原田ひとみの待望の1st.アルバム。
アニメの主題歌などを多数手掛けているというのに、1st.アルバムを出すまでに
なんと4年(ほぼ5年)も待たされたことになる。
タイトルの「glanzend(グレンツェント)」の意味はドイツ語で『輝かしい』。
原田ひとみが歌ってきた、そのタイトル名に恥じない楽曲が揃っている。
原田ひとみといえば、その言動やら行動から色々とお騒がせというか、注目を集めることが
多いイメージだが、個人的に歌に関しては至って真面目な気がする。
声優でありシンガーである原田ひとみの曲は、まずアニメありきな曲が多い。
それは歌詞であったり、曲調であったり。変に自己主張する曲がない。
ただ、それ故に安心安定だが似た曲調が多い気がするのは少し残念に感じる。
原田ひとみの一番の魅力は、パワフルでいながらスッと抜けていくようなボーカル。
ハイトーンの伸びは聴いていて最高に気持ちがいい。
そこに合わさる王道なアニソンのメロディラインが絶妙で、どの曲を聴いても
気持ちが高まっていくのを感じる。
王道アニソンでありながら、王道ガールズ・ロックのようにも感じるテンションや
華やかさを併せ持った今回のアルバムの楽曲たち。
これからも、原田ひとみにはこういう楽曲を歌い続けてもらいたいと思う。
とにかく、待っただけの価値があるアルバムだと思う。
そうそう、全然関係ない話しになってしまうけれど、原田ひとみと水樹奈々の歌声が
似ていると感じる人が結構いるらしい。自分的には理解不能な話しなんだが、両方共に
聴く身としては『どちらもどちらで素晴らしい』としか。
なので、そんなしようもない事で争ってる暇があったら、好きな方の歌を聴いた方が、
いや、両方良いから比べたりしないで聴いた方が幸せになれるよ?と言いたい。
マジで勿体ないから。
glanzend 2015.02.04
01 ルシファーと言う名の翼
02 疾走論
03 求愛リアル
04 共鳴のTrue Force
05 Burnt Red
06 Velvet Crow
07 Chromatic Words
08 Magenta Another Sky
09 Promessa
10 Fly Away
11 Anicca
12 Simpatia
13 MACHINE DOLL
14 Once
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購入金額
3,888円
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購入日
2015年03月14日
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購入場所
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