズで丁度いいので躊躇していました。(そんな資金はない、というのが本音ですが。)
そこで大画面FHD欲(笑)を満たすべく、MHLケーブルの購入を決意しました。
購入に至っては
・今後iPhoneに乗り換える可能性もあるため比較的安価に抑える
・手持ちのHDMIケーブルを活用できるもの
・MHL対応液晶テレビは持っていないので純粋なHDMI信号で動作するもの
この3つを満たす製品に絞りました。
Amazonで買えばもう100円ほど安く出来たのですが、早く欲しかったのとたまたまタイミングよく新宿へ出る用事があったので購入してきました。
コンパクトなボディで場所取らず
一般的なMHLケーブルですとHDMI部も一体になっている物が多く、どうしてもかさばったりコードが絡まったりします。また、一体になることで一部が断線した際すべてが駄目になってしまいます。特別酷使する予定はありませんが、過去端末の充電器でケーブル一体型を購入した際に1年ちょいでケーブルが断線してしまい、使い物にならなかった経験があります。その為、すべての製品において出来るだけケーブルと本体が脱着できる製品を選ぶようにしています。
この変換アダプタは全長約53mm、ケーブル部分を含めても約125mmと小型でかさばらず仕舞う場所を選びません。まあ現状では自宅でしか使わないので大きさに対してこだわりはありませんが、映す際にBDレコーダーにつながってるHDMIケーブルをつなぎ替えるだけでいいので、簡単にセッティングする事ができます。
ケーブル一体型でもつなぎ替える以外はほぼ同じですが、ケーブル一体型は収納の際に束ねる必要性があり、何度も何度も束ねては解いてという動作を繰り返していくうちに断線するリスクが高くなっていきます。その点では、USBケーブルしか本体についていないうえ束ねる必要性がないため断線の心配がありません。
安物故の作りのチープさ
確かにコンパクトで手軽に大画面化が出来るのは良いのですが、販売価格が1000円を切っている事もあり作りのチープさは否めません。
例えば側面のACアダプタの挿入口付近ですが、外装と外装の間に隙間があり、その隙間から内部の金属が見えてしまっています。(すべての個体がそうであるとは限りません。)
また、裏面に製造番号が書いてあるシールに一緒に型番も明記しています。(流石に表面のメーカーロゴは印字でしたが。)
仮にも国内メーカーにあるにもかかわらず手抜き感が否めません。
一応メーカーのために擁護しておきますと、この製品の上位モデルには急速充電対応のモデルがあり、コストダウンのため外装を共通化し、シールによってモデル分けをしているものと思われます。
また、上記にも記しましたとおり実勢価格が1000円を切っていることもあり、機能を果たしている以上製品的には全く問題はありません。
使用上は何ら問題はないのですが、こういったところにもコストダウンの影響が見えてくるあたり昨今のデフレの影響を感じます。
総評
求めていた性能をすべて満たしているという点では全て合格です。iPhoneですと周辺機器の認証等もありここまで安く出来るとは思えません。流石は多くのメーカーが参入しているAndroidというところでしょうか。
しかしながら、些かチープすぎるなあというのが正直な感想です。機能を果たしているし安価なものを求めていたため当たり前といえば当たり前なのですが、ちょっと心配になってきます。
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購入金額
997円
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購入日
2016年09月28日
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購入場所
ヨドバシカメラ 新宿西口本店
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