レビューメディア「ジグソー」

Sandy Bridge搭載ThinkPad Xシリーズ Tablet

ThinkPad X201iからの買い換えで購入しました。
レノボ直販サイトで5月1日に注文、14日に到着しました。予定納期は4週間程度でしたが2週間で納品されました。

以下、簡単なレビューを掲載したいと思います。

【構成】
・Core i5-2520M
・Windows 7 Home Premium 64
・12.5型HD液晶 (1366x768 300nit IPS インフィニティ・ガラス LEDバックライト) - マルチタッチ対応(指・デジタイザーペン) 2x2
・6GB PC3-10600 DDR3
・英語キーボード
・指紋センサー
・カメラ(HD 720p対応)
・250GB ハード・ディスク・ドライブ, 5400rpm
・6セル Li-Ion バッテリー
・65W ACアダプター
・Bluetooth 3.0
・インテル Centrino Advanced-N 6205


【外観】
前機種であるX200/201シリーズと比べ大きな変化はありませんが、いろいろなところで細かい変更が施されています。
X220 Tablet 天板
X220 Tablet 天板

天板は今まで通りピーチスキン塗装が施されており、大きな変化は見受けられませんが、天板の左側にlenovoロゴが復活しました。ロゴの文字はメッキのような感じ仕上げられており、なかなか良いアクセントになっています。個人的には嫌いではありません。
X220 Tablet 正面
X220 Tablet 正面

X220 Tablet タブレットモード
X220 Tablet タブレットモード

画面上部にはウェブカメラとマイクが、下部にはスピーカーが配置されています。また、タブレットモードにした状態でも扱えるように画面下部には電源ボタン、Windowsセキュリティボタン、画面回転ボタン、指紋センサも配置されています。この位置に指紋センサがあると、タブレット状態でないときは親指で認証するのが楽なような気がします。
X220 Tablet マグネットラッチ
X220 Tablet マグネットラッチ

Xシリーズは今回のX220シリーズからラッチ部分がマグネットラッチ方式となり、画面上部やパームレストに突起やレバーがないためすっきりした印象を受けます。
X220 Tablet ヒンジ
X220 Tablet ヒンジ

タブレット用のヒンジは通常のヒンジには及ばないものの、かなりシッカリした感じです。画面側をつかんで持ち上げてみても画面が回転してしまったりすることはありません。
また、前機種であるX201 Tabletは画面は双方向に回転できたようですが、X220 Tabletでは一方向にしか回転させることができません。
X220 Tablet 側面
X220 Tablet 側面

インターフェイスは本体左側面にUSB2.0x2、VGA、DisplayPort、Expressカードスロットが配置されており、本体右側面にはPowered USB2.0、LANポート、SDカードスロット(SDXC対応)、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックが配置されています。また、右側面にはデジタイザーペンが収納されています。
X220 Tablet キーボード
X220 Tablet キーボード

この部分が今回のXシリーズの一番の変化であると言っても過言ではないと思われるキーボード部分です。TシリーズやWシリーズで採用されているものと同じタイプのものになりました。「Esc」、「Delete」キーが大型化され、電源、ミュートボタンや「CapsLock」キーにはLEDによるインジケータが装備されています。
キータッチはX201に比べカッチリした感じで、底がしっかりしたキーボードという印象を受けます。
また、タッチパット部分はタッチパットとクリックボタンが一体化されたクリックパットが採用されています。
X220 Tablet(左)とX201i(右)
X220 Tablet(左)とX201i(右)

X220 TabletとX220iの液晶の視野角の比較です。X220 TabletはIPS方式の液晶を採用しているためX201iと比べて圧倒的に視野角が広いです。

【タッチパネル、デジタイザーペン】
タッチパネルは他に比較できる機種がないので何とも言えませんが、感度は良好でマルチタッチにも対応しています。
デジタイザーペンは筆圧に対応していて筆圧に応じて線の太さが変化しますが、極めて弱い筆圧の感知は苦手な様子です。絵を描く用途にはあまり向いていない感じがします。ただし、メモをとったり、ノートとして使う用途には十分すぎる性能があると思います。

【バッテリー】
バッテリーのテストは行っていないので正確な時間は不明ですが、バックライト最大でネットを見たりエクセルやパワーポイントなのどソフトで作業をしている状態では3時間くらいはもちます。

【重量】
こちらも未計測のため正確な値はわかりませんが、カタログスペックでは3セルバッテリー搭載時で1.66kgとなっています。通常のX220が1.46kg(6セルバッテリー搭載時)なのを考えると決して軽くはありませんが、以前使っていたX201iに比べて持ち運びの際にこれといって重くなった印象は感じられません。

【まとめ】
購入後1カ月程度使用していますが、率直な感想としましては全体的にしっかりしていて、よく作りこまれている印象を受けます。初めてX Tabletシリーズを買ったためヒンジ部分は大丈夫なのか?と若干心配していましたが、そこはさすがThinkPadといった感じの堅牢なつくりで全く不安を感じません。
タッチパネルやデジタイザーペンに関しても満足していて、これはなかなか面白いと思いました。

そして、今回特筆すべきはやはり値段でしょうか。レノボ直販サイトで最低構成のものに週末限定クーポンを適用すると12万円前後で購入できます。いままでのX Tabletシリーズの製品に比べてだいぶ低価格化されていて、コストパフォーマンスが高くなっています。
いままで値段が高くてなかなか手が出しづらかった製品なだけあってユーザーにとっては嬉しい変化といえるでしょう。

以上で簡単ながらX220 Tabletのレビューとさせていただきます。
Xシリーズを検討している方、コンバーチブルPCを検討している方、是非このX220 Tabletも候補の一つに加えてみてはいかがでしょうか?
  • 購入金額

    136,731円

  • 購入日

    2011年05月01日

  • 購入場所

    レノボ直販サイト

9人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • 名湯さん

    2011/06/05

     X220 Tabletはラッチレスになったのですね。先代までは通常時、タブレット時どちらでもロックがかかるラッチが使われていたので、そういうこだわりが排除されてしまうのが残念です。

     あと、やはり英語キーボードですね。自分のThinkPadでもやっています。


  • AIAWさん

    2011/06/05

    名湯さん、コメントありがとうございます。

    私も今回初めて英語キーボードで発注したんですが、配置が若干違うので慣れるのに多少苦労しました。今ではだいぶ慣れてきました。

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