まずはスペックなどから
ロジクール G600 MMO ゲーミングマウス
3つの主要ボタン
2列に配置された6個のサムボタン
クリック可能なティルトスクロールホイール
サムパネルは1600万色以上のカスタマイズが可能
解像度dpi : 200-8200
センサー方式 : 不可視レーザー
最大加速度 : 30G
最大スピード : 160インチ/秒
レポートレート : 1000/秒
総ボタン数 : 20
ホイールチルト : 有
保証 : 3年
レビュー時実売価格 : 7000円程度
最近のハイエンド系モデルとしては抑える所はしっかり抑えてある性能であると思います
MMOゲーミングと銘打っているだけあり、ボタンの豊富さはカスタムのやりがいがあります
今回比べるのに使用した物は
Microsoft SideWinderマウス
PowerSupport エアーパッドプロⅢ
上記2点となります
☆★フィット感★☆
握り.JPG
ポジションは手首を接地し、深く握るタイプの変形かぶせ持ちです
手首を完全に固定した状態で振り子のように振るスタイルですので、ハイセンシ型です
3画面での端から端まで手首を固定したままでカーソルの移動ができる程度となります
握ってみた感じは大きくも無く小さくもなく、ちょうどいいかな？と感じます
各指に負担が少なく、自然とポジションが決まります
薬指が上に来るスタイルですので、指の住み分けがしっかり出来て疲れないかと思います
小指のポジションはゴムの滑り止め 逆スラントしているのでスッポ抜けるような事も無く使用できそうです
マウストップがセンターですので、自分のように手首を置いて持つスタイルだと手首に不自然な角度も付かず疲れにくいです
マウストップが後ろ側（手首に近い側）来るマウスタイプだと手首が痛くなったり疲れたりしました
クリック感は非常に軽く、上3つのクリックに関しては押すと言うよりは乗せる程度の力でクリック可能です
スイッチまで1ミリ程度の遊びがあるので、直ちに誤クリックをするような物でも無いと思います
スクロールホイールは適度な重さが有り、しっかりと１ノッチ単位での稼働をします
溝が掘ってあり滑り止め効果もあります
ホイールボタンの使用時でもしっかりと固定されているので押しやすいです
ホイールチルトは少々固めです
良くあるホイールのグラつきは全く無く、調べてから気づいた程カッチリしてます
故に正確なカーソル操作との同時に使用はちょっと出来ない感じです
売りのサイドボタンは自分のポジションだと前側3つは指が届かない事がわかりました
押した感じではクリックとは違い、昔の携帯電話のボタンのような感じです
少々抵抗感があるので、直ちに誤クリックをする感じでは無いですが、高速に移動した場合などに稀に誤クリックしました
しっかり押し分けできるようにG9～G14 G15～G20をセットに中央方面が凹んでおり持った瞬間指がどこにいるかは直ぐわかります
マウス自体が少々重いかな？と思います SideWinderと比べると、持ち上げた時に感じました
ただ自分はハイセンシ型なので、そもそも移動量が少なく持ち上げる事がほぼありません
少々力の入る環境でも重量があるので、ミリ単位の移動に安定感が好感をもてました
ローセンシプレイヤーさんだと重くて疲れる 持ち上げた時にサイドキーを誤クリックしてしまうなどがあるかも知れません
☆★ソフトウェア★☆
ダウンロード.png
ロジクールからダウンロードする形となります
別段迷う事は無いかと思いますが、当方環境でダウンロードをした時にVista or 7 32or64bitでしか選べませんでした
XPで使用可能かどうかは確認できませんでした
設定切り替え.png
マウス内部メモリでの動作設定と、ソフトウェアからの動作設定が選べます
マウス内部メモリ側での設定は1キーにつき、マウスで行う操作部分orキーボードで行う同時押し3キーまでの登録が可能です
ソフトウェア側での動作時は項目がかなり多く、一つのボタンに文章を入れるなどの事も可能です
キーカスタマイズ.png
設定モードは3つ+各Gシフト機能で、1プロファイルにつき6種類の使い分けができる形です
Gシフトボタンは押している間だけ、ボタンの設定をGシフト専用の物に変える事ができる機能となります
