GeForce GTX 750 Tiは2年前の製品でありながら後継製品やAMDからの対抗馬が現れないので未だロープロファイル最上位の地位を維持している。ロープロの750 TiはGalaxyの他にGigabyte、MSI、玄人志向から発売されているが、一番高クロックな製品がこのGalaxy版(1072/1150MHz)となる。GigabyteはOC版ながら少しクロックが落ちる(1033/1111MHz)が唯一のDisplayPort対応モデルなので4Kを使いたいならGigabyte版にするべき。現在のHDMI1.4では4Kは30Hzまでしか対応していない。MSIはノーマルクロック(1020/1085MHz)+ツインファンなので冷却性能は一番。玄人志向はGalaxyのOEMだがクロックがノーマルで差別化されている。性能ならGalaxy、DP(4K)ならGigabyte、冷却ならMSI、値段なら玄人志向といい感じにすみ分けがなされていると思う。
このGalaxy版はファンの回転数もAfterBurner等(Galaxyのツールは使いにくいので他を推奨)でコントロール可能で意外と静音化できる。使用中のトラブルとしては夏場に熱でファンのシール(厚紙)の粘着剤が緩んでしまい、遠心力でずれて外装と干渉してひどい異音を発生させたことがある。ただのプラシールならこんなことにはならかったと思うが気になるなら取っ払ってしまった方がいいかもしれない。GeForce 950シリーズも補助電源が必要でロープロは厳しそうのを見ると2016年度中も750Tiの地位は安泰か。そろそろAMDにも頑張って欲しいところ。
-
購入金額
16,980円
-
購入日
2014年02月頃
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。