NW-X1000シリーズ→NW-Z1000シリーズと、長くノイズキャンセリング機能搭載のウォークマンを使ってきており、次期の「携帯音楽プレイヤー」を選定するうえでノイズキャンセリング機能は必須項目であった。つまりウォークマン縛りであった。

　ただ、当時のフラッグシップ機はNW-ZX100で、音質はいいが重いデカいという機種だった。そこまでは求めておらず、かといって他ではディスプレイサイズがちょっと小さかった。また、NW-Z1000シリーズでandroidデビューしており、もはや小型情報端末を手放す選択は取りにくかった。

　検討する中で、当時発売されていたウォークマンよりも、Xperia Z3 CompactがNW-Z1000シリーズの代替として適していると考え、導入した。当時は流通価格としては底値にあたるときで、過去のウォークマンのフラッグシップ機と比べ、割安感があった。

　結果として、ノイズキャンセリングを維持しつつ、NW-Z1000シリーズに比べれば雲泥の差のマシンパワーと格安simでの常時通信を手に入れ、生活のスタイルが変わった。いまだにガラケーとの2台持ちを維持しているが、Edyなどもこちらに移行し、デバイスの中心に位置している。