ホイールチルトや左右クリック含め、全てカスタマイズできます
左クリックのGシフト時に、右クリック動作を割り当てるなどの事も可能でした
カラーマネジメント.png
モード毎にサイドのボタン色が変えられるので、わかりやすいです
ポインタ速度設定.png
マウスのカーソル速度のカスタマイズも十分に用意されています
マウス内部メモリへの設定は、簡易的な物で速度を4段階 レポートレートは1000まで設定できます
ソフトウェア設定では、縦軸 横軸を別々に5段階ずつ設定可能 設定モード毎に変える事が可能です
ゲームによって自動でプロファイルを切り替える機能もあるので、しっかり登録しておくと使い分けが楽にできそうです
自分のように手首を固定した上で作業する場合、上下方向の設定ができるのはとても嬉しい機能です
☆★ゲーム★☆
ラグナロクオンラインと言うMMORPGをプレイしながら色々セッティングしてみました
このゲームはクリック移動の平面移動型3DMMORPGとなります
ショートカットは基本的にファンクションキーに割り当てられており、9個使用可能です
基本的には常時チャットモードが可能となっており、ファンクションキー以外を押すと戦闘中などでもチャットが即時行えるシステムです
チャットモードをOFFにすると9個使用出来たスキルキーが、ファンクションキー以外にも割り振られ、最大で36個のショートカットが使用出来るシステムとなっています
ゲーミングキーボードを使用しており左側にカスタマイズキーがあるので、左手のポジションがかなり左寄りです
親指等を使っても4RFVのラインまでしか咄嗟に使用できないので、そのラインまでの16個+カスタマイズキー4つしか使用していません
そこでG600を使用し、4RFV以降右にスキルを割り振り、マウス操作でスキルを使用してみよう！となりました
まず自分の使いやすい範囲のキーとしてはG15～G20でしたので、この6つに使わず我慢していた便利なスキル一部とアイテムを割り振りました
Gシフトを使用すると、更に6つ同キーに設定できます これは右薬指でGシフトしながらなので、回復アイテムと装備変更を割り振りました
その状態で戦闘してみましたが、やはり慣れが必要で咄嗟にボタンは押せず、回復アイテムを使えない などが少々ありました
これは慣れの問題だと思うので、追記にて慣れた時の使用感は更にアップできればと思います
今までは戦闘中にイベントリを開いて使用していたアイテムなど（状態異常回復など）が戦闘状態のままでも使用可能なので、楽だなと思います
元々押し間違えなどをしないように完全固定ポジションだったので、咄嗟に使用出来るスキルが少なくPT狩りを少々遠慮する事があったのです
G600を使用すれば右手でPT狩りに必要なスキルを増やせたので、慣れたら大人数狩場に行けそうです(プレイヤースキルの問題と言われればそれまでですが)
今回は時間が無くこの程度しかプレイできていないので、追記にてG600を追い込んで行きたいと思います
☆★その他★☆
ブラウザを使う場合の設定等も可能で、自分は戻る進む ホームを開く タブを作るなどのショートカットを設定してみました
プロファイル単位でモードが3つ設定できるので、仕事用ソフトに最適化などをしても使いやすそうです
文字 数字 文章なども登録可能で、使い方によっては大幅に効率化が図れる可能性があります
キーも多いので、様々な使用方法がありそうですが、自分の頭ではあまり思いつきませんでした
☆★いい点 改善点★☆
いい点は
やはりカスタマイズ機能はゲームのみならず、仕事やPCでの作業などに使えるなと思います
膝に手を置くような感覚で自然と持てるのが、かなり良い感じでした
改善点は
まず重量でしょうか
自分は気になりませんが、ローセンシの方だとストッピングが甘くなるかと思います
ソールパッドの分離化も、ゲーミングとしてはあったほうがいいかと思います
SideWinderではソールは分離可能で滑り方の調整が可能でしたが、
滑りの調整が出来れば幅広いユーザーに対応できるのではないか？と思う
写真が少ないかと思いますが、撮ってありますので時間が出来次第アップして行こうと思います
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