【感想】
発売日に購入しました。
初代Padfoneも十分性能は高かった(S4 Snap Dual + 1GB RAM + ICS)と思いますが、今作はさらに強化され、S4 Snap Quad + 2GB RAM + JBになりました。
個人的にはそれだけで手が伸びるかなと。
ディスプレイ解像度はスマートフォン側がHD(1280*720)、タブレットドック側がWXGA(1280*800)です。タブレットドックに差し込んだからって表示範囲が増えるわけではないのが微妙に痛いです。
ディスプレイはSHARP製IGZO液晶です。私個人として、SONYの液晶やSamsungの有機EL等をよく見ていますが、SHARP製ディスプレイは段違いできれいだと思います。(上記二社は見飽きてしまったというのもあるかもしれませんが。)
CPUはS4 Snapdragon Pro APQ8064 1.5GHz。Cortex-A15と同じクラスのアーキテクチャを用いて設計されているので、非常に性能が高いです。
RAMは余裕たっぷりの2GB。私個人として、Androidで2GBメモリを使い切るようなことはほとんどないと思っています。今後の進化で足りなくなる可能性がないとは言い切れませんが。
この機種の特徴は、優れたスペックより、スマートフォンをタブレットドックに合体させることでタブレットになるということだと思います。
スマートフォンからタブレットの移行にはおおよそ1秒必要になります。
壁紙の設定はスマートフォンとタブレットで別々です。(私はなんとなく同じ壁紙を利用しています。)
アプリによりますが、スマートフォンの際に起動していたアプリはドッキングした際、自動的にタブレット側で開かれます。その逆も可能です。(ごく一部のアプリは起動できない場合があります。)
難点といえば、タブレットの裏面の形状でしょうか。机に置くと非常にグラグラします。これはドッキング機構がある以上仕方ないと思います。
手に持つ際はあまりその厚い部分に触ることはないと思います。(横持ち。縦持ちして中央部を持った際は触ることになります。)
少々重い気もしますが、iPad 3並だと思っています。700g程度だと腕の筋肉が鍛えられる気がします。
非常に面白い製品ですが、価格とSIMフリーということがネックだと思います。
ガジェクラのような方々にはいいと思いますが、特にSIMフリーというのは敷居が高い気がします。日本のようなSIMロックが前提となっている携帯電話、スマートフォンが普及してきて、いきなり何の説明もなしにSIMフリーというのは…。
つい最近のMWC2013においてPadfone 2の後継機種、Padfone Infinityが発表されました。非常に周期が早いですね…。
5インチFHD液晶搭載スマートフォン+10.1インチWUXGA液晶搭載タブレットで、999ユーロで販売される予定になっています。
さすがに性能もずば抜けていますが、価格もずば抜けている気がします。
10万円あったら安めのノートPCが買えますよね、仕事で使いたいならAndroidの互換オフィスより、Microsoft Officeが使えるパソコンがいいと思うのですが…。
ですが、やはり面白い(奇抜な)製品をだす余裕があるということでしょうか。日本企業がそれを行える余裕も、昔はあったのでしょうが、今は息切れしている気がします。どこまで日本企業が復活できるか、期待しています。
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購入金額
79,800円
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購入日
2013年01月12日
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購入場所
ヨドバシカメラ千葉店
nobooksさん
2013/03/07
退会したユーザーさん
2013/03/08
コメントありがとうございます。
こういう面白いものいいですよね!
もっとたくさん目を引くギミックを搭載したものが出てくれるといいですね(`・ω・)