そんなわけでネットでの購入を目指したわけですが、ワンフェスでほぼ瞬間的に売り切れただけあってネットでも異常な速度で売り切れてしまう激戦。商品をカートに入れるところまでは成功したのですが、次の画面で住所を入力している１分ほどの間に完売して買えない、というよくわからない状態で初週は敗北で終了。そこで次の週はアカウントをあらかじめ作成し、その１分のスキを限りなく短くするという作戦で臨みました。

自分でもグラサンをかけたスキンヘッドの男性の頭のついたペンを買うのになんでこんなに真剣になっているのか分からなくなっていましたが、欲しい物は欲しいので心を鬼ににして挑戦。そして見事購入ミッションを遂行しました。なおこの週も私のようなガチ勢が沢山いたのか、初週と同様１分で全商品が完売していました。

そんなこんなで入手できた梶田さんの頭付きペン。ペンはコンビニなどで売ってる黒のボールペンでした。その先にペンに装着するためのパーツと、パーツ同士をつなぐためのネリケシ状の物体。そして梶田さんの頭の４パーツで構成されています。ちなみに発送時はバラバラになっています。

梶田さんの頭とペンとの接続パーツ

頭にネリケシを詰めたところです。

頭の材質はゴムかと思いきや、薄い陶器状で、硬質だったので誤って力を加えてしまうと粉砕してしまいそうな脆さを感じました。

なので慎重に頭にネリケシを詰めてペンに装着・・・はせずに部屋にあったゾイドにはめることを試行。するとザバットという飛行タイプのゾイドの頭部に結構自然にフィットするではありませんか。

表情のせいもあって必死に飛んでる感じが良さげなので私の家の梶田さんはゾイドと合体しました。他の方の作品は #フィギュア梶田 というハッシュタグでツイッターに投稿されているものの一覧が見れますのでぜひそちらもご覧下さい。

私が購入に成功した後、３週目の購入競争が行われました。流石に１分で売り切れることはなく、３０分ほどで完売しましたので今なら欲しい方は買いやすいかもしれません。

梶田さんの頭部は「一般民衆が異なる立体造形どうしを組み合わせて新しい価値を創造するフィギュア」という、立体造形芸術史に新たに登場したものだと思っています。

※以前も「まどかタイタス」などフィギュアコラージュはありましたが梶田さんのフィギュアほど他のフィギュアと合体したものはないと思われます。

もしよければ皆さんも１つ購入して、この新しいアートを楽しんでみてください！