2月8日:投稿
2月15日:<車載マウント>活用術 更新。
Ⅰ:初めに
今回レビューさせていただくのは「FUEL iON/iPhone5/5S <ケース&充電スタンド>」になります。
この製品はマグネット式の無線式充電器です。Qiなどとは違い、接点を介して充電します。なので、パッケージには専用のケースとチャージャーが入っています。
早速レビューしていきたいと思います。
※利用端末
・iPhone 5s(以下iPhone)
・iPod touch 5th
ユーザーへの気遣い。
Ⅱ:開封!
パッケージはクリアタイプを利用し、パッと見ただけで中にどのような製品が入っているかわかりやすくなっています。また、クリアなことを利用して外から「これは磁気式充電端子ですよ」などと表記していることで、購入者に直感的に理解させています。
前にはスマートフォンケース、後ろにはスマートフォンスタンドが封入されているのがわかります。セットで売っているのものだからこそ、どっちも確認できる配慮がしてあるのが嬉しいです。
封入物は
1:スマートフォンケース
2:スマートフォンスタンド
3:イヤホン用延長ケーブル
4:充電用MicroUSBケーブル
5:簡易説明書
の5つとなっています。
充電用ケーブルしか入っていないのは、iPhoneの充電器を利用して使うことを考えて省かれているのだと思います。メーカー公式のページによると磁気式充電端子からの出力が「5V1A」とのことなので、それで大丈夫でしょうね。
スマートフォンケースの裏面はこんな感じ。充電用端子とカメラ穴があります。
内側にはケースの装着方法が図解されています。
その図解通りにiPhoneを装着してみました。
しっかりと装着されました。
カメラ穴や電源ボタン、音量ボタン周りなどはきっちり余裕が確保されています。
ただ、イヤホン周りだけはどうしても埋もれてしまうので、このように所持しているイヤホンが使えない場合は付属の延長コードを利用する必要が出てきます。
実際に試してみたところ、やはりL字プラグはほぼ確実に刺さらないので、ケーブルを使って延長する必要がありました。
一応ですが延長コードも金メッキ処理されているので、音質的にも安心?かな?
スタンドは至ってシンプルな角度変更不可タイプのものです。
裏面にはグレーのゴムマットが装着されており、滑りにくくなっています。
(また、当たり前ですが下部には重量物が入っているので、とても安定しています。)
背面にはMicroUSB端子があるだけです。そこに付属のMicroUSBケーブルを挿して充電するようです。
説明書を読んでみました(読もうとしてみました。)
すべて英語です。できれば日本で売るなら簡易的でもいいので日本語のマニュアルがほしいところ。
少し考えれば使えるのに、何も考えずに「保証書が英語で読めなかった」とかいう苦情が出そう。
情報の垂れ流しに最適。
Ⅲ:実際に使ってみた
まずはこのケースのサイズから。
寸法は「1.25 cm (D) x 6.2 cm (W) x 13.7 cm (H)」、重量は「41gm」となっています。(メーカー公式)
あまりに多様なサイズの製品はない気もします。厚み的には iPhone 3G程度ですが、角があるので3Gより持ちづらいです。男性の方は問題無いと思いますが、女性の方はデザイン、サイズともに少々向かないかもしれません。あくまで先入観ですが。
スタンドへの装着感は近づけるとかちゃっとくっつくイメージです。外すときは多少スタンドが浮くこともありますが、それくらい磁石が強いので、充電中や操作中は安定して使えます。
この製品の用途的に考えて、Twitterのタイムライン表示やYoutubeなどの動画垂れ流しに向いていると思ったので利用してみました。ちなみにこれは縦だけでなく横向きで固定することもできます。
実際に使ってみて、スタンドの安定感、充電されっぱなしなので画面がつきっぱなしでも気にならないこと。
また、このケースの下部にあるスリットはスピーカーの音を前に向けるようになっており、これのお陰で音が明後日の方向に飛ばずによく聞こえます。
Ⅳ:iPod touch 5thでも使えるようにしてみた。
iPhone 5とiPod touch 5thは同時期に発表された製品ということもあり、寸法が非常に似ています。
比較してみると、iPhone 5よりiPod touch 5thのほうが縦に0.4mm短く、厚みが1.5mm薄いです。
縦の差はさておき、つまり厚みさえなんとかしてしまえば使えると考えられます。
まずは試しにそのままはめてみました。
が、案の定厚みの差のお陰でLightningコネクタが挿さりません。
挿すためにはコネクタ付近を浮かせる必要があるが、そうしてしまうとコネクタに負担がかかってしまうのでNG。
というわけで、ちょいと工夫してみます。
要は厚み1.5mm程度のものを下に挟んでしまえばいいわけです。
なので、購入してきたのは100均の薄そうなフェルト。多分1.5mmくらいなはず。
これをiPod touch 5thの外形に合わせてカットし、角を落とし、カメラ付近をごっそり取り除きます。
そうしてできたものをFUEL iONに装着し、iPod touch 5thを装着すると、ピッタリハマりました。
ボタン類も問題なさそうです。
これでiPod touch 5thでも使えるようになりました。
きちんと充電できています。
同じようにこちらでもYoutubeを再生してみました。安定して使えて好印象です。
もしiPhoneでなくiPod touchでも使えたらいいのになぁという人はこうしてみるといいかも。
圧倒的安定性。
Ⅴ:開封!
