画面サイズも小さく、バックライトの調節も２段階、発色も当然期待できるものではない。スタンドも壊れやすく、等々どうあっても他のディスプレイに秀でるところを探すのは難しいです。

　おそらくこのディスプレイに求めるところは感圧式であることでしょう。静電容量式（今のスマホなどで使われている方式）が面接触に対し点接触で反応するため、格段にタッチの精度が高く、また反応速度も速いです。とにかく高速・連続・正確にポイントする用途向きです。

　ただし（この機体として）連続的な入力認識は不得意であり、ペイント用途で用いるには不向きです。まっすぐ線を引いて行っても線が途切れ途切れになります。

　ほぼ変わりのない特徴を持っていますので、自分はスタンドなどボロボロになるまで使用しました。後継機種がないのは残念です。