こちらの製品はKZ社のEDR1/ED2/ED Special edtion どれかわからないけど、KZ社で有名なモデルのOEMだなと思いました。ただ、側は同じでもドライバーが違うらしいということで、どれも持ってるわけではないので僕には区別がつかないです。

話はそれましたが、この KZ社というのはhead-fiでも情報交換が比較的活発に行われてるメイカーです。注目されている中国のイヤホンメイカーと言ったところでしょう。どうして高い注目なのか?というと、 アリババでは10ドル前後ですごい音を利かすということで話題になったのです。日本国内でもイヤホンなどをよく扱ってる方がこの会社の製品に惚れ込んでよく記事にしていたりもしますし、インパクトは十分高いものですね。(*) ED Special editionの方は国内のブログで$6のものが$100の製品に聞けると書かれていたくらいです。

アリババのED2の販売ページでは 味付けは違うけど、IE800と同じ(!)ドライバーを使っていると書いているくらい自信がありということなのでしょう。

(*)= http://blog.livedoor.jp/headphone_metal/archives/52189402.html

アマゾンで現在1599円で売られてるようですけど、この値段だったら間違いなく買いだと思う。解像度も高く、高音域も低音域も少し強調してる程度で聴きやすいです。音場も広いですね。万人受けしやすい音だと思って聞いています。

そりゃー。これだけの音を10ドル前後で売られてたら、大きな話題になるのは当然だろうと思ったくらいです。詳しいことと写真はまた後日。

あくまでもOEMらしく、わからないこともあるのですが、ネットで調べたEDR1やED2、ED spacial editionのパッケージングとはちがっていますね。オリジナルの方は紙のパッケージングですが、Audiosharp版はキャリングケースがついています。このキャディングケースも実は海外で売ってるのを見かけたけど、KZ社が作ってるものみたいです。

いいことばかりに聞こえますが、実は作りには値段相応のものがあって、壊れやすいところはあります。たとえば、イヤホン本体もステム部分と後部は接着剤でくっつけてるだけなので、イヤーピースを取り去るときに後部を引っ張れば、取れてしまって「・・・ショック」ということも起きかねないのです。その点は超低価格の高音質品ということで割り切ってしまうしかないのかも知れない。

実際に私もこのことで初期不良に遭遇しました。それでレビューをもうちょっと後にしようと思ってたんだけどね。

そんなこともあったので、イヤーピースの交換は金色のステム部分を持って交換するほうが安全です。

正直言って度肝抜かれて驚きを通り越して笑いしか持てなかった製品です。ただ、私自身最近高品位のイヤホンを聴けてないので評価は割り引いてもらっても良いです。ER-4sを無くしてから(;_;) ショックでオーディオから長く離れていたくらいなので。

はっきり言ってこれが1000円台ならば 他の1000円台はかなり厳しいと思ってしまいます。

後日もうちょっとまともなレビューに仕上げます。までエージング30時間もたってないと思うので。

ちなみに同社が売ってるED3相当(AS1217)も聞いていますが、こちらの製品よりドンシャリに味付けが振っています。解像度も高くって音場が広いのは同じですが、初期の音は高音はやや突き刺す感じです。AS1218はまだまろやかです。ED3相当のほうが元気が良いので楽しいという方はいるかも知れない。(こちらも今2000円を切ってますが。)