こちらはケースと違い、紙タイプのパッケージです。
どう使うのかなども簡単に図解してあるのでわかりやすいですね。
封入物は
1:充電端子部
2:台座プレート
3:台座本体
4:充電用MicroUSBケーブル
5:シガーソケットチャージャー
の5つとなっています。
端子部と台座本体をつなげてみました。予想以上にしっかりと装着されます。
首の部分はある程度曲がったりするようになっています。クルマに付けてから、ちょうど良い角度に変更するためですね。
吸盤は非常にしっかりとしており、なかなか外れません。吸盤部そのものの粘着性も強く、一度つけたら本当に外れるのか?というほど強いです。使い方は普通の吸盤と一緒でした。
シガーソケットチャージャーは2ポートついています。
FUEL iONだけで端子が埋まらないので他の充電機器があっても気軽に使えますね。
吸盤用台座はこちら。強い湾曲面にこれをつけることで、吸盤を安定して使うことができるようになります。粘着テープは安心の3M製。
Ⅵ:取り付けてみて。
実際にクルマに取り付けてみました。
使用車種
ダッシュボードがゆるめですが湾曲しているので、そこに装着します。僅かな湾曲なら吸盤用台座を使う必要はないかもしれません。
装着してみました。この後外してみようかと思いチャレンジしましたが、吸盤の粘着が強くて外せませんでした。
FUEL iON装着。スタンドと同様にしっかりとくっつきます。もちろん横もOKです。
Ⅶ:使ってみた。
ケース同梱のスタンドと車載マウントでは磁力が車載マウントのほうが強いと公式には案内されています。ですが、本当に強いのかと気になったので実際に動画を取りつつ走行してみました。
外から取り付けた場所を確認。わかりづらいですが、オンダッシュのこの位置です。そしてカメラとなるFUEL iONは横向きにセットしました。
クルマの車高は落としてあります。冬タイヤなので硬さは和らげられていますが、普通のままのクルマよりバネレート、ダンパー減衰力ともに高く、結構ガタガタ揺れるので、テストにはちょうどいいかなと思いました。
横向きにセットてカメラの位置が下がったせいで画面の半分から下すべてがワイパーとダッシュで見えなくなってしまっていますが、上半分で見てもらえればと思います・・・。
動画の16秒位のところで実際に強い揺れがありましたが、落ちる気配はありませんでした。ただ、とても強く揺れていましたが・・・。動画のほうではあまり揺れていないように感じますが、運転していた私にはとても強い揺れが来ていました。
多分ここまでの強い揺れがあっても落ちないのなら、ツイキャスなどで車載動画が安心して配信できそうです。また、簡易的ですがドラレコにもさせることができそうです。
面倒な行為を面倒でなくしたら、それは成功。
Ⅷ:FUEL iONのメリット・デメリット
1週間ほど使ってみて感じた、メリットとデメリットです。
まずはメリット。
①無線充電であるが、Qiではないということ。
②とても手軽に充電できるということ。
③スタンドがちょうどいい角度なので、Twitterなどのソーシャルアカウント表示やテレビ電話にピッタリ。
④小細工をすればiPod touch 5thにも使える。
⑤(専用の台座が必要だが)クルマの中でも安定して利用することができる。
逆に、デメリット。
①Qiと違って汎用性がない。(専用ケースを付けないといけない。)
といったところでしょうか。
Qiであることがメリットでもありデメリットでもあります。まぁ正直Qi自体も日本ではそんなに普及していないので誤差ですね。
充電という面倒な行為を、とても楽にしてくれるのが好印象ですね。
友人に、「わざわざケーブルを指すのが面倒だから充電が切れたら充電する」という人がいるのですが、そういう人にはこの製品がぴったりだと思います。
面倒くさがり屋の人には最高の製品。もちろんそうでなくともね。
Ⅸ:まとめ
単なる充電器として使うのがメインですが、充電しながら何かできるという安心感があるので気兼ねなく動画の再生などに使えます。とても良いと思います。
「ケーブルを刺して充電するのが面倒。」「家でもっと快適に動画を見たい。」などと考えている人に非常におすすめのケースです。購入してみると小さなストレスが無くなるかもしれません。
今回このような機会を与えてくださったZIGSOW運営事務局様、またHATT様にお礼を申し上げます。ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